ラベル 周辺機器 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 周辺機器 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年7月10日木曜日

HP OfficeJet のエラー

今年の6月でまる9年を経過した"HP Officejet 7210 All-In-One" だが、昨晩娘が大量の譜面をコピーで使用している途中に「右カートリッジを取り外し確認してください」と表示され、ウンともスンとも動かなくなってしまった。

そもそも純正カートリッジのコスト高に、ここしばらく"詰め替えインク"を利用していたのでいよいよ"カートリッジ本体"が死んでしまった様子。

あいにく新品のカートリッジはストックしていないし、何をやってもエラーが消せないため、「ツール」メニューにある「ヘッドクリーニング」なども実行出来ない。

今夜の作業はあきらめてもらい、やむなく新品の「黒カートリッジHP130」を手配すべくネットで物色しはじめたのだが"HP"の直販サイト(定価?)だと¥4,860(税込)もするし、最安だと思われるAmazonで購入しても¥3,600円程度。

そのままAmazonの中をウロウロしていると、色んな複合機が目にとまる。
高いカートリッジをこのまま使い続けるよりランニングコストが安いプリンターにした方がメリットがあるかもしれないと思い「ランニングコストの安いインクジェット複合機」を検索してみるとどうやら"Brother"製の物が評価が高い。

逆に"画質"については良い評価が無いのだけれど、基本的にモノクロ中心の事務書類しかプリントしないし、一番の目的はFAXなのでその点についてはまったく問題なし。
今後のことも考えてBrotherの複合機に置き換えることに決定。(必要な機能はFAX、自動両面印刷、AirPrint)

A3をサポートするかどうかで悩んだけれど、プロッターもある事だし使用頻度と価格差のコストパフォーマンスを考えてA4モデル(PRIVIO MFC-J4510N)に決定。
Amazonで税込送料込みで17,000円ちょい。HPのインクカートリッジ5回分で元が取れる。ww

プリントする事自体は急ぎで必要は無いけれど、問題なのはFAXでいつ取引先から届くかわからない...。
丁度「Amazonプライム」のお試し期間のプロモーションがあったので迷わず利用させてもらい早朝8:00に手配してその日の18:00には届きました。w


デザインもスッキリしててコンパクトでなかなか良いです。
ちょっと焦ったのはインクカートリッジを取り付けた後のカラープリントテストで、なかなかプリントパターンの結果が良好にならず4回ほど「クリーニング&テスト印刷」を繰り返してやっときれいにプリント出来るようになりました。


セットアップ直後にタイミング良くお得意先からのFAXも届いて全てのテストが無事終了。
我が家では歴代なかなか壊れないHP製品ですが、Brother製の製品はどれほど頑張ってくれるのか楽しみです。

P.S
なんとなくそんな気はしてたんですけどね...。
新しい複合機と置き換えた途端"HP Officejet 7210"のエラーが消えて何事も無かったように使えるようになりました。w
機械って意外とこう言うところあるんですよねぇ...。新しいパソコン買うと古いのがいじけたりとか。w

まだ詰め替えインクも残っているし、四女のオモチャ&コピー専用機としてもうしばらく動かすことにしました。

2013年12月12日木曜日

エレコムの詰め替えインク「THH-134」を試してみた

以前利用してみたHP130用詰め替え用黒インク(THH-130)が3回充填してもすこぶる調子が良いため、今回はカラーインクの詰め替えを試してみた。

HP純正インクカートリッジがHP公式ECサイトだと、4,851円(HP 134 カラー増量 C9363HJ)で、カートリッジ交換3回分くらいで最新の複合機が買えてしまうくらいの値段だ...。しかも3色一体型なので一色無くなっただけでも使えなくなってしまうすごくエコじゃない構造。

じゃあ「独立インクタイプの新しいプリンターに買い換えれば良いじゃん」っていう考え方もあるのだけれど、現状ファックスができてコピーもできて、自動両面プリントが出来る機械が全く問題なく動いているのに買い換えるのもおかしい。

と言うわけでカラーインクも詰め替えを敢行。
さすがに三色のインクが入ったエレコムの"THH-134"のパッケージは"THH-130"より1.5倍ほど大きい。
黒インクの"THH-130"が黒タンク2本入りなのに対し、カラーはシアン・マゼンダ・イエローの各色一本ずつ。

