今朝事務所に顔出したところ、机に一通の「アップグレード案内」のハガキが置いてあった。
案内は日本ポラデジタルからで、"CANVAS 15"のアップグレード案内だった。
ちょっと一瞬色めき立った。
昨年のニュースで「カナダのACD Systemが2014年にCANVASのMac版を再リリース」(和訳)との記事を読んでちょっと期待していたので、その案内なのかと思ったのだ。w
残念ながらそんな簡単には出てこないようです...。
日本のCANVAS代理店である日本ポラデジタルからの提案はMac版のライセンスを持っているユーザーへWindows版へクロスアップグレードさせるための優待アップグレード案内だった。
以前テクニカルイラストレーションを描くのにイラレより使い勝手が良かったので、Mac版(Deneba製)を(OS7〜8当時)に使っていた事があるのだが、後を引き継いだ現開発元の"ACD System"が2005年以降Mac版のリリースを中止してしまっている。
もともとAldus SuperPaintというソフトがお気に入りだったのだが 、AdobeによってAldusが買収されてから抹殺されてしまった悲しい経緯がある。CANVASもSuperPaintのようにドローとペイントを両方扱えるソフトウェアだったので技術資料などを作るのに重宝するソフトだった。(そのうちPhotoShopとIllustratorもくっついちゃいそうだけど...w)
そんなライバルソフト達を次から次へと闇に葬ってきたAdobeが昨年ライセンスの提供をクラウドに舵を切った事でAdobeに苦汁をなめさせられてきたソフトウェアにまた活路が見いだされてきたとの見方がされているそうだ。
そりゃ毎日使うわけでも無いソフトに月額5,000円も払えないユーザーは大勢居る。(と思う...)
数万円位でパッケージが買えて、いくつかのバージョンを経てアップグレードしたくなったら2万円くらいで新しいバージョンに出来ればそれにこした事はない。(というか、今まではそうだったんだけどね)
2005年にACD SystemがDeneba買収時にMac版止めたのは、たぶんIntel Mac向けのコードが良くなかったんだろうね。OS Xには対応していたけれど、最後の頃はあまり出来が宜しくなかったようなので...。
ソース書き直してMac版作るほどの採算性は無かったんだと思う。
で話はもどって、今回のポラデジタルの案内。なぜこの時期にこの案内なんでしょ?
今年にもMac版が復活するかもって時になぜ古〜いMac版ライセンス所持者にまで優待案内出してまでWindows版に乗り換えさせる必要があるのか謎です。
まさかMac版は代理店契約に含まれないとか?
意外とただ単純にMacユーザーのサポートが苦手だったりしてね。ww
2013年12月10日火曜日
OSX ServerでiPhotoライブラリを共有してみる
先週デザイン会社のチーフマネージャーからの依頼で、自分が撮りためたiPhotoライブラリ(iPhoto '11)のライブラリを事務所スタッフと共有したいとの事だったので、社内で運用しているOSX Server(Mountain Lion)の共有ボリュームに引っ越しさせて共有させてみた。
Appleの公式ドキュメントによれば、所有権を"無視"した外部ボリュームを用意してそこでライブラリを共有する事を勧めている。
iPhoto:複数のユーザでライブラリを共有する
この"所有権を無視"ってのは重要で、OSXでは昔(OS9以前)のように簡単にファイル共有ができないので結構パーミッション絡みでトラブる事が多い...。
今回はその為だけに専用のHDDを用意するのももったいないって事で、既にファイルサーバー用に用意してある既存のRAIDドライブに専用の共有ポイントを作成して設置してみる事にした。
一応スタンドアローンのMacと違ってOSX Serverで運用しているので共有ポイントを詳細な条件で運用するのはかなり楽ちん。
外注さんとデータのやり取りしているため一応インターネット側からもアクセス出来るサーバーなので、問答無用で共有するわけにも行かない。
取りあえず依頼者のアカウントを"オーナー"にして、デザイン部署のスタッフグループに「読み・書き」権限を与える。その他は"アクセス不可"にして共有ポイントを作成。
あとは個人の端末(MacBook Pro)からサーバーの共有ポイントへ接続して"~/ピクチャ/"以下にある"iPhoto Library"を丸ごとコピー。
データの移行後端末のiPhotoを"Option"キーを押しながら起動してサーバーの共有ポイントに置いてある"iPhoto Library"を指定。
無事サーバーに移行した"iPhoto Library"でiPhotoが起動する事を確認した。
懸念していたレスポンスもギガビットスイッチでLANが組んである為か、意外とストレス無く写真を閲覧できます。
ただ問題なのがライブラリのサイズで、250GB近くあってiPhotoの起動に1分近くかかります。(^_^;;;
これはローカルHDDに置いてある時でも同じくらい時間がかかるのでネットワークボリュームのせいでは無いのだが、多分iPhotoの起動時にライブラリのチェックに時間を要しているのだと思います。
その後個人の無事運用は出来ているのだけれど、2度ほど「iPhoto ライブラリがロックされている...」云々のアラートが出て、iPhotoが起動出来ない現象が発生した。
当然iPhotoライブラリは複数同時アクセスが出来ないので、誰かがライブラリを開くと当然ロックがかかって他の人は開けなくなるのだが、まだ他のスタッフには共有の事実も伝えてないし、実際に誰かが開いている状態でもなかった。
iPhotoを異常終了させても同じような現象になるのだろうけど、本人曰く「ちゃんと終了させてる」との事なので、今のところ原因が掴めていない。
めんどくさいので"iPhoto Library"内に作られる"iPhotoLock.data"ってのを"rm"コマンドでサクッと消しちゃってますが、頻繁に起こるとなると困った事になります...。
しかしなぁ、こんな巨大なライブラリ、多分スタッフは閲覧したがらないと思うよ。w
2013年11月27日水曜日
話題の"Google Voice Search Hotword"を試してみた
昨日のオンラインニュースで"Google Chrome"用の機能拡張「Google Voice Search Hotword」(Beta)がリリースされていることを知ったので遊んでみました。
セットアップは特に何もすること無くて、"Chromeウェブストア"から「Google Voice Search Hotword」をインストールするだけ。
すぐに有効になって「Google Voice Search Hotword」が使えるようになります。
問題なのは機能拡張を有効化した後で、特に設定する場所も無いのにどうしてもリアルタイムな音声認識モードに移行しない。(マイクのアイコンが白抜きのまま)
しばらく試行錯誤してみると、どうやらベータ版ということもあってかトップレベルドメインが".com"である"www.google.com"でしか機能拡張が有効化されない事に気がついた。(マイクのアイコンが黒塗りに変化する)
あいにく現在のGoogleではユーザーの利用している地域を判別してその国々のトップレベルドメインにリダイレクトするようになってしまっているため、日本国内から利用すると"www.google.co.jp"へ転送されてしまう。
しょうがないので、取りあえずChromeの"ホーム"を「Google検索ページ」に指定して、URLに"https://www.google.com/ncr"に指定した。
Googleのサービスではドメインの後に"ncr"を付けることで国別のトップレベルドメインのリダイレクトを回避する事が出来る。(Bloggerのサービスがリダイレクトされるようになって知ったTips)
仕事しているディスプレイと違うディスプレイにChromeのGoogle検索画面を出しっぱなしにしておけば、「Ok, Google」のかけ声の後ハンズフリーでGoogle検索を使える様になり、ちょっと未来的なデスクトップ環境が実現します。(正直Siriの方が遊び相手にはなりますけどね。w)
日本語音声で応答してくれる検索事項が少ないためか、検索結果だけを羅列されても結局人の手によるクリック動作が必要になってしまうし、そもそも"www.google.com"から離れてしまうと、「Google Voice Search Hotword」自体が機能しないのでいまいち利用出来る範囲が限定されてしまいます。
天気予報のようにピンポイントの検索だと検索結果を音声で通知してくれるので、使ってて楽しいっちゃ楽しいんですけどね。w
それにしてもGoogleの音声認識は素晴らしいですね。(人にも依るのでしょうけど...)
