今朝事務所に顔出したところ、机に一通の「アップグレード案内」のハガキが置いてあった。
案内は日本ポラデジタルからで、"CANVAS 15"のアップグレード案内だった。
ちょっと一瞬色めき立った。
昨年のニュースで「カナダのACD Systemが2014年にCANVASのMac版を再リリース」(和訳)との記事を読んでちょっと期待していたので、その案内なのかと思ったのだ。w
残念ながらそんな簡単には出てこないようです...。
日本のCANVAS代理店である日本ポラデジタルからの提案はMac版のライセンスを持っているユーザーへWindows版へクロスアップグレードさせるための優待アップグレード案内だった。
以前テクニカルイラストレーションを描くのにイラレより使い勝手が良かったので、Mac版(Deneba製)を(OS7〜8当時)に使っていた事があるのだが、後を引き継いだ現開発元の"ACD System"が2005年以降Mac版のリリースを中止してしまっている。
もともとAldus SuperPaintというソフトがお気に入りだったのだが 、AdobeによってAldusが買収されてから抹殺されてしまった悲しい経緯がある。CANVASもSuperPaintのようにドローとペイントを両方扱えるソフトウェアだったので技術資料などを作るのに重宝するソフトだった。(そのうちPhotoShopとIllustratorもくっついちゃいそうだけど...w)
そんなライバルソフト達を次から次へと闇に葬ってきたAdobeが昨年ライセンスの提供をクラウドに舵を切った事でAdobeに苦汁をなめさせられてきたソフトウェアにまた活路が見いだされてきたとの見方がされているそうだ。
そりゃ毎日使うわけでも無いソフトに月額5,000円も払えないユーザーは大勢居る。(と思う...)
数万円位でパッケージが買えて、いくつかのバージョンを経てアップグレードしたくなったら2万円くらいで新しいバージョンに出来ればそれにこした事はない。(というか、今まではそうだったんだけどね)
2005年にACD SystemがDeneba買収時にMac版止めたのは、たぶんIntel Mac向けのコードが良くなかったんだろうね。OS Xには対応していたけれど、最後の頃はあまり出来が宜しくなかったようなので...。
ソース書き直してMac版作るほどの採算性は無かったんだと思う。
で話はもどって、今回のポラデジタルの案内。なぜこの時期にこの案内なんでしょ?
今年にもMac版が復活するかもって時になぜ古〜いMac版ライセンス所持者にまで優待案内出してまでWindows版に乗り換えさせる必要があるのか謎です。
まさかMac版は代理店契約に含まれないとか?
意外とただ単純にMacユーザーのサポートが苦手だったりしてね。ww
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