同胞されているツール類は黒インク詰め替えキットと基本的に一緒だけど、注入針は三色用に3本入って、間違い防止用にそれぞれに色のキャップが付いていてとても親切設計。

詰め替え手順は黒インクの時とまったく同じ要領でカートリッジホルダの上面にあるガイド穴に合わせて穴を開けて、そこに注入針をセットした各色のタンクからねじ込み式のポンプで注入していく。
しいて言えば、穴の位置にあるマーキングはC,M,Yの表記より色のラベルを付けた方が判りやすくて親切かもしれない。(差込場所間違えたら完全にカートリッジがパーになります。ww)
ネジは90°回す事に5秒の休止を挟みながら、2回転(360°×2=720°)させるといっぱいになる容量らしい。

実際にはどれだけインク残量があるのかわからないので、注入針を差し込む時にいっしょにセットした吸い取り紙に溢れ出したインクが染み込みだしたら注入を止める。
今回もシアンだけがかすれて始めていたため、シアンはマニュアル通りの容量が充填されたけど、マゼンダとイエローに限ってはその半分も入らなかった。(いかにこの手のカートリッジが無駄に交換されているのかが良くかわかります)

あとは下側から付属のシリンジでインクを適量吸い出してエアー抜きします。
最後に上面に開けた3つの穴をシールで塞いで完了。詰め替え後はプリンターが管理しているインク残量が全く機能しなくなってしまうので上面のシールに"詰め替え日"と"充填量"などをメモっておくと自己管理しやすいと思います。

プリンターにカートリッジをセットしてプリンターの「ツール」メニューから「カートリッジの調整」を実行してテストプリントをしてみます。
我が家の印刷用途は事務書類がほとんどなので、全くクオリティ的にも問題ないです。
(逆に写真などを印刷したい人はこの手のプリンターは使っていないでしょうしね。)

作業はそれなりに煩雑ですが、純正カートリッジの1/3〜1/4程の出費で3回も充填出来るのでかなりお得です。
問題なのはうちの場合ではシアンを多く使う傾向にあるので、こういったキットを使ってもシアンだけが先になくなってしまうのは目に見えてます。

エレコムさんが各色単品でインクタンクだけ販売してくれると付属品の分も合わせてもっとエコになるんですけどね。w

最後に、この手の詰め替えインクは下手するとカートリッジを損傷させるし、ヘッド自体がダメになってしまえば純正のカートリッジに交換するしかないので、ある程度メンテナンスのスキルを持って挑まないと無駄な買い物になってしまうので要注意です。


2013年10月16日水曜日

モバイルバッテリー"cheero Grip2"を試す

シガーソケットのおかげでフル充電状態で現地入りしたiPhone 5だったが、写真やら動画やらチャットやらSNSやらしているうちにテント内でバッテリー上がりをおこした。

やっぱりコンセントのない場所で一晩使い続けるにはやっぱり何らかの補助電源が必要なのを実感したのでVIBESミーティングから帰宅後色々と調べてみた。

そんな中"cheero Grip 2"っていうモバイルバッテリーがAmazonで初回1,000台限定1,480円(標準価格1,980円)で販売されているのを知ってポチって見ました。(現在既にキャンペーン分は終わっているみたいです)

前モデルの"cheero Grip"からリニューアルしたようなのだが、丸っこくなってかなり女子向けをイメージしたデザインになっている。
うちにはiPhone使いの女子が3人もいるので共有するにはもってこいかもしれない。


選んだポイントは先ずキャンペーン価格。w
あとは5,200mAh(3.7V)の蓄電容量でiPhoneをフル充電2.5回出来る事(入出力5V/1A)。今回のようにキャンプなどでの使用時、一役買えるかもしれないLEDライトが付いていたことも良かった。多分災害時にも役立つ機能だと思う。


サイズはiPhone5の液晶部分を少し細くしたくらいで意外とコンパクト。
付属品は本体充電用のUSBケーブル(Micro USB←→USB)と、これまた少し女子受けを意識したデザインのポーチが付いている。

細長いインジケータ部は4つのLEDが並んでいて、バッテリー残量に連動して点灯する数が変わります。操作部はインジケータと縦並びに配置されている丸いボタンのみ。
何も接続していない状態でボタンを押すとバッテリー残量が表示され、そのまま放置すると1分で消灯する仕組み。(1分待たなくてもボタン長押しでも消灯するみたい)