すぐに有効になって「Google Voice Search Hotword」が使えるようになります。
問題なのは機能拡張を有効化した後で、特に設定する場所も無いのにどうしてもリアルタイムな音声認識モードに移行しない。(マイクのアイコンが白抜きのまま)
しばらく試行錯誤してみると、どうやらベータ版ということもあってかトップレベルドメインが".com"である"www.google.com"でしか機能拡張が有効化されない事に気がついた。(マイクのアイコンが黒塗りに変化する)
しょうがないので、取りあえずChromeの"ホーム"を「Google検索ページ」に指定して、URLに"https://www.google.com/ncr"に指定した。
Googleのサービスではドメインの後に"ncr"を付けることで国別のトップレベルドメインのリダイレクトを回避する事が出来る。(Bloggerのサービスがリダイレクトされるようになって知ったTips)
仕事しているディスプレイと違うディスプレイにChromeのGoogle検索画面を出しっぱなしにしておけば、「Ok, Google」のかけ声の後ハンズフリーでGoogle検索を使える様になり、ちょっと未来的なデスクトップ環境が実現します。(正直Siriの方が遊び相手にはなりますけどね。w)
日本語音声で応答してくれる検索事項が少ないためか、検索結果だけを羅列されても結局人の手によるクリック動作が必要になってしまうし、そもそも"www.google.com"から離れてしまうと、「Google Voice Search Hotword」自体が機能しないのでいまいち利用出来る範囲が限定されてしまいます。
天気予報のようにピンポイントの検索だと検索結果を音声で通知してくれるので、使ってて楽しいっちゃ楽しいんですけどね。w
それにしてもGoogleの音声認識は素晴らしいですね。(人にも依るのでしょうけど...)
(特にUSJに遊びに行く予定はありません)
ま、カーナビに取って代わろうとしているiOSやAndroidだし、これから益々こういう利用形態が進化していくのでしょうね。2013年11月9日土曜日
Mavericks用Mail.appのアップデート
なんか挙動がおかしいと思ってたんだよね。
GmailとのIMAP同期が上手くいかなかったり、たまに異常なほどCPUへの負荷が高くなったりと不安定だったMavericksのMail.app。
さっそくAppleからアップデータが配布されてます。
見た目がさほど変化のないMavericksだけど、内部はかなり変更されてる。
やはりメインの環境はもうしばらく現状を維持した方が良さそうだ。
なぜか"Macストア"内のカテゴリブラウズではたどり着けないのですが、Apple StoreでLionとMountain Lionのライセンスがそれぞれ2,000円で販売されています。(インストールはMac App Storeからのダウンロードのよう)
そのままMac App Storeでダウンロード販売すれば良さそうなものですが、見つけにくい場所でひっそりと売っています。w
Snow Leopardまでの歴代OSはパッケージで所有しているのでこの際LionとMountain Lionのライセンスも旧機種のために購入しておいた方が良いかもしれません。
GmailとのIMAP同期が上手くいかなかったり、たまに異常なほどCPUへの負荷が高くなったりと不安定だったMavericksのMail.app。
さっそくAppleからアップデータが配布されてます。
見た目がさほど変化のないMavericksだけど、内部はかなり変更されてる。
やはりメインの環境はもうしばらく現状を維持した方が良さそうだ。
なぜか"Macストア"内のカテゴリブラウズではたどり着けないのですが、Apple StoreでLionとMountain Lionのライセンスがそれぞれ2,000円で販売されています。(インストールはMac App Storeからのダウンロードのよう)
そのままMac App Storeでダウンロード販売すれば良さそうなものですが、見つけにくい場所でひっそりと売っています。w
Snow Leopardまでの歴代OSはパッケージで所有しているのでこの際LionとMountain Lionのライセンスも旧機種のために購入しておいた方が良いかもしれません。
2013年10月18日金曜日
MS純正 "Remote Desktop connection" がリニューアル
2008年の夏以降ずっと放置プレイだった Microsoft RDC クライアントのMac版と、ずっと待ちわびてたiOS版が"Windows Server 2012 R2"といっしょにリリースされたので早速インストールしてみた。
Desktop用のクライアントソフトは放置されていたからといっても接続出来ない状態ではないのだが、5年ぶりのアップデート。
今回から"Mac App Store"扱いなのでインストールも楽ちん。
ちなみに旧バージョンの設定ファイルは再利用不可能なようなので、また1から作り直しすることになります。
日本語にローカライズされていないけれど、特に難しい設定することもないので問題なし。
"サーバー名(or IPアドレス)"、"ユーザー名"、"パスワード"をセット。
後は画面サイズやサウンドの再生、ローカルドライブ&プリンターの共有など、シンプルな画面構成になったけど出来ることはほぼRDC2の時といっしょ。
ただ、RDC2であった「セキュリティ」タブは廃止され、認証のセキュリティチェックは初回の接続時にアラートが表示され、"Connect Always"を選べばそれ以降はうるさいことを言わなくなる。
接続してみた雰囲気は...特に変わらず。ww 「若干旧バージョンよりレスポンス良いかな?」ってな程度です。(そもそも未だに"2003 Server"とかで運用してるのでそれ以前の問題です。)
それより今回の目玉はiPhone/iPad版がリリースされたこと。
リモートでサーバーメンテナンスするのはやっぱりモバイル端末から出来て"なんぼのもん"じゃないでしょうか?
iPhone利用し始めた当初から無料、有料問わず色々なクライアントソフトをインストールしては捨ててきましたけど、本家から無料の公式アプリがリリースされたのは非常に喜ばしい事です。
この手のソフトの優越判断はなんといってもUI次第。
今のところ自分の中では"iTeleport"以上の操作性を提供してくれるリモートデスクトップアプリは存在していませんが、後発Microsoftは果たしてどんなUIで操作させてくれるのか検証してみます。
で、ポチッとApp Storeからインストールして起動。
デスクトップ版と同じように接続先のサーバープロファイルを作成してコネクト。
こちらもデスクトップ版と同じように初回の接続時にセキュリティアラートがでますが、やはり"Connect always"で以降黙らせます。
接続した画面での操作はWindows版RDCのように画面中央上部のタブから機能へアクセス。
左側の"十字カーソルアイコン"をタップすると描写が等倍になって画面中程に十字コントロールパッドが出現(ダブルタップで配置場所は移動可能)、左の"キーボードアイコン"をタップすると下からキーボードが出現します。キーボードは更に左右の◀▶ボタンを押すことでファンクションキーなどの機能ボタンへ変化します。(これは使いやすいです)
また中央の"サーバー名"部分をクリックすると上部よりもう一段コントロール部が現れて、右側にはコネクションの"切断"ボタン、左側にはマウスポインターとタブレットモードの切り替えボタンが配置されます。
マウスカーソルモードは"iTeleport"などでも定番の操作方法なので、特筆すべきものは無いのですが、タブレットモード(手書きモード?)にすると、"ペイント"など自由描写の出来るアプリではそのままタブレット端末の画面をなぞって指先で描写することが可能です。
果たしてそんな操作をするシチュエーションがどれほどあるか微妙なところですが、「なぞる」操作ができるコントロールはこのAppが初めてのような気がします。
ただ、画面の拡大・縮小にタブレット端末特有の"ピンチ"操作やスクロールができないため、全画面表示か等倍表示かの二択しか出来ないみたいです。
そのため「もう少し広い範囲で見たい」とか「もう少し拡大して見たい」といった作業が出来ません。
まぁ、後発なだけにそれなりに扱いやすいUIに仕上げて来たのは悪くないと思います。
多分個人的には画面操作が秀逸な"iTeleport"を利用すると思いますけどね。ww
![]() ![]() カテゴリ: [ビジネス] 価格: 無料 |
Desktop用のクライアントソフトは放置されていたからといっても接続出来ない状態ではないのだが、5年ぶりのアップデート。
今回から"Mac App Store"扱いなのでインストールも楽ちん。
ちなみに旧バージョンの設定ファイルは再利用不可能なようなので、また1から作り直しすることになります。
日本語にローカライズされていないけれど、特に難しい設定することもないので問題なし。
"サーバー名(or IPアドレス)"、"ユーザー名"、"パスワード"をセット。
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ただ、RDC2であった「セキュリティ」タブは廃止され、認証のセキュリティチェックは初回の接続時にアラートが表示され、"Connect Always"を選べばそれ以降はうるさいことを言わなくなる。
接続してみた雰囲気は...特に変わらず。ww 「若干旧バージョンよりレスポンス良いかな?」ってな程度です。(そもそも未だに"2003 Server"とかで運用してるのでそれ以前の問題です。)
それより今回の目玉はiPhone/iPad版がリリースされたこと。
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リモートでサーバーメンテナンスするのはやっぱりモバイル端末から出来て"なんぼのもん"じゃないでしょうか?
