2013年10月31日木曜日

Mavericksに追加された日本語フォント

あまり身近で話題になっていないのだけど、Mavericksには「有限会社 字游工房」と言う会社からリリースされている"ゴシック体"と"明朝体"というプロ向けOpenTypeフォントが新たにバンドルされています。

両フォントともにミディアム/ボールドの2ウェイトがバンドルされてるので、無料のOSに合計126,000円(税込)分のフォントがバンドルされている事になります。
("Pro"って付いていないですが、Adobe-Japan1-6準拠のPr6フォントのようです。グリフ数:約2万3千字)
実は先日リリースされたWindows8.1にも同じフォントがバンドルされている(こちらもあまり話題になっていないような...)ようで、今後はダサダサな"MS明朝/MSゴシック"をイヤイヤ使わなくても共有する書類やWebのCSSでプロクオリティな文面が表現できるようになりますね。(AppleとMicrosoftが相談したとも思えないので、メーカー側から働きかけがあったののでしょうか?)

余談ですが、明日(11月1日)から公開される映画「スティーブ・ジョブス」のワンシーンに、ミーティングで"追加フォントのバンドル"を力説するスティーブに「フォントなんか後回しにしましょう」といったスタッフがその場でクビにされる場面があります。
Mavericksに新しいフォントがバンドルされた事もあって、感慨深くそのやり取りに見入ってしまいました。


メディアが紙の上からコンピューターに移ってもタイポグラフィーにこだわり、DTPという文化を作り出したAppleだからこそいまのデザインクオリティがあるんだと思います。

P.S
映画じゃないけど、12月発売の新しい"Mac Pro"が無性に欲しぃぃぃぃぃぃぃ!!
高くて買えんけど....。orz
製造工程だけでも見て我慢する。w


Designed by Apple in California  Assembled in the USA
カッコいいなぁ... 。
そして悔しいね。日本企業もガンバレ。


2013年10月29日火曜日

Mavericks(10.9)のMail.appで接続エラー

先週Mavericksにアップグレードして特に不具合にも遭遇せず利用していたのだが、今朝になって社内のスタッフから

「Mavericksにアップグレードしたら自社のメールサーバーから送れなくなってしまいました〜。(T_T)」

との事。
自分の"Mac mini"ではそんな不具合を確認していなかったので、自分の環境と照らし合わせてみたところ、どうやらMavericksのMail.app(Ver7.0)ではSSL接続が半強制的にセットされる仕様に変更されている様子。

大手のメールサービスであれば、サーバー証明書もちゃんと用意してあるので接続に関してSSLを有効にしても問題は無いのだが、社内用に用意したドメインのメールサーバーにわざわざ高価な証明書は入れていないのでSSLを有効にするとどうしても初回接続時に証明書の警告が出てしまう。


ほとんど再起動しなくなったOS Xだけど、やはり警告が起動の度に出るのは煩わしい事もあってSSLを無効にしてしまうのだ。
で、問題なのがMavericksのMail.appで以前のように「デフォルトポートを使用」を選択するのだが、こちらを選ぶとSSL接続が強制的にセットされるようでその下にある「SSL を使用」の✓マークが外せない。
一時的には外せるのだが、数秒経つと自動的に✓マークが自動的に付けられてしまう。


何かの拍子に外した状態で保存出来ちゃったりすると、今度は「サーバーにSMTP接続が出来ない」とのエラーが発生しだす...。(冒頭のスタッフがこの状態)

多分「デフォルトポート」で設定し465番ポートで接続が出来たサーバーは問答無用でSSL接続がセットされるのではないかと思う。
そこで無理矢理SSLを切ると今度はSMTPポートに接続出来ないという現象に陥るのではないかと想像している。

結局SSL接続を使いたくない場合には「カスタムポートを使用」を選択し、ポート番号に587番ポートを指定。これでSSLの警告無しでメールサーバに接続出来るようになった。


そもそもSSL証明書が入っていないのにSSL接続を許可しているサーバーが悪いって事もあるけれど、「デフォルトポートを使用(25, 465, 587)」ってなってるのにSSLを外して587番ポートで接続出来ない仕様変更はどう考えてもおかしい。

そういえば、先日サポートスタッフがお客さんの新しいiPadのメール設定をしていた時に「SSLを"入"にしないとサーバーに接続出来ない〜」と悩んでいたけれど、もしかしてiOS7のメールも同じような仕様になっているんだろうか?!