「iPhoneを2.5回充電できる」とのうたい文句だけど、DockコネクタやLightningコネクタは付属していません。
Apple公認ケーブルだと、このバッテリーより高かったりする物もあるので添付なんて出来ないだろうけどね。あの値段の高さ何とかならんもんですかね? アップルさん。

ちなみに一応iPadも充電対応になっている(メーカー曰く2.1A出力の上位モデルを薦めてはいるけどね...)ので手持ちのiPad miniの充電で試してみた。


iPad miniはシステムがシャットダウンしてしまうまで使い切った状態で接続した。
徐々にcheero Grip2のインジケータの数は減っていき3時間ほどでcheero沈黙。iPad miniの充電状態は"91%"を指していた。
"cheero Grip2"はパッケージから出した状態でLEDインジケータが4つ点いていたのだが、完全にフル充電状態であったかは不明。(再度フル充電して確認してみないといけないかも)
取りあえず充電する事も容量も問題は無し。

良いタイミングで購入出来てなかなか良い買い物だったかもしれない。
今週末は地元のMCが開催するキャンプミーティングがあるので、早速活用できるかもしれない。
( ̄ー ̄)b



2013年5月8日水曜日

エレコムの詰め替えインクを試してみた...

基本的に純正品ヽ(´ー`)ノマンセーな人です。

今事務仕事でメインに使っているのは、すでに購入から丸8年が経とうとしているHPの"OfficeJet 7210"という複合機。

プリントに加え、ADFが付いたスキャナー機能とファックス機能。
両面印刷ユニットも付いているので大量ページのドキュメントも合理的に印刷できるため、買い換える必要性がなくてずっと使い続けてる。

このモデルで使用されるHPのインクカートリッジはヘッドと一体式のため、常にクオリティの高い印刷品質が保てる反面カートリッジの値段が非常に高いのが難点。
黒インクの"HP 130"インクカートリッジがHP直販価格で3,900円。
カラーの"HP134"インクカートリッジがHP直販価格で4,320円。

カミソリで有名なジレットのビジネスモデルを網羅し、安価にプリンターを配って、インクカートリッジで利益を上げるプリンタービジネス。
わからなくは無いけれど、物を大事に長く使う人にとったらこれほど高い買い物は無いと思うんですね...。

そんなわけで、ちょっと浮気をして純正品一筋だったプリントカートリッジにサードパーティーの詰め替えインクを試してみた。
再生カートリッジやら怪しい互換カートリッジもあったけれど、悩んだ挙げ句"HP 130"だと3回は補充できるという"エレコム"の"THH-130"詰め替えインクをAmazonで購入。

パッケージを開封してみると千円ちょっととは思えないほど豪華なツールキットになっている。w
複数回充填できるようにシリンジに詰まった顔料黒インクや詰め替え時に純正インクタンクを保持するホルダ一。廃インクを保持できるボトルなど、とてもよく考えて作ってある。

理屈は簡単なんだけど、以外と手順が細かく決まっていて作業は思いのほか煩雑。
まずはインクカートリッジを位置決め用のカートリッジにセットし、付属のピンで注入口に穴を空ける。


次にシリンジ型の詰め替えインクタンクに注射針とオレンジ色のアダプターを取り付けて"確認シート"を貫通してから先ほど空けた純正カートリッジの穴に突き刺す。


オレンジ色のアダプターはねじ込み式になっていて、時計回りにねじ込んでいってインクを押し込んでいきます。

ちなみに"HP 130"には8回転(12ml)を注入しますが、手順書によると90°(1/4回転)回す毎に"5秒間の休止"と、充填後に"10秒の放置"が指定されているので、結局8回転回すには「ねじ込み時間 + 休止160秒 + 放置10秒」の合計3分ほどの時間をかけてゆっくり充填しなければなりません。(よそ事考えてると何回回したか忘れちゃいそうになります。)


現状どれくらいのインクが残っているのかわからないので、「確認シート」と呼ばれるものにインクがしみ出てくるようであれば、指定回転数前でも充填作業を中止するよう注記もあります。


充填後の仕上げとして5ccのインクをヘッド側から小さなシリンジで吸い出します。
その後付属のシールで充填穴を塞いで完了。
吸い出したインクは付属の"廃インクタンク"へ捨ててシリンジ類はきれいに洗って次回の作業に備えます。