iPhone利用し始めた当初から無料、有料問わず色々なクライアントソフトをインストールしては捨ててきましたけど、本家から無料の公式アプリがリリースされたのは非常に喜ばしい事です。
この手のソフトの優越判断はなんといってもUI次第。
今のところ自分の中では"iTeleport"以上の操作性を提供してくれるリモートデスクトップアプリは存在していませんが、後発Microsoftは果たしてどんなUIで操作させてくれるのか検証してみます。
デスクトップ版と同じように接続先のサーバープロファイルを作成してコネクト。
こちらもデスクトップ版と同じように初回の接続時にセキュリティアラートがでますが、やはり"Connect always"で以降黙らせます。
接続した画面での操作はWindows版RDCのように画面中央上部のタブから機能へアクセス。
左側の"十字カーソルアイコン"をタップすると描写が等倍になって画面中程に十字コントロールパッドが出現(ダブルタップで配置場所は移動可能)、左の"キーボードアイコン"をタップすると下からキーボードが出現します。キーボードは更に左右の◀▶ボタンを押すことでファンクションキーなどの機能ボタンへ変化します。(これは使いやすいです)
また中央の"サーバー名"部分をクリックすると上部よりもう一段コントロール部が現れて、右側にはコネクションの"切断"ボタン、左側にはマウスポインターとタブレットモードの切り替えボタンが配置されます。
マウスカーソルモードは"iTeleport"などでも定番の操作方法なので、特筆すべきものは無いのですが、タブレットモード(手書きモード?)にすると、"ペイント"など自由描写の出来るアプリではそのままタブレット端末の画面をなぞって指先で描写することが可能です。
果たしてそんな操作をするシチュエーションがどれほどあるか微妙なところですが、「なぞる」操作ができるコントロールはこのAppが初めてのような気がします。
ただ、画面の拡大・縮小にタブレット端末特有の"ピンチ"操作やスクロールができないため、全画面表示か等倍表示かの二択しか出来ないみたいです。
そのため「もう少し広い範囲で見たい」とか「もう少し拡大して見たい」といった作業が出来ません。
まぁ、後発なだけにそれなりに扱いやすいUIに仕上げて来たのは悪くないと思います。
多分個人的には画面操作が秀逸な"iTeleport"を利用すると思いますけどね。ww
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2013年9月26日木曜日
Apple Mail.appの添付ファイル名文字化け対策
今さら書くほどの事でもないけれど、定期的に忘れそうなので備忘録...。
Mac OS X 10.1の頃から多くの苦難を乗り越えて使い続けてきたApple純正"Mail.app"。
ここ近年はめっきり成熟して使い勝手のよいアプリになりました。
ただ一点の問題は客先(Windowsマシン、メールソフト及び環境不明)から送られてくるメールに日本語の添付ファイルがあるとデコード時にファイル名が復元できず文字化けしてしまう事。
基本的に仕事のメールは全てGmailへ転送かけているのでGmailからブラウザー経由でダウンロードすれば済むのだけれど、そこはやはりMail.appでもちゃんと閲覧したいという事で、以前より"MIMEfix"なるプラグインを利用させて頂いて事なきを得ております。
【MIMEfix プロジェクト】
しばらく"MIMEfix-1.8.4.0"をインストールして幸せな日々を送っていたのに、一週間ほど放置していた"OS X Mountain Lion アップデート v10.8.5"(9/12配布)をインストールしてMail.appを起動したところ「MIMEfix-1.8.4.0は互換性が無いので削除したぞ!!(#゚Д゚)ゴルァ!!」ってMailに怒られてしまいました。
で、早速プロジェクトページを見てみたところ、既に最新版(MIMEfix-1.8.5.0)がリリースされております...。
有用なソフトウェアを提供頂きありがとうございます。
有り難く利用させて頂きます。
Mac OS X 10.1の頃から多くの苦難を乗り越えて使い続けてきたApple純正"Mail.app"。
ここ近年はめっきり成熟して使い勝手のよいアプリになりました。
ただ一点の問題は客先(Windowsマシン、メールソフト及び環境不明)から送られてくるメールに日本語の添付ファイルがあるとデコード時にファイル名が復元できず文字化けしてしまう事。
基本的に仕事のメールは全てGmailへ転送かけているのでGmailからブラウザー経由でダウンロードすれば済むのだけれど、そこはやはりMail.appでもちゃんと閲覧したいという事で、以前より"MIMEfix"なるプラグインを利用させて頂いて事なきを得ております。
【MIMEfix プロジェクト】
しばらく"MIMEfix-1.8.4.0"をインストールして幸せな日々を送っていたのに、一週間ほど放置していた"OS X Mountain Lion アップデート v10.8.5"(9/12配布)をインストールしてMail.appを起動したところ「MIMEfix-1.8.4.0は互換性が無いので削除したぞ!!(#゚Д゚)ゴルァ!!」ってMailに怒られてしまいました。
で、早速プロジェクトページを見てみたところ、既に最新版(MIMEfix-1.8.5.0)がリリースされております...。
有用なソフトウェアを提供頂きありがとうございます。
有り難く利用させて頂きます。
2013年4月27日土曜日
職場のデスクトップ環境をリプレース
丸7年も働いた割にはそんなに古さを感じないのはなぜだろう?
現役を退いたトランスルーセントの初代iMacやポリタンクデザインのPowerMacがまだ何台か転がっているけれど、やっぱりシンプルなデザインの物の方が飽きが来ないのは確かだ。
ま、そんなことはさておきポリカーボネートiMacから乗り換えたのは"Mac mini"。
常勤作業で使うわけでも無いし、ネットの仕事が中心(たまにクリエーティブな仕事もあるけど)なので、intel core i5でも十分。
毎度の事ながら、「OSクリーンインストール + 必要な物だけ再インストール」ってのが理想なんだけど、なんせ管理しているアカウント&パスワードの数がハンパ無い。
メール環境なんかもそうなんだけど、FTPクライアント等のログイン情報などもごっそり移さないと仕事が出来ない。
そんなわけで、今回も「移行アシスタント」の力を借りてMac OSX 10.6の環境から10.8へのお引っ越しとなった。
秀逸なツールで、大抵の物は問題なく移行できる。
お決まりのトラブルとしては、マシン固有の"kerberos"関連の"証明書"や"秘密鍵"なども移行されてしまうので、セキュアログインの整合性がおかしくなって"どこでもMy Mac"等のログイン認証が通らなくなってしまうとか、一部のアプリケーションの構成がおかしくなってしまうようなこともある。
今回も一部のアプリでちょっとトラブったので、今後のための備忘録。
まずはPhotoshop CS2でのトラブル。
これは、"Mac mini"とも"移行アシスタント"とは全く関係ないのだけれど、Adobeのソフトウェアは、ソフトウェアを消去する前にアクティベーションを解除しないと、ライセンス持ったまま解除できなくなってしまうという面倒な手続きがある。
PhotoshopやIllustratorなどのアプリは個人所有のライセンスを入れてあるので、退役するポリiMacからライセンスを解除しようとすると、何度やっても「認証サーバに接続できません」と、のたまう。
調べてみると、すでにAdobeはCS2以前のソフトウェアのアクティベーションサーバーを落としてしまっているようで、インストール済みのアプリからライセンスを外せないどころか、新規インストールしてもアクティベーションが出来なくなっているようだ。
「CS2 または旧バージョン製品、Acrobat 7 で「アクティベーションサーバーは使用できません」のメッセージについて」その代わりっていうか、所有ユーザーの使用権利保護のために起動できるシリアルキー付きでアプリ本体のダウンロードが案内されている。
名目上"ライセンス所有者"向け限定で公開しているようだけど、ある意味フリーウェアのような公開状態。www
そもそも、すでにCS2が動かせるプラットフォームも無いので、ライセンス解除出来ないからといって困るような事もなんだけどね。w
ちょっと気になったので調べてみたって事です。
それより今回一番困っているのが"Microsoft Office for Mac"。
なんだかんだ言っても"Word"と"Excel"が無いと、客先とデータのやり取りが面倒なのです。
ポリiMacには"Office for Mac 2008"がインストールしてあったので、そのまま移行すれば使えるかと思ったのに、いざ書類を開こうとすると「Office データベースに問題があります。」とアラートが出る。
指示通り"Microsoft Database Utility"で何度修復して見てもまったく効果無し...。
不思議と新規書類は作成できるのだけれど、既存のファイルは全て「見つかりません」と言って開けず、使い物になりません。(T_T)
(デスクトップにあるファイルが「見つからない」ってどういう事よ?)