見た目はあまり変わらないけど、新しいOSだしね。まだまだいろんな不具合は出てきそう...。




2013年10月25日金曜日

OS X Mavericks(10.9)と"どこでもMy Mac"

昨日のMarvericsアップグレード作業後、特にこれといった不具合も見当たらず残りの業務を終業までこなしました。

結構期待していたFinderの"タブ"実装だったけど、慣れの問題か相変わらずウィンドウ開き散らかしてます。ww
結局一度にフォルダの中身を確認するためには一杯ウインドウ開いていないとダメなんですよね...。Webブラウザーなどと違って思ったより使い方が限定される感じ。w


それはさておき、今朝は朝っぱらから経理担当者の苦言の電話。
Mavericksの"インストール&試し弄り"で浮かれてて、頼まれていた顧客リストのプリントをすっかり忘れていた。orz

「すぐ事務所のプリンターに出力します。」と返事をして電話を切り、"どこでもMy Mac"で"Mac mini"へ接続しようと試みるもしばらくすると「接続出来ません」のエラー表示。

「え? マジ?!」

毎日のように接続しているリモートデスクトップ。唯一の原因は昨日入れたMavericks以外考えられない。
iCloudの"どこでもMy Mac"が有効になっていないのかとも思ったが、自宅iMacのFinderサイドバーにはちゃんと"Mac mini"が現れてる...。
「画面共有」がだめならボリュームへの接続は出来るのか試してみたところ同じように「Serverが見つかりません、IPアドレスを確認....」云々とのたまってマウントが出来ない。
これはMavericksレベルの問題じゃないかもしれない...。と思い、取りあえず社内で稼働している"OSX Server(Mountain Lion)"へリモートデスクトップで接続。

"OSX Server"のFinderからローカル内の"Mavericks@Mac mini"に「画面共有」で接続。

「あれ? 普通に繋がるじゃん...。」

やっぱりiCloudの中継がおかしくなっている雰囲気なので、"Mac mini"の"システム環境設定"から"iCloud"を開き、一旦サービスからサインアウトして再度サインインしてみる。
Mavericksの初回起動時にも何かやった覚えがあるのだけれど、"iCloudキーチェーン"や"携帯番号との紐付け"等、いくつかの設定項目も再びiCloudを有効化してみた。


するとほぼリアルタイムに自宅のiMac側にも自動的に共有ボリュームがマウントされる。
多分iCloud内に記録していた"Mac mini"の端末情報がMavericksのインストール以降整合性がとれなくなっていたのかもしれない。
以前自宅でG5 → iMac変更時に「移行アシスタント」で遭遇した"どこでもMy Mac"認証エラーのような複雑なトラブルでなくて助かりました。
取りあえず初歩的なサインアウト&サインインで復旧しました。(′Д`)

【2013/10/29追記】
"Apple サポートコミュニティ"でディスカッションされている内容を見ると、どうやらOSのバージョンの組み合わせで、発生する不具合に相違があるみたいです。
"Mountain Lion"と"Mavericks"の組み合わせだとファイアーウォールを"切"にしないと全く繋がらないとか、うちのように"Lion"と"Mavericks"だとファイアーウォールで"screensharingd"が「接続をブロック」になっていても双方から「画面共有」が出来ています。(Mavericks側は登録無し)


本日遭遇したMail.appのセキュア接続の方法も含めシステムのセキュリティ関連が大幅に変更になっているのかもしれません。
過去のディスカッションでもやり取りされている通り、「画面共有」はファイアーウォールとの絡みでトラブることもあるようで、Mac OSメンテナンスの基本に立ち返れば「取りあえず初期設定ファイルを捨ててみるってのが一番なのかもしれませんね。