あたりまえだけど、純正インクで計測されているインク残量メーターはもう使えなくなります。今後は「かすれてきたらインクエンド」と判断する以外方法は無くなります。

それより問題なのはヘッドがどれ位持つかですね。ヘッドが目詰まりするようであれば結局純正インクカートリッジを購入しなければなりません。

それにしても1回400円弱で再生できるのであればかなりお得ですね。
今のところ印刷クオリティも問題なし。



2013年4月2日火曜日

iPhone5用ケーブルあれこれ

iPhone4から5に機種変したことで、周辺アイテムもポツポツと地味に更新。

まずは充電に必要なケーブル類。
30pinケーブルが使えなくなってしまったので、お古は全部女房と二女のiPhone4/4sへ譲り渡し、8pinのLightningケーブルを物色。

Amazonあたりで検索すると非正規品(Apple非公認)が大量に出品されているけれど、百数十円〜千数百円と冗談のようなラインナップ。

そもそもApple純正品が高すぎる感はあるのだけれど、安すぎるとかえって不安。w
案の定Amazonのレビューなど読むと、「すぐ壊れてた」だの、「充電は出来たけどデータの同期が出来ない」等と、不具合報告が大量に上がっている。

ここはやっぱり人柱になってくれた先人のご厚意にあずかって、多くの人が「問題なし」とレビューしている商品を最優先に選択する。
で、購入したのは以下のケーブル類。

まず、持ち歩きように選んだのは破格だった(自分が購入した時は160円/本だった)けど、評価の高かった"jnhショップ"っていう出品者が出していた「iPhone5/第4世代iPad/iPad mini/新型iPod対応 Lightning ライトニング USBケーブル 1m 【充電・データ転送に】」ってケーブル。

同じような中華製ケーブルが大量に出回っているので、仕入れの時期やロットによってかなり当たり外れがあるような予感。ww

取りあえず娘の"iPhone5"用と"iPad mini"の分も考えて3本購入したけれど、1本160円だった割には「充電/データ同期」とも問題なく出来た。

次にiPhoneをバイクナビとして利用する時に使っていたシガー電源から繋ぐケーブル。
これはやっぱり黒じゃないとかっこ悪いので黒い"Lightning"ケーブルを物色。

選んだのは「i-Beans【全10色】 iPhone5用充電 データ転送 Lightning ケーブル 約1M USB Cable for iPhone 5」のブラック。 先のケーブルに比べると6倍以上も高かったけれど、他に黒いケーブルで良さそうな物が無かったのだ。

まだレビューも乗っていなかったので"人柱"覚悟で購入したけれど、こちらも「充電/データ同期」とも全く問題なし。

後は車内用の充電ケーブル。
USBのシガーソケットと30pinケーブルは以前から持っているけれど、いちいちつなぎ替えるのも手間なので、"6pin Lightning"&"30pin iPod"&"micro USB"のコネクターが付いたマルチな接続ケーブルを選択。

これもピンキリでどれが良いのか判断付かなかったので単純にレビューだよりで購入。
"ふじさんマーケット"という出品者が出していた「Lightning 巻き取り式 USBケーブル 3in1モデル(以下略)」という代物。

レビュー通り、このケーブルも「充電&同期」とも全く問題なし。
ただ、充電していてiPhoneが熱を帯びてくると「このアクセサリの充電機能はサポートされていません」というメッセージが表示され充電が中止されてしまう。

毎回発生するわけでもなく、多分iPhone側のセンサーが安全のために止めているんだろうけど、熱くなる時とならない時の発生状況が把握できていない。

最後に"N-BOX"に取り付けた"彩速ナビ"との通信ケーブル。
このナビは"NaviCon"ってアプリに対応しているため、iPhoneで検索したデータなどをナビ側へ転送する事が出来る。

ところが、いまだに"彩速ナビ"の純正ケーブルは30pinコネクタの物しか無く、iPhone5のLightningコネクタには接続出来ない。
しょうがないので、変換コネクタをかますしかないのだけれど、Appleからリリースされている"30pin ←→ 8pin"変換コネクタはなんと2,800円もする。