"Remove Office"ユーティリティでアンインストールしてから再度インストールし直してみても状況は変わらず。
2008がMountain Lionに対応していないかと、試しに会社にあった2011をインストールしてみても全く同じ状態に陥る。(゚Д゚)ハァ?
そんなわけで、時間切れで放置状態。今だに新しい環境で"Office"が使えない状況です。
サーバーもセットアップしなきゃらならないし、ゴールデンウィーク前にかなり憂鬱...
orz
【2013/9/8追記】
実はその後自分の環境では色々な方法を試しているうちになぜか問題解消してしまって、結論のない記事になってしまっていましたが、同じトラブルに遭われた方からの情報で"Office関連ファイルの完全削除"を行うことにより復旧する事が判明しました。
「Office for Mac 2011 を完全に削除する方法」
キモはLion以降で不可視フォルダにされてしまったホームフォルダ以下の"Library"フォルダの掃除ですね。
Appleの公式の閲覧方法は以下の通りですが、どんだけアクセスさせたくないんだ!って感じの情報ですね...。w
「OS X Lion: 「ライブラリ」フォルダとは?」
2013年3月19日火曜日
Adobe必死だな...。
なんだかAdobeからよく「アンケートのお願い」メールが届く。
きまって"Creative Cloud"に関するものばかりなんだけど、「やっぱり契約者少ないんだろうなぁ...」と想像してみる。
PhotoshopとIllustratorしか使っていない(しかも毎日は使わない)自分のようなユーザーがサブスクリプションや、Creative Cloudを多分現状ではチョイスしない事をAdobeに伝えるために"30分ほどかかる"とうたわれてたアンケートに答えてみました。
(ただ単に抽選で当たるQUOカードが目当てだったりする...w)
サブスクリプションだとアプリ単体が月額2,200円。
全部使える"Adobe Creative Cloud"が月額5,000円。
絶対の信頼を置いているツールだけど、おいらはCGクリエーターじゃ無いので対費用効果が悪すぎるんだよね...。
「走行距離によって保険料が変わる」って商品じゃ無いけど、使用頻度で利用料が変わる"従量課金"見たいなサブスクリプションって出来ないんかね?
宛名書きソフトなんて最たるもので、年に一回しか使わんしね。www
きまって"Creative Cloud"に関するものばかりなんだけど、「やっぱり契約者少ないんだろうなぁ...」と想像してみる。
(ただ単に抽選で当たるQUOカードが目当てだったりする...w)
サブスクリプションだとアプリ単体が月額2,200円。
全部使える"Adobe Creative Cloud"が月額5,000円。
絶対の信頼を置いているツールだけど、おいらはCGクリエーターじゃ無いので対費用効果が悪すぎるんだよね...。
「走行距離によって保険料が変わる」って商品じゃ無いけど、使用頻度で利用料が変わる"従量課金"見たいなサブスクリプションって出来ないんかね?
宛名書きソフトなんて最たるもので、年に一回しか使わんしね。www
2013年3月5日火曜日
Firefox OS
最近ネットで話題沸騰の"Firefox OS"。
AppleのiOS、GoogleのAndroidに続く第三極として注目視されてるらしい。
「"Firefox OS"の関連ニュースをGoogleで検索」
これは長年のAppleフリークのオイラとしても大歓迎。
そもそもAppleみたいな"イノベーション"を売りにしている企業が大きなシェアをとる事はマイナスな面も少なくないはず。
クラウドやサービスに関しては問題ないんだろうけど、ソフトウェアやデバイス技術に関しては常に新しい物を生み出して行くには大きなシェアは逆に重荷になったりすると思ってる。(シェアを取ると保守的なユーザーが増えるし、急激な仕様変更はネガティブな意見も多いからねぇ。)
かと言ってシェアが少なすぎると巨人と闘うには苦戦する部分も多くなる。過去IBMやMicrosoftに苦渋を強いられてきた時代のようにね。
なによりオープンソースな"Firefox OS"がAndroidへの一極化を阻止して、最近やっと大人しくなりつつあるMicrosoftを二度と勢いづけないように奮闘してくれることを願ってる。ww
ある意味1990年代のPCと違ってWebという互換プラットフォームがあるわけだし、いろんなOSが乱立してせめぎ合った方が面白くなると思うんだよね。
(シェアが分散すれば、Appleも輝き続けられる可能性が高くなるし...w)
携帯電話が多機能化され、"スマートフォン"として世間に普及してきてるけど、iPhone使い出して最初に感じたことは今でも変わらず「電話の方がおまけ」って事。
結局デスクトップPCの時代は終わってモバイルPCの時代になったって事だと思ってる。
まだまだ成功するか未知数な"Firefox OS"だけど、オープンソースの利点を生かしてデバイス製造企業などが活性化すると良いですね。
Firefoxの開発元である"Mozilla Foundation"は、MicrosoftがIEバンドル戦略で亡き者にした"Netscape社"の末裔で、Webの技術に関しては老舗中の老舗。
(この後標準を無視したIE支配によるWeb汚染で長い暗黒の時代が続いたのは記憶に新しい)
1990年に初めて買った"Macintosh IIfx"にインストールした"NCSA Mosaic"で、まともにコンテンツのなかったインターネットに接続して"ケンブリッジ大学のリアルタイムコーヒーポット中継"(The Trojan Room Coffee Machine)を意味も無く眺めたのは今から20年前のこと...。
(残念ながらこの歴史的中継は2001年8月で終了しています。)
以上ノートの裏書きでした。
AppleのiOS、GoogleのAndroidに続く第三極として注目視されてるらしい。
「"Firefox OS"の関連ニュースをGoogleで検索」
これは長年のAppleフリークのオイラとしても大歓迎。
そもそもAppleみたいな"イノベーション"を売りにしている企業が大きなシェアをとる事はマイナスな面も少なくないはず。
クラウドやサービスに関しては問題ないんだろうけど、ソフトウェアやデバイス技術に関しては常に新しい物を生み出して行くには大きなシェアは逆に重荷になったりすると思ってる。(シェアを取ると保守的なユーザーが増えるし、急激な仕様変更はネガティブな意見も多いからねぇ。)
かと言ってシェアが少なすぎると巨人と闘うには苦戦する部分も多くなる。過去IBMやMicrosoftに苦渋を強いられてきた時代のようにね。
なによりオープンソースな"Firefox OS"がAndroidへの一極化を阻止して、最近やっと大人しくなりつつあるMicrosoftを二度と勢いづけないように奮闘してくれることを願ってる。ww

(シェアが分散すれば、Appleも輝き続けられる可能性が高くなるし...w)
携帯電話が多機能化され、"スマートフォン"として世間に普及してきてるけど、iPhone使い出して最初に感じたことは今でも変わらず「電話の方がおまけ」って事。
結局デスクトップPCの時代は終わってモバイルPCの時代になったって事だと思ってる。
まだまだ成功するか未知数な"Firefox OS"だけど、オープンソースの利点を生かしてデバイス製造企業などが活性化すると良いですね。
Firefoxの開発元である"Mozilla Foundation"は、MicrosoftがIEバンドル戦略で亡き者にした"Netscape社"の末裔で、Webの技術に関しては老舗中の老舗。
(この後標準を無視したIE支配によるWeb汚染で長い暗黒の時代が続いたのは記憶に新しい)
1990年に初めて買った"Macintosh IIfx"にインストールした"NCSA Mosaic"で、まともにコンテンツのなかったインターネットに接続して"ケンブリッジ大学のリアルタイムコーヒーポット中継"(The Trojan Room Coffee Machine)を意味も無く眺めたのは今から20年前のこと...。
(残念ながらこの歴史的中継は2001年8月で終了しています。)
以上ノートの裏書きでした。
2013年2月14日木曜日
MSN Messenger 終了の案内が届く