特にクリーンインストールしていないOSは各種「初期設定ファイル」をそのまま引きずっている可能性が高いと思います。

【ファイアーウォール関連 初期設定ファイル】
/Library/Preferences/com.apple.alf.plist
/Library/Preferences/com.apple.alf.plist.lockfile

【画面共有関連 初期設定ファイル】
~/Library/Preferences/com.apple.ScreenSharing.LSSharedFileList.plist
~/Library/Preferences/com.apple.ScreenSharing.LSSharedFileList.plist.lockfile
~/Library/Preferences/com.apple.ScreenSharing.plist
~/Library/Preferences/com.apple.ScreenSharing.plist.lockfile

Apple サポートコミュニティMavericksにアップデート後、画面共有できず。

【2013/11/05追記】
接続が可能だったのは"Lion(10.7)" ⇒ "Mavericks(10.9)"への接続だけでした。
逆向きの接続は世間で問題になっているとおり接続不可能でした。
トラブルシューティングはあらためて検証中




2013年10月24日木曜日

Mac OS X Mavericks(10.9)入れてみました

自宅で設計業務に使ってるiMacに入れるのはさすがに怖いので、ネットワーク業務に使ってるMountain Lionの入ったMac mini(Late 2012)に入れてみました。w


Mac App Storeからワンクリックインストール。
データサイズは"5.29GB"で結構なボリューム。フレッツ光ハイスピードタイプの回線で15分ほどかかってダウンロード。


その後インストール作業に40分ほどを要した。
ファイルのコピーが終わると一度再起動がかかってインストールの仕上げ作業にかかりもう一度再起動がかかってMavericksが立ち上がります。

歴代の"Mac OS X"のようにファーストブートで派手派手しい演出は無し。w
そのかわりデスクトップ中央に10.9と互換性の無いアプリケーションのリストが表示され警告されました。(スクリーンショット取り忘れた。orz)

さほど特殊なアプリを入れていないMac mini(Late 2012)だったが、プラグイン系で長年愛用の"FinderPop"とWindows Mediaファイルの再生用"Flip4Mac"の2つが警告対象としてリストされた。

どちらも公式サイトを確認した所新しいバージョンがリリースされていたので最新版をインストールして取りあえず問題ない様子。
今のところ互換問題で利用出来ていないのはMail.appに組み込んでいたプラグインの"MIMEfix"だけ。
【2013/10/30追記】
なんと、MavericksのMail.app(7.0)は"MIMEfix"が入っていなくても添付書類のファイル名が文字化けしないようにフィックスされているようです。(LionのMailで文字化けが発生したメールもMavericksでは正しくデコードされていました。)

純正アプリで若干名前やデザインの変更があったりするけれど、雰囲気はMountain Lionとさほど変化は見られない。
iOSで散々罵声を浴びた純正マップもデスクトップ版としてバンドルされて来た。これはカレンダーやメモ、位置情報をいっしょに記録したい場合には結構重宝するかもしれない。

Mavericksにアップグレード後最初の仕事はルーターのファイアーウォール設定だったのだが、ポートの開放をチェックしようとして「ネットワークユーティリティ」を起動しようとしたのに"Mountain Lion"までは存在していた"ユーティリティ"フォルダに見当たらない...!?

慌ててSpotlight検索してみると、なんと"Macintosh HD/System/Library/CoreServices"以下に"Applications"フォルダが新設されてその中に格納されている。


一般の人にはあまり必要ないアプリってことなのかなぁ?
速攻で"Applications/ユーティリティ/"以下にもエイリアス作っておきました。

Lion以降"半"隠しフォルダとなった"~/Library"フォルダとか...。玄人さん愛用の物がどんどん隠されるようになってきてるのは初心者ユーザーへの考慮なんだろうか?
【2013/10/30追記】
ユーザーの"Library"フォルダはファインダーの表示メニューにある「表示オプション」で「"ライブラリ"フォルダを表示」にチェック入れることで常時表示が可能になっていました。

ま、ぼちぼちと使いながら検証していきましょう。

P.S
ところで起動し終わった後に現れた「Mac を最適化中」のメッセージですが、丸一日放置してみたのだけれど一