かといって、中華製ケーブルもピンキリで、数百円〜二千円くらまでまちまち。
ここも、人柱になってくれた皆さんの意見を参考に640円の「【 YUMEFUSENオリジナル AYRAN 】余裕のケーブル長20cm iPhone 5 用 8pin Lightning to 30pin 充電&データ転送 変換 ケーブル 変換アダプター 30pin⇒8pin」(4/2現在購入不可)を購入してみた所、"NaviCon"とのデータリンクもOKで、iPodのナビ側からのコントロールも問題なかった。

今回購入して問題なかったケーブルでも、レビューの中には"全くダメ"だった人もいるわけで、ここで紹介した商品が全部動く保証はありませんのであしからず...。

多分作っている工場がいっぱいあって、どこから入ってくるのか輸入している業者も把握し切れていないのかもね。(まして、人力で結線してたら当たり外れが多いかも...)
所詮"中華製"と割り切って、ダメもとで購入出来ない人はApple純正品を買った方が幸せになれると思う。ww

ま、今回の買い物は結構当たりだった。w


2012年10月11日木曜日

HDDクラッシュ!!

木曜日の早朝、遅れ遅れになっていた9月検収分の請求書類をプリントアウトし、朝イチ納品する予定の図面を出力しようとした時に事態は発生した。

CAD専用機と化しているPowerMac G5のプリントダイアログから「プレビュー」ボタンで出力範囲を確認しようとしたのに"Preview.app"が起動しない。

試しに単独で"プレビュー"を立ち上げようとしてもくるくるとレインボーカーソルがしばらく回った後、アイコンジャンプも止まって終了してしまう。
メモリ不足という事もないし、CPUの負荷率もほぼアイドル状態。

不思議に思いクラッシュログを確認するため"コンソール"を起動しようとしても同じ症状で起動しないし、"アクティビティモニタ"でタスクの状態を確認しても同様に起動しない。

普段再起動を要求される"ソフトウェア・アップデート"以外では電源を落としていないため、一旦再起動しようとしたのだが"Mail"等すでに起動しているアプリすら終了しない。

しょうが無く"command + option + esc"で各アプリを強制終了して、「再起動」をかけた所デスクトップから抜けた状態でフリーズ。センサーコントロールのなくなったG5の空冷ファンは爆音を上げて回り出す。(この現象たまにやると、デスク裏に溜まった埃が凄い勢いで部屋中にまき散らされるんだよね...ww)

電源ボタン長押しで強制的にシャットダウンさせるも、また暴走状態に陥って起動しなくなってしまった。(T_T)
ファイルシステムの破損かと、電源投入後"command + S"押したままシングルモードで起動させ
# fsck -fy
でファイルシステムの修復を試みるものの、"fsck"コマンドすらエラーで止まってしまう始末。

もうG5自力で直せる状態じゃないと判断してHDDを全部取り外し、他のMacへ"USB簡単接続キット"で外付け接続してみると以下のダイアログが表示される物の、まだマウント出来る状態。


この場合、傷口を広げてしまう可能性もあるため、これ以上のメンテナンスコマンドを実行するのもマウントすらしなくなる危険性もあってかなりリスキーなんだけど、状況確認とブログネタにするため再度"ディスクユーティリティ"で検証。w


当然fsckかけた時と同じで、修復できないのだけれど、一応日本語で症状を訴えてくれる分情報収集しやすくなる。

「キー長が正しくありません」で調べると大量に情報が出てくるけど、結局そのまま復旧出来る状態ではないっぽいので、これ以上インデックスが破損してファイル自体が損傷しても困るので素直にデータを抜き出す作業に移る。

OS9の時代と違ってフォルダ単位で抜き出し移植すれば済むようなファイルシステムでは無くなってしまったOSXの場合、便利なのが"Carbon Copy Cloner"。

CCCであれば、全てのファイル属性をそのままクローン化してくれるので、無事抜き出せるのであれば元通りの状態を復元できる。

途中で止まってしまう事が無いように祈りながらクローン(ディスクイメージ)化作業開始。
試行錯誤しながらデータを抜き出してくれているのか、150GBほどのデータを抜き出すのに4時間ほどかかった。

メンテナンスコマンドが修復できないほど破損しているHDDからどれほどのデータが抜き出せるのかかなり心配だったのだが、CCCが作業終了前に出したダイアログは以下の通り。