MicrosoftによるSkype買収に伴って昨年11月に発表されていた"MSN Messenger"が終了するとの話。
messengerアカウントでもあるHotmailのアドレスにMicrosoftから「Messenger から Skype へのアップデートのお願い」というメールが先月届いていた。
個人的にもともとIT関連の仕事のチャットは"Skype"でしかしていなかったので特に環境が変化するわけではないし、messengerサービスもすぐに廃止になるようではなさそうだが、アカウントを移行することでmessengerの連絡先もSkypeに取り込まれるようなのでこのさい移行作業を済ますことにした。
Messengerに表示されるバナーからたどってSkypeのインストールを行うとmessengerのアンインストールまでやってくれるみたいだけど、これは多分Windowsだけの話。
逆に、自分の環境ではmessengerのアカウントもAdiumに組み込んで運用していたので、messengerを起動したこともない。ww
というわけで、messengerで利用していた"Windwos Live Account"(Windowsほとんど使ってないんだけどねw)と"Skype"のアカウントを結びつけて、どちらのアカウントでもログイン出来るように手続きをすすめる。
正直Hotmailのアドレスには一部の取引先担当者くらいからしかメールが届かない使用頻度なんだけど、Live アカウントがないと、Microsoftのサービス受けるには必要だからしょうがない。
今時はいろんなサービスでFacebookアカウントでもログイン出来るようになっているけれど、あえてここは結びつけない。
友達増やしていくためのソーシャルネットワークなんだろうけど、基本オフラインの友達としかオンラインでも友達にはなりません。www
messengerのアカウントが無事Skypeへ移管された所で、AdiumにもHotmailアカウントをセットして完了。
よく考えればHotmailもSkypeもよそから手に入れたサービスなのに、MSオリジナルのmessengerが消えていくんだね...。
messengerアカウントでもあるHotmailのアドレスにMicrosoftから「Messenger から Skype へのアップデートのお願い」というメールが先月届いていた。


逆に、自分の環境ではmessengerのアカウントもAdiumに組み込んで運用していたので、messengerを起動したこともない。ww

正直Hotmailのアドレスには一部の取引先担当者くらいからしかメールが届かない使用頻度なんだけど、Live アカウントがないと、Microsoftのサービス受けるには必要だからしょうがない。

友達増やしていくためのソーシャルネットワークなんだろうけど、基本オフラインの友達としかオンラインでも友達にはなりません。www
messengerのアカウントが無事Skypeへ移管された所で、AdiumにもHotmailアカウントをセットして完了。
よく考えればHotmailもSkypeもよそから手に入れたサービスなのに、MSオリジナルのmessengerが消えていくんだね...。
2012年12月15日土曜日
Adobe製品 CS6へアップグレード
うかつだった...。
年内が期限だとはかなり前から知っていたんだけどね。
ただここ年末に近づくにつれて何かと散財することが多く、ついつい後延ばしにしてきたPhotoshopとIllustratorのCS3からCS6へのアップグレード。
昨日アドビから"最終警告"とも取れるアップグレード期間終了の案内が届いたので、そろそろ手配しないとまずいかと思い前々から目星を付けていたAmazonの最安値パッケージを購入しようとアクセスしてみたところ...
え?ない!?
Amazonが2万3千ちょっとぐらいで販売していたパッケージがない!!
残っているのは3万(?)越えのマーケットプレースから出品されているものばかり...。
(Adobe Onlineでも26,800円で購入出来るのに、なぜこの値付け?)
慌てて"価格.com"などで、CS6のアップグレード版を扱っているショップを探しまくってみたのだが、2万4千円台で扱っていたお店はことごとく完売状態。orz
しくじった...。(T_T)
まさかパッケージの出荷本数をセーブしていたとは思わなかった。
まぁ、期限付きのパッケージだし、年開けて売れ残ったものは回収しないといけないものだろうから流通本数を調整していたのは当然の事かもしれないけどね。
まだ2万5千円以下で取り扱っているショップもチラホラとあったんだけど、送料が別途あったり、支払い方法が限定されていたりとか、まして「お取り寄せ」になっているお店で手配してまた後でバタバタする余裕も無かったので、会社ではなにかとお世話になっているDELLのオンラインショップを利用してみた。
個人的に生まれてこの方Windows PCを1台も購入したことのないオイラが、DELLのオンラインショップでMac版のソフトウェアを購入するはめになるとはね...。www
(扱っていること自体が不思議だけど、利用しているMacユーザーいるのかなぁ?)
DELLらしく(?)、Safariだとカートの挙動がおかしくて操作出来なかったのでFireFoxで手続きを行った。w
結局PhotoshopとIllustratorの2本を手配し、Amazonで購入する予定だった金額より4千円近く高いものになってしまった。orz
衆議院総選挙で論争まっただ中の"消費税"も難しい所だけど、来春から始まる
の方もかなり困っているわけで、このままAdobe税の方針が変わらないとすると、OS9の古いシステムを長い間キープし続けた、悪しき移行の歴史をまた繰り返すべく"CS6"シリーズと10.7〜10.8ぐらいのMacを当分維持しなければならない予感。
(OS9→OSXの時はアドビのせいじゃないけどね)
お願いですから個人ユーザー向けのライセンスは「全部ぶっ込み月額5,000円」ってライセンス方法は考え直して下さいな。
実際PhotoshopとIllustrator以外全く使う予定が無いですし、欲を言えば単品ワンコイン(¥500/月)ぐらいで好みのソフトを組み合わせて利用出来ると良いんだけどなぁ...。
利用者数が少ないソフトウェアの開発費も工面しなきゃいけないので、アドビの中の人も大変なんだろうけどね。
でもやっぱり毎年6万円は払えません...。orz
年内が期限だとはかなり前から知っていたんだけどね。
ただここ年末に近づくにつれて何かと散財することが多く、ついつい後延ばしにしてきたPhotoshopとIllustratorのCS3からCS6へのアップグレード。
昨日アドビから"最終警告"とも取れるアップグレード期間終了の案内が届いたので、そろそろ手配しないとまずいかと思い前々から目星を付けていたAmazonの最安値パッケージを購入しようとアクセスしてみたところ...
え?ない!?
Amazonが2万3千ちょっとぐらいで販売していたパッケージがない!!
残っているのは3万(?)越えのマーケットプレースから出品されているものばかり...。
(Adobe Onlineでも26,800円で購入出来るのに、なぜこの値付け?)
慌てて"価格.com"などで、CS6のアップグレード版を扱っているショップを探しまくってみたのだが、2万4千円台で扱っていたお店はことごとく完売状態。orz
しくじった...。(T_T)
まさかパッケージの出荷本数をセーブしていたとは思わなかった。
まぁ、期限付きのパッケージだし、年開けて売れ残ったものは回収しないといけないものだろうから流通本数を調整していたのは当然の事かもしれないけどね。
まだ2万5千円以下で取り扱っているショップもチラホラとあったんだけど、送料が別途あったり、支払い方法が限定されていたりとか、まして「お取り寄せ」になっているお店で手配してまた後でバタバタする余裕も無かったので、会社ではなにかとお世話になっているDELLのオンラインショップを利用してみた。
個人的に生まれてこの方Windows PCを1台も購入したことのないオイラが、DELLのオンラインショップでMac版のソフトウェアを購入するはめになるとはね...。www
(扱っていること自体が不思議だけど、利用しているMacユーザーいるのかなぁ?)
