2013年10月18日金曜日

MS純正 "Remote Desktop connection" がリニューアル

2008年の夏以降ずっと放置プレイだった Microsoft RDC クライアントのMac版と、ずっと待ちわびてたiOS版が"Windows Server 2012 R2"といっしょにリリースされたので早速インストールしてみた。

Microsoft Remote Desktop App
カテゴリ: [ビジネス]
価格: 無料

Desktop用のクライアントソフトは放置されていたからといっても接続出来ない状態ではないのだが、5年ぶりのアップデート。
今回から"Mac App Store"扱いなのでインストールも楽ちん。


ちなみに旧バージョンの設定ファイルは再利用不可能なようなので、また1から作り直しすることになります。
日本語にローカライズされていないけれど、特に難しい設定することもないので問題なし。
"サーバー名(or IPアドレス)"、"ユーザー名"、"パスワード"をセット。
後は画面サイズやサウンドの再生、ローカルドライブ&プリンターの共有など、シンプルな画面構成になったけど出来ることはほぼRDC2の時といっしょ。

ただ、RDC2であった「セキュリティ」タブは廃止され、認証のセキュリティチェックは初回の接続時にアラートが表示され、"Connect Always"を選べばそれ以降はうるさいことを言わなくなる。


接続してみた雰囲気は...特に変わらず。ww 「若干旧バージョンよりレスポンス良いかな?」ってな程度です。(そもそも未だに"2003 Server"とかで運用してるのでそれ以前の問題です。)

それより今回の目玉はiPhone/iPad版がリリースされたこと。

Microsoft Remote Desktop App
カテゴリ: [ビジネス]
価格: 無料

リモートでサーバーメンテナンスするのはやっぱりモバイル端末から出来て"なんぼのもん"じゃないでしょうか?
iPhone利用し始めた当初から無料、有料問わず色々なクライアントソフトをインストールしては捨ててきましたけど、本家から無料の公式アプリがリリースされたのは非常に喜ばしい事です。

この手のソフトの優越判断はなんといってもUI次第。
今のところ自分の中では"iTeleport"以上の操作性を提供してくれるリモートデスクトップアプリは存在していませんが、後発Microsoftは果たしてどんなUIで操作させてくれるのか検証してみます。

で、ポチッとApp Storeからインストールして起動。
デスクトップ版と同じように接続先のサーバープロファイルを作成してコネクト。


こちらもデスクトップ版と同じように初回の接続時にセキュリティアラートがでますが、やはり"Connect always"で以降黙らせます。
接続した画面での操作はWindows版RDCのように画面中央上部のタブから機能へアクセス。

左側の"十字カーソルアイコン"をタップすると描写が等倍になって画面中程に十字コントロールパッドが出現(ダブルタップで配置場所は移動可能)、左の"キーボードアイコン"をタップすると下からキーボードが出現します。キーボードは更に左右の◀▶ボタンを押すことでファンクションキーなどの機能ボタンへ変化します。(これは使いやすいです)

また中央の"サーバー名"部分をクリックすると上部よりもう一段コントロール部が現れて、右側にはコネクションの"切断"ボタン、左側にはマウスポインターとタブレットモードの切り替えボタンが配置されます。


マウスカーソルモードは"iTeleport"などでも定番の操作方法なので、特筆すべきものは無いのですが、タブレットモード(手書きモード?)にすると、"ペイント"など自由描写の出来るアプリではそのままタブレット端末の画面をなぞって指先で描写することが可能です。


果たしてそんな操作をするシチュエーションがどれほどあるか微妙なところですが、「なぞる」操作ができるコントロールはこのAppが初めてのような気がします。

ただ、画面の拡大・縮小にタブレット端末特有の"ピンチ"操作やスクロールができないため、全画面表示か等倍表示かの二択しか出来ないみたいです。
そのため「もう少し広い範囲で見たい」とか「もう少し拡大して見たい」といった作業が出来ません。

まぁ、後発なだけにそれなりに扱いやすいUIに仕上げて来たのは悪くないと思います。
多分個人的には画面操作が秀逸な"iTeleport"を利用すると思いますけどね。ww

iTeleport: VNC & RDP App
カテゴリ: [ユーティリティ]
価格: ¥2,500



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