2009年11月26日木曜日

円高でeBay利用

 今日の為替は1ドル86円台まで上がってしまいました。14年ぶりだそうです。
自動車関連の製造業に携わる身としては非常に頭の痛い状態です。そうでなくても国内がデフレスパイラルに陥って物の値段が下がり続けているのに輸出まで大打撃を受けたらどうなってしまうのでしょうか?
という心配の種はあるのですが、こんな時こそインポートって事でeBayでハーレーパーツを物色です。

 先日取り付けた旧型スクリーミンイーグルのハイフローキットはブローバイガスがクリーナー内に戻ってくるためエアーフィルターがオイルでベトベトになってしまいます。

 このブローバイガスをどう処理するかで悩んでいるのですが、オイルキャッチタンクでオイル分を分離したあとガスだけキャブに戻すのが一番環境に良さげなのですが、あまりごちゃごちゃホースやらタンクやらを引き回すのは美しくないので却下。


 かといって大気へ放出するのは車検も通らないようだし、見た目スッキリでフィルタを汚さない方法を検討した結果、ヤフオクで見かけたキャブレターサポートブラケットを試してみることに。

 ただ、結構いい値段。良い結果が得られるかどうか分からないのにテストで1.3〜4マソ(送料込み)はちと高い。
と、言う事でeBayで探したところ同じものがありました。本体US$76.46+送料US$32.25=US$108.71
PayPalのレートだとまだちょっと高めで90円くらいなので、日本円にして¥9,784ってところ。

 まぁ、スゴク安いわけではないけれど、国内通販するより4,000円くらいお値打ちってことで"By It Now!"してしまいました。
到着まで1週間ほど気長に待ちましょう。

2009年11月23日月曜日

スクリーミンイーグル ハイフローキット取り付け

 吸気系カスタムのために入手したスクリーミンイーグルのハイフローキット(29041-88B)なのですが、取り付け作業時に少し試行錯誤したので、自分なりの検証を少しメモ。

 すでに絶版品で中古品しか手に入らなかった事もあり、入手した時の状態は右の図の(5)フィルタカバーの支柱がすでにバックプレートに取り付けられていました。
 何気に違和感を感じたのは、フィルターカバーの取り付け面が平らだったことです。
 フィルターカバーの取り付け穴は、皿ネジに合わせてテーパー状にバーリング加工(プレス加工用語です...)されているのに、締め付け面である支柱の端面が平らなのは構造設計上おかしいと思ったからです。

 取り外してみるとこの支柱は端面がテーパー状に加工されている側と平らな面に座グリ加工がしてある面とで明らかに取り付け構造が違います。

 「これは絶対組み付け間違いだ」と思い座グリ面をバックプレート側にして組んでみたのですが、これがまたおかしい。
 バックプレート側の取り付けボルトも皿ネジなのだが、ネジのテーパー部が支柱の座グリのエッジにあたって締め込み切れない。(バックプレートから0.5mmほど浮いてしまう状態)

 ネットで検索してみるとやはり吟味している人も多少いて、皆さん結論的には支柱がちゃんと締め付けられるテーパー面をバックプレート側にして組まれてる様子。
(初期の取説には"テーパー面がフィルター側"とうたってあった物が、改訂版で"テーパー面がバックプレート側"に変更されてるそうです...)

 納得いかないが、もとの通りに支柱を組み付けてフィルターもカバーも組み付けてみたところなんとカバーがフィルターを押さえきれずに外周に光がもれてるではないですか!
 これでは、フィルター面から吸気するより外周から吸気してしまいます。

 やはりこれは設計上おかしいと確信し、自分の信じるままに再度座グリ面をバックプレート側に変更。
ただしそのままだとバックプレート側の皿ネジが干渉して浮いてしまうため、支柱の座グリのエッジを1mm程度面取りを行った。
 結局それだけでちゃんと支柱はバックプレートにしっかり締め付けられ、フィルターカバー側もテーパー面でフィルターを受け、取り付けネジのテーパーが支柱のテーパー面と面接触するようになりました。

 すでに何年も前に絶版になっているパーツにそんなにこだわってレポートするほどの事でも無いんだけど、思うにマニュアルが改訂されたのは支柱の浮き(締め付け不足)でクレーム付いたから向きを逆にさせて回避しただけのような気がするんだけどなぁ....(^_^;

 仕上げのトリムカバーはボディカラーとのコーディネートもかねてオリジナルの旧タイプじゃないやつ付けてみました。

2009年11月17日火曜日

スクリーミンイーグル ハイフローキット入手


私のスポーツスターはエアクリもキャブもノーマル状態だけど、購入時すでに社外品のマフラーが取り付けられていた。

ちゃんとサイレンサーは付いているもののショットガンタイプのショートマフラーなので少し品のない音になっているが、それなりに"抜け"は良くなっていると思われる。

で、次に弄ってみたくなるのは吸気系ってことでハイフロー化のパーツを物色していたのですが、スポーツスターの特色である"弁当箱"エアフィルタカバーは残したかったので結果スクリーミンイーグルのハイフローキットを取り付けようと計画した。
ところが調べてみると、スクリーミンイーグルのハイフローエアフィルタは新(図上)旧(図下)タイプがあって、旧タイプ(29041-88B)はすでに生産中止になっている模様。

さらに調べを進めると双方一長一短あり、新しいのはブローバイを強制的にキャブの口へ持って行くのでフィルター自体は汚れないものの、フィルター自体が変更になっていて玄人さんの評価などもあまり芳しくありません。
素人な私は各種情報を元に「'03年式1200Sの吸気改善なら旧タイプの方がよさげ」との決断を下して、絶版となっている旧タイプをヤフオクで物色。

もともとたいした部品構成でもないのに結構なお値段の商品で、中古部品として出回っていても絶版となっているためほぼ新品と同等価格で取引されている。
どうせ買うなら新古品が良かったんだけど、数年経っていてそんな出物物に遭遇する確率低いとあきらめて、15,000円で落札しました。(ToT)

新品のエアフィルタが数千円なのを考えると、バックプレートと取り付けボルトを1万円ほどで購入したような物。
作ってもそれほど難しい物でもないけど、ここはやっぱりブランド志向で...(^_^;

取り付けレビューは後日。