DELLらしく(?)、Safariだとカートの挙動がおかしくて操作出来なかったのでFireFoxで手続きを行った。w
結局PhotoshopとIllustratorの2本を手配し、Amazonで購入する予定だった金額より4千円近く高いものになってしまった。orz
衆議院総選挙で論争まっただ中の"消費税"も難しい所だけど、来春から始まる
Adobe税
の方もかなり困っているわけで、このままAdobe税の方針が変わらないとすると、OS9の古いシステムを長い間キープし続けた、悪しき移行の歴史をまた繰り返すべく"CS6"シリーズと10.7〜10.8ぐらいのMacを当分維持しなければならない予感。
(OS9→OSXの時はアドビのせいじゃないけどね)
お願いですから個人ユーザー向けのライセンスは「全部ぶっ込み月額5,000円」ってライセンス方法は考え直して下さいな。
実際PhotoshopとIllustrator以外全く使う予定が無いですし、欲を言えば単品ワンコイン(¥500/月)ぐらいで好みのソフトを組み合わせて利用出来ると良いんだけどなぁ...。
利用者数が少ないソフトウェアの開発費も工面しなきゃいけないので、アドビの中の人も大変なんだろうけどね。
でもやっぱり毎年6万円は払えません...。orz
2012年9月27日木曜日
10.6のiCloud同期で大はまり...
取りあえずiPhoneと自宅の環境はiCloudなので問題ないのだけれど、会社のiMacがどうしてもLion以上に出来ない。
出力機の関係でApple Talkが切り捨てられた10.6もきつかったけど、Rosettaがなくなった10.7には現時点ではどうしても上げられない。
まぁ、プライベートな情報だし、会社のMacに入れておかなくても良さそうなもんだが、仕事上メールを多用するに当たっていちいちiPhoneのアドレス帳で調べながら作業するのも効率が悪いので"アドレスブック"のデータも同期しようと思い立つ。
"も"って言うのは、実はスケジュールだけは何時でも確認したかったのでiCloudに移行したあとすぐにiCalだけはiCloudと同期が取れるようにセットアップしてあったのだ。
iCal(Snow Leopard)のiCloud同期は意外と簡単で、iCloudに接続してるLion Macの"~/Liblary/Calenders/xxxxxx.caldav/"以下にある"info.plist"ファイルから接続しているサーバー情報の記述
出力機の関係でApple Talkが切り捨てられた10.6もきつかったけど、Rosettaがなくなった10.7には現時点ではどうしても上げられない。
まぁ、プライベートな情報だし、会社のMacに入れておかなくても良さそうなもんだが、仕事上メールを多用するに当たっていちいちiPhoneのアドレス帳で調べながら作業するのも効率が悪いので"アドレスブック"のデータも同期しようと思い立つ。
"も"って言うのは、実はスケジュールだけは何時でも確認したかったのでiCloudに移行したあとすぐにiCalだけはiCloudと同期が取れるようにセットアップしてあったのだ。
iCal(Snow Leopard)のiCloud同期は意外と簡単で、iCloudに接続してるLion Macの"~/Liblary/Calenders/xxxxxx.caldav/"以下にある"info.plist"ファイルから接続しているサーバー情報の記述
<key>PrincipalURL</key>
<string>https://p[xx]-caldav.icloud.com:443/[xxxxxxx]/principal/</string>
の部分を探しだし、iCalの環境設定から"CalDAV"アカウントを追加するだけでiCloud上のデータを読み込むようになる。
(ちなみに"[xx]"の部分は数字、"[xxxxxxx]"はユーザーIDになっていてこれも数字。)
で、本題の"アドレスブック"の同期も、基本的には同じ要領で同期させるんだけど、これがなかなか一筋縄ではいかなかった。
"アドレスブック"の同期情報はiCoud同期しているMacの "~/Library/Application Support/AddressBook/Sources/" 以下の "xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx" といった長い英数字が羅列したフォルダ内にある "Configuration.plist" というファイルを参照した。
後半の方にある"principalInfo"というkeyの後に記述があって、
の部分がサーバー情報。
"アドレスブック"の同期情報はiCoud同期しているMacの "~/Library/Application Support/AddressBook/Sources/" 以下の "xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx" といった長い英数字が羅列したフォルダ内にある "Configuration.plist" というファイルを参照した。
後半の方にある"principalInfo"というkeyの後に記述があって、
<key>DAV::principal-URL</key>※"iCal"と同様、"[xx]"の部分は数字、"[xxxxxxx]"はユーザーIDになっていてこれも数字。
<string>https://[Account]%40mac.com@p[xx]-contacts.icloud.com/[xxxxxxx]/principal/</string>
の部分がサーバー情報。
"iCal"の情報と比べてわかるように、"アドレスブック"はURLの前に、"@"で区切ってアカウントを記述しているのだが、この"iCloud"のアカウントの記述方法が一つ目のポイントで、"アカウント"と"サーバー名"の区切り文字に"@"を利用している為、"Apple ID"のメールアドレスに含まれる"@"をそのまま記述できず、英字記号を16進数で表した"%40"で表記している。
で、実際のセットアップ時もこの表記方法が必要で、"アドレスブック"の環境設定から"CardDAV"のアカウントを追加する際"ユーザー名"欄には
(なぜか、その下の"パスワード"欄にも再度入力が必要。)
もう一つセットアップのポイントは、正常にセットアップされても"404エラー"が表示されること。w
逆に、失敗する場合は長い間接続トライしていて、「接続出来ません」のメッセージになる。
取りあえず接続出来て認証が通れば、アドレスブックに"CardDAV"アカウントとしてiCloudがセットアップ出来ます。
一番はまったのはこの後で、問題なくリアルタイムに同期しているのだけれど、同期する度にどんどんアドレスの件数が増えていく...。(T_T)
全部ではないのだが、特定のアドレスだけが同期する度倍増していってしまうのだ。
350件ほどしかないアドレス帳が数分後には1,000件ほどにまで膨れあがっていくのは、放置していられないので、ググって調べてみると同様の事例が報告されている。
どうやらプロフィール画像の部分に画像が張り付いているデータを同期すると2重同期していくとのこと。
これは画像を削除する以外対策が無いようだったので、せっせと(といっても数件だけだけど)画像を消し込んでいったんだけど、これがまた上手くいかない。
リアルタイムに同期している為、1件分のプロフィール編集している間にどんどん同期が進んでいく。せっかく消した画像がiCoudからまた画像入りのデータに差し替えられる。
といった状況で、まったく進んでいかない。(T_T)
結局、"CardDAV"アカウントを削除してローカルデータを消去。
自宅のデスクトップにリモート接続してオリジナルアドレスデータから完全に画像を消去してiCloud同期。
その後再度会社のアドレスブックに"CardDAV"アカウントを追加し直して全てのアドレスブックが正常に同期するようになりました。
大した作業でもないはずなのに、なんだか妙に疲れた...。(′Д`)
<アカウント>%40me.com:<パスワード>の形式で、"@"を"%40"にし、コロン(:)で区切ってパスワードの入力も必要になる。
(なぜか、その下の"パスワード"欄にも再度入力が必要。)
逆に、失敗する場合は長い間接続トライしていて、「接続出来ません」のメッセージになる。
取りあえず接続出来て認証が通れば、アドレスブックに"CardDAV"アカウントとしてiCloudがセットアップ出来ます。
一番はまったのはこの後で、問題なくリアルタイムに同期しているのだけれど、同期する度にどんどんアドレスの件数が増えていく...。(T_T)
全部ではないのだが、特定のアドレスだけが同期する度倍増していってしまうのだ。
350件ほどしかないアドレス帳が数分後には1,000件ほどにまで膨れあがっていくのは、放置していられないので、ググって調べてみると同様の事例が報告されている。
どうやらプロフィール画像の部分に画像が張り付いているデータを同期すると2重同期していくとのこと。
これは画像を削除する以外対策が無いようだったので、せっせと(といっても数件だけだけど)画像を消し込んでいったんだけど、これがまた上手くいかない。