抜き出せないデータはシステム関連のファイルがないどころか、まったく必要の無い物ばかり...。w 凄いぞ"CCC"。
早速空いていた250GBのHDDをフォーマットして、抜き出したディスクイメージからリストア。(また4時間ほどのコピー作業)

丸一日費やしてまた元の状態に復旧する事ができました。

一応"S.M.A.R.T Reporter"ってユーティリティ入れたりしてHDDの損傷を事前に察知するような対策もしてあったんだけど、結局駄目でしたね。
突然のHDDクラッシュに対応するにはデータのバックアップ以上に有用な手段は無いって事で...。

ちなみに、会社の備品なんだけど、"簡単HDD接続キット"などは一つ持っているとデータの引っ越し作業にはとても重宝します。 かなりお薦め。


2012年7月11日水曜日

LION環境でSEG CLIPを使う

2007年に購入したI-O DATAの"SEG CLIP"(GV-SC200M)。
あまり選択肢のなかったMac対応の貴重なUSBワンセグチューナーです。

長い間PowerMac G5(10.5)の環境に取り付けてあったので特に問題なく使い続けていたんだけど、LION iMac(Mid2011)に移設してからちょっとした不具合(音声多重放送番組で音声が出ない)が発生してた。

そもそも2010年1月で既に生産終了している物だし、アップデータは2009年3月にリリースされたVer1.13で打ち止めの様子。
I-O DATAがMac用のソフトをチマチマ作っているとも思えないし継続サポートは望み薄。

実際視聴ソフトは"OneTV"をリリースしていた"マキ エンタープライズ"製のOEM物でリソース覗くとそのまま"OneTV"のファイル名が入っていたりします。

少しググってみると同じような問題はすでに10.6の時から発生していたようで、想像通り"OneTV"のドライバソフトからリソース移植して10.6で動くようにしている方が見えました。

10.7でトラブっている報告も載っているけれど、対応した記事は見られない。
それならと思い"マキ エンタープライズ"のサポートページを覗いてみると流石開発元。"OneTV"自体は販売終了になっていても10.7対応のVer2.7.1がちゃんとリリースされています。

先日法案が議決され2012年10月1日から施行される事となった"違法ダウンロード規制法"がどういったところまで影響するのか今のところ未知数ですが、施行前って事で何となくごにょごにょして見事LION環境でも音声多重番組を"SEG CLIP"で視聴出来るようになりました。

めでたしめでたし。

あと、SEG CLIPでも利用している"OS X"向け動画コーデック集の"Perian"がプロジェクトを解散するとの事。(日本語ニュース
10.8までは動きそうとの事なのでしばらくは利用できそうですが、QuickTimeベースで動いてくれたので特別なアプリが必要なくてスマートで便利だったのに残念な事です。

2010年9月5日日曜日

Chinema Display 20"逝く

ここ半月ほどまえから、Apple Chinema Display 20"の電源ボタンが"短、短、長"の3回点滅が再発し出して、モニタ上半分のバックライトが切れている状態になっていた。

ちょうど月末だったし、納期に間に合わせないと売り上げに影響する(^^ゞので、見にくいディスプレイで作業を続けていた。
9月に入って仕事も一区切り付いたので取りあえずばらしてみる事に。

正直、ばらしたところでどうにかなるものでも無いんだけど、以前にも同じ症状になった時に「分解&組立」を行っただけでまたバックライトが復活した経緯があるので、再起を願って行ってみた。

ところが、なんと今回は逆に全く映らなくなってしまった。orz
ネットで調べてみると、インバーターの寿命が原因のような雰囲気。(でなきゃ、ばらして組むだけで直ったりしないか...)

保守パーツとしてリプレース用インバーターボードを調べてみると、海外通販サイトで$90ほど。送料込みで$130くらいなので今の円高だと12,000円くらいか。
(国内では扱っていないのかと思ったら"Vintage Computer"で、これまたやっぱり12,000円で扱ってた。ただし送料別)

12,000円出して修理するのか? 今時の液晶ディスプレイなら、もうちょっと足せば22インチフルHD表示の物も購入できる。 そもそもインバーターボード交換して映らなかったら元も子もない。
まして、インバーターボードを海外手配しているほど時間に余裕がない。

悩んだ末に結局Amazonで"BenQ E2220HD"という液晶モニターを購入してしまった次第です。

Apple Cinema Display 20"、長い間ご苦労様でした。
BenQのモニタに切り替えてみて、つくづくCinema Displayの色再現の良さに感心する今日この頃です。
(BenQのコストパフォーマンスの良さには驚きますけどね。)