リアルタイムに同期している為、1件分のプロフィール編集している間にどんどん同期が進んでいく。せっかく消した画像がiCoudからまた画像入りのデータに差し替えられる。
といった状況で、まったく進んでいかない。(T_T)
結局、"CardDAV"アカウントを削除してローカルデータを消去。
自宅のデスクトップにリモート接続してオリジナルアドレスデータから完全に画像を消去してiCloud同期。
その後再度会社のアドレスブックに"CardDAV"アカウントを追加し直して全てのアドレスブックが正常に同期するようになりました。
大した作業でもないはずなのに、なんだか妙に疲れた...。(′Д`)
2012年9月4日火曜日
Macで使えるリカバリーソフトの"PhotoRec"を試してみた
月曜朝イチ、制作部のスタッフが突然Skypeで救助要請を送ってきた。
「iMacのデスクトップに置いておいた校了間近のデータが無いんですぅ....。"Data"っていうフォルダにまとめて置いておいたんですが、どうもゴミ箱に入れて消しちゃったみたいで...。(涙)」
との事。orz
あまり望みは無いが、本当にゴミ箱からにしてしまったのなら出来るだけ現状保存しないと空きスペースにデータが書き込まれたら全て終わりだ。
そうでなくても今のMacはシステムログなど、様々なログを取りまくっているので、起動しているだけでもリスクが高まっていく。
すぐシャットダウンしてもらっておいて、リカバリーソフトを探してみたところメジャー所では、
など、各社から8,000円〜10,000円位でラインナップされている。
"お試し版"が提供されてて、購入前に復旧できるか確認できたりする商品もあったりする。
ファイル名まで復元してくれる高機能なもの(データレスキュー3)まであるけれど、如何せんソフト購入する予算申請している暇も無いし、取りあえずフリーで使える物を探してオープンソースのマルチプラットフォームな"PhotoRec"というソフトウェアにたどり着いた。
データのリカバリーであれば"PhotoRec"だけで良いみたいだけど、パーティーション丸ごと復旧できる"TestDisk"というソフトと一緒に同胞されている。
早速ダウンロードしてアーカイブを解凍すると以下のファイル郡が現れる。
当然復旧したいiMacにソフトをコピーするわけにはいかないので、余っていた160GBのHDDを空にしてそこに解凍されたファイル郡をフォルダごとコピーして、USBの外付けHDDとしてiMacに接続。(当然復旧したファイルも格納する場所にもします)
ちなみにこのソフトにGUIはありません。(でもメニュー選択していくだけなので、特に難しいわけでも無いです。)
起動方法は、"ターミナル.app"を立ち上げた後"photorec"のあるディレクトリまで移動して
で起動させるか、外付けHDDの"testdisk-6.14-WIP"を開き、中にある"photorec"を直接マウスでダブルクリックしても良いです。
但し、マウスのダブルクリック起動の場合ユーザー権限で起動してしまうため起動ボリューム(Macintosh HD = /dev/disk0)がリカバリー対象になりません。
起動ボリュームを検索対象にする為にはroot権限で実行しなくてはならないため、下段に現れている [ sudo ] メニューに"→"キーでカーソルを合わせ、"Return"キーを押します。
すると、"root権限(sudo)"パスワードの入力を求められるので、管理者のパスワードを入力。
これでやっと起動ボリューム(/dev/disk0)がリカバリー対象として選択出来るようになります。(同じ容量のボリュームが/dev/disk# と /dev/rdisk#で2つずつリストされるが、/dev/disk#の方を選択すれば良いです)
後は、 [ Proceed ] にカーソルを合わせ"Return"し、デバイス内のパーティーション選択画面に進む。(ちなみに、各画面で出現する [ Proceed ] は次へ進む、 [ Quit ] は「前へ戻る」になってます。)
この段階で下段に現れる [ Options ] , [ File Opt ] で詳細な動作や、復旧するファイル(拡張子)を選択する事が出来ます。
[ Options ] では"破損ファイル"の扱いや、"動作モード"の変更が出来る様だけど、特に復旧が優位になるわけではなさそうなのでデフォルトのまま変更せず。w
逆に無駄ファイルを復旧させない為に [ File Opt ] で復旧させるファイルタイプ(拡張子)だけを選択。
今回はターゲットが限定されているので
スペースバーで「選択/解除」操作、"s"キーで「全選択/全解除」、"b"キーで選択条件保存。
検索条件が設定出来たら"Return"で [ File Opt ] を抜け、検索するパーティーションを選び [ Search ] にカーソルを合わせ"Return"してファイルシステムの選択画面へ。
今回のターゲットボリュームはMacの"HFS+"なので [ Other ] にカーソルを合わせ"Return"して復旧データの保存場所選択画面へ。
ここは少し"UNIX/Linux"系の流儀に従って操作。
".."にカーソルを合わせて"Return"で一つ上の階層に移動、別のボリュームに移動するには"/"まで登ってから"Volumes"ディレクトリに入って、別のHDD名に入っていく。
目的のディレクトリにたどり着いたら"."(カレントディレクトリ)に合わせ"c"キーを押すとリカバリー作業がスタート。
ここで1つ疑問なのが、Windowsなどの操作マニュアルを見ると"保存場所"指定の前に、検索範囲(Free=空き領域 or Whole=ボリューム全体)の指定が出来るはずなんだけど、今回使用したバージョン(?)では選択肢が出てこない...。orz
もしかしたらファイルシステム(HFS+)のせいかもしれないのだが、実際ゴミ箱を消去してしまったファイルのリカバリーなので、"Free"が選択出来ればかなり早く検索が終わると思われるのだが、ボリューム全体が検索対象になってしまった為1TBのMacintosh HDで5時間ほどかかった。
リカバリーされたファイルは数千近く。w(詳しくは見忘れたけど、イラレデータが800ちょい、フォトショデータが200ちょっとぐらいで、大半は画像とテキストだったと思う)
当然カタログファイルに従って復旧されているわけでは無いので、階層もファイル名も復元はされません。記号のように連番の振られたファイルが整然と並べられてるだけ。
後は地道に1ファイルごとの内容確認となりますが、後は制作担当者に任せてお終い。w
こんな事態に備えて「リカバリーソフト」の1本くらい常備しておいても悪くないとは思うんだけど、1万円だしてリカバリーソフト買うくらいなら1万円で外付けHDD買って"タイムマシーン"を有効にした方がかなり幸せになれる事間違いなし。w
余談だけど、OS9までは神アプリだった"Norton Utilities"は"OS X"のファイルシステムになってから徐々にフェードアウトしてしまったんだけど、昔は良くお世話になったものです。
【追記】
どうしてもファイル名や階層などまで復元してくれる事を望むなら市販リカバリーソフトを購入するしかないようです。
スタッフの悪戦苦闘ぶりを見ると、やはり大量のファイルの中から必要なデータを探すのはかなり大変そうです...。
(^_^;
「iMacのデスクトップに置いておいた校了間近のデータが無いんですぅ....。"Data"っていうフォルダにまとめて置いておいたんですが、どうもゴミ箱に入れて消しちゃったみたいで...。(涙)」
との事。orz
あまり望みは無いが、本当にゴミ箱からにしてしまったのなら出来るだけ現状保存しないと空きスペースにデータが書き込まれたら全て終わりだ。
そうでなくても今のMacはシステムログなど、様々なログを取りまくっているので、起動しているだけでもリスクが高まっていく。
すぐシャットダウンしてもらっておいて、リカバリーソフトを探してみたところメジャー所では、
など、各社から8,000円〜10,000円位でラインナップされている。
"お試し版"が提供されてて、購入前に復旧できるか確認できたりする商品もあったりする。
ファイル名まで復元してくれる高機能なもの(データレスキュー3)まであるけれど、如何せんソフト購入する予算申請している暇も無いし、取りあえずフリーで使える物を探してオープンソースのマルチプラットフォームな"PhotoRec"というソフトウェアにたどり着いた。
データのリカバリーであれば"PhotoRec"だけで良いみたいだけど、パーティーション丸ごと復旧できる"TestDisk"というソフトと一緒に同胞されている。
早速ダウンロードしてアーカイブを解凍すると以下のファイル郡が現れる。
当然復旧したいiMacにソフトをコピーするわけにはいかないので、余っていた160GBのHDDを空にしてそこに解凍されたファイル郡をフォルダごとコピーして、USBの外付けHDDとしてiMacに接続。(当然復旧したファイルも格納する場所にもします)
ちなみにこのソフトにGUIはありません。(でもメニュー選択していくだけなので、特に難しいわけでも無いです。)
起動方法は、"ターミナル.app"を立ち上げた後"photorec"のあるディレクトリまで移動して
$ sudo ./photorec (Return) Password:(管理者パスワード入力)