【追記】
Cinema DisplayはADCコネクタしか付いていないため、Power Mac G5に接続するために"DVI to ADC変換アダプター"なるものが必要だったんだけど、Cinema Displayが廃棄処分になる事で不要になっていた。
これが意外にヤフオクで高値取引されていて思わぬ収入に...。BenQ購入代金がほとんどチャラになりました。(^_^;

2009年12月28日月曜日

MS IntelliMouse Optical チャタリング


 仕事の合間を縫って義父の年賀状作成のために妻の在所へ。(隣の市で20kmほどの距離)
年賀状のデザインはほぼ例年通りなので、写真が趣味である義父の作品の中から今年の1枚を選んでもらい画像の置き換えと年数を1つ増やすだけの簡単作業。

 いつものように作業を行うため、昨年の年賀状の複製を作ってリネーム....って、ファイルをマウスでポイントするだけでPhotoShopが立ち上がる!! OS XってこんなWindowsのようなマウスの挙動出来たっけ???
 色々調べてみるとソフト的な物ではなくチャタリングと言われるリミットスイッチの誤動作の様子。
ハンダ付けの接触不良ならどうにかする物の、リミットスイッチ自体のハード的な障害では修理も出来ず、別のマウスに取り替えて作業を続行しました。

 マウスは純正マウスがあまりに使いにくい(汗)ため、私からプレゼントしたMicrosoft IntelliMouse Optical。
このマウスは結構手に馴染むのと、5ボタンマウスでいろいろな作業を割り当てられるので自宅や会社でも昔から使ってる。
(プレゼントしたのも、会社の仕入れ先でディスカウント商材としてリスとされてた時に個人的に2つ買い増ししていたものでした。)

 一番古い物は自宅にある物で、10年前の物。いまだに健在でマウスに関してだけはずっとMicrosoftの物を選ぶようになったきっかけを作った逸品だった。
 初代のIntelliMouse Opticalの定価は¥6,800!! 今だと小売りで買っても¥2,000円もしないくらいです。 これを格安商材で千円ちょっとで入手した物をプレゼントしたんだけど、何か訳ありのロット品だったのか...!?

 ググってみると意外と同マウスでチャタリングを起こしている報告を目にするので、自分が購入した物だけではなさそうですね。
でもチャタリングの原因はリミットスイッチな訳で、使用しているのはOMRONの"D2F-01F"らしい。様々な用途で使われているリミットスイッチがそんな簡単に誤動作する物なのかなぁ...。

 いずれにしても価格的にも時間的にもすでに修理して使うほどのもので無いため買い換えた方が早いですね。
時間があったら、スイッチ付け替えてみようと思います。

2009年4月2日木曜日

DesignJet ベルト交換


これも2週間以上も前の作業。(´д`;

図面出力用に所有しているHP DesignJet 488CA、1999年の3月17に購入して今年でまる10年目。
しばらく前から駆動ベルトの劣化によってインクヘッドの動作音が大きくなって来ていたのだが、とうとうプーリーからはずれるようになってしまった。
この現象も購入してから2度目で、最初の時は2003年の8月だった。
お盆の連休に入った所だったけど、電話で見積取って依頼したらすぐ来てくれて、大変助かった事を覚えている。

前回は納期に追われていた事もあって5万円ほどの修理代は惜しみもせずすぐ直しに来てもらったのだが、今回は不景気のあおりもあって自力修理を試みた。
ヤフオクで出品されていた交換用ベルトを4,700円で落札していざ作業。
こちらも"DesignJet", "ベルト交換"とかでググるといっぱいHowToページが参照出来るので労せず作業を終える事が出来ました。

中でも一番判りやすかったのは"おおくら屋"さんのページで、さすが業者さんの解説らしく、無駄のない作業マニュアルになってました。(下の方の"DesignJET430ベルト交換方法を紹介"って所に載ってます)


各部の清掃も出来て描画クオリティもまた復活しました。
ちなみにくたびれたキャリッジベルトはこんな感じになってしまいます。
うちの使用頻度だと、どうもベルトの寿命は5年程度らしい。もう一回交換して延命出来るようにベルト買っておこうかな....。