で起動させるか、外付けHDDの"testdisk-6.14-WIP"を開き、中にある"photorec"を直接マウスでダブルクリックしても良いです。
但し、マウスのダブルクリック起動の場合ユーザー権限で起動してしまうため起動ボリューム(Macintosh HD = /dev/disk0)がリカバリー対象になりません。
起動ボリュームを検索対象にする為にはroot権限で実行しなくてはならないため、下段に現れている [ sudo ] メニューに"→"キーでカーソルを合わせ、"Return"キーを押します。
すると、"root権限(sudo)"パスワードの入力を求められるので、管理者のパスワードを入力。
これでやっと起動ボリューム(/dev/disk0)がリカバリー対象として選択出来るようになります。(同じ容量のボリュームが/dev/disk# と /dev/rdisk#で2つずつリストされるが、/dev/disk#の方を選択すれば良いです)
後は、 [ Proceed ] にカーソルを合わせ"Return"し、デバイス内のパーティーション選択画面に進む。(ちなみに、各画面で出現する [ Proceed ] は次へ進む、 [ Quit ] は「前へ戻る」になってます。)
この段階で下段に現れる [ Options ] , [ File Opt ] で詳細な動作や、復旧するファイル(拡張子)を選択する事が出来ます。
[ Options ] では"破損ファイル"の扱いや、"動作モード"の変更が出来る様だけど、特に復旧が優位になるわけではなさそうなのでデフォルトのまま変更せず。w
逆に無駄ファイルを復旧させない為に [ File Opt ] で復旧させるファイルタイプ(拡張子)だけを選択。
今回はターゲットが限定されているので
- PhotoShopデータ(.psd)
- PDFデータ(.pdf)
- 画像データ(.ps/.jpg/.png/.tiff/.gifなど)
- テキストデータ(.txt)
- アーカイブデータ(.zip/.sitなど)
スペースバーで「選択/解除」操作、"s"キーで「全選択/全解除」、"b"キーで選択条件保存。
検索条件が設定出来たら"Return"で [ File Opt ] を抜け、検索するパーティーションを選び [ Search ] にカーソルを合わせ"Return"してファイルシステムの選択画面へ。
今回のターゲットボリュームはMacの"HFS+"なので [ Other ] にカーソルを合わせ"Return"して復旧データの保存場所選択画面へ。
ここは少し"UNIX/Linux"系の流儀に従って操作。
".."にカーソルを合わせて"Return"で一つ上の階層に移動、別のボリュームに移動するには"/"まで登ってから"Volumes"ディレクトリに入って、別のHDD名に入っていく。
目的のディレクトリにたどり着いたら"."(カレントディレクトリ)に合わせ"c"キーを押すとリカバリー作業がスタート。
ここで1つ疑問なのが、Windowsなどの操作マニュアルを見ると"保存場所"指定の前に、検索範囲(Free=空き領域 or Whole=ボリューム全体)の指定が出来るはずなんだけど、今回使用したバージョン(?)では選択肢が出てこない...。orz
もしかしたらファイルシステム(HFS+)のせいかもしれないのだが、実際ゴミ箱を消去してしまったファイルのリカバリーなので、"Free"が選択出来ればかなり早く検索が終わると思われるのだが、ボリューム全体が検索対象になってしまった為1TBのMacintosh HDで5時間ほどかかった。
リカバリーされたファイルは数千近く。w(詳しくは見忘れたけど、イラレデータが800ちょい、フォトショデータが200ちょっとぐらいで、大半は画像とテキストだったと思う)
当然カタログファイルに従って復旧されているわけでは無いので、階層もファイル名も復元はされません。記号のように連番の振られたファイルが整然と並べられてるだけ。
後は地道に1ファイルごとの内容確認となりますが、後は制作担当者に任せてお終い。w
こんな事態に備えて「リカバリーソフト」の1本くらい常備しておいても悪くないとは思うんだけど、1万円だしてリカバリーソフト買うくらいなら1万円で外付けHDD買って"タイムマシーン"を有効にした方がかなり幸せになれる事間違いなし。w
余談だけど、OS9までは神アプリだった"Norton Utilities"は"OS X"のファイルシステムになってから徐々にフェードアウトしてしまったんだけど、昔は良くお世話になったものです。
【追記】
どうしてもファイル名や階層などまで復元してくれる事を望むなら市販リカバリーソフトを購入するしかないようです。
スタッフの悪戦苦闘ぶりを見ると、やはり大量のファイルの中から必要なデータを探すのはかなり大変そうです...。
(^_^;
2012年6月14日木曜日
Snow Leopardで"me.com"メール
つい最近まで知らなかったんだけど、早い人(アカウント)では昨年末くらいから"me.com"アカウントで旧メールサーバー(mail.me.com)にアクセスできない状態になっていたようだ。
メインのデスクトップメール環境であるiMac(Mid 2011)もG5から"移行アシスタント"でメールアカウントを写したせいでLion環境であったにもかかわらず、1ヶ月ほど前になってやっとサーバーへのアクセスエラーメッセージが表示されるようになった。
当初何故エラーになってしまったのか詳しく調べずにMail.appの"アカウント"を再セットアップ(IMAPは気軽に出来て良いですね)してしまったので"iCloud"サービスへの移行でメールサーバー名が切り替わっていることにまったく気付いていなかった。orz
今日会社のSnow Leopard@iMacでme.comメールのチェックする必要があったため、たまたまオフライン状態になっていることに気が付いた。w
自宅のLion@iMacのセットアップを思い出し、特に深く考えずMail.appの"環境設定"からMobileMeのアカウントを削除し、再設定しようとしてSnow LeopardのMail.appでは簡単にセットアップできないことを知った次第です。
Snow Leopard(10.6.8)のMail.appのバージョンは"4.5"。
このバージョンのMail.appには"me.com"サーバーの情報が受信だと"mail.me.com"、送信だと"smtp.me.com"のサーバー名が固定で書き込まれているようで、"環境設定"でアカウント追加をしようとメールアドレスに"xxxx@me.com"と指定した途端にアクセスエラーになってしまう。
何処かに記述してあろう、"mail.me.com"のサーバー名をMail.app内で検索してみると、
/Applications/Mail.app/Contents/Resources/AccountTypes /com.me.mailaccounts/MailAccounts.plist
のファイル内に以下の記述を発見。
<key>ServerName</key>
<array>
<string>mail.me.com</string>
</array>
〜〜〜〜〜〜〜
<string>SMTP</string>
<key>ServerName</key>
<array>
<string>smtp.me.com</string>
</array>
しめしめと思い、"vi"で編集(アクセス権とか有るので、sudoで)し、"mail.me.com"を"imap.mail.me.com"に、"smtp.me.com"を"smtp.mail.me.com"に書き換えて保存。
これでセットアップウィザードが新しいサーバーへアクセスするようになるかと思いきや、同じエラーメッセージ。orz
他に"me.com"サービス用のサーバー名が記述されているようなファイルも見つけられず、どうしようかと悩んだ挙げ句、「他のメールサービスとしてセットアップしてしまえばいい事なんじゃね?」って気が付いて、最初の画面に"@me.com"を入力せずウィザードを進行させる方法でセットアップする事が出来た。
とりあえず使えるようになったので良いけど、あれだけ「iCloudに移行しましょう」って散々案内しておいて、Lion以下の環境をばっさり切るのは頂けないな。> Apple
仕事の関係上ロゼッタから離れられない人はまだ結構いると思うので、せめてMail.appぐらいアップデータ提供しても良いと思うんだけどなぁ...。
とりあえず以下セットアップ備忘録
1)アカウント追加時に"@me.com"(or @mac.com)ドメインを入力すると自動セットアップウィザードが動きエラーになる。
2)とりあえず「メールアドレス」覧に適当な文字を入れて、mobilemeのセットアップから離脱する。
3)iCloudで移行したIMAPサーバー"imap.mail.me.com"を指定
4)iCloudで移行したSMTPサーバー"smtp.mail.me.com"を指定
5)セットアップが完了したら「環境設定」→「アカウント」を開き、メールアドレスなど、正しい情報に書き換えて完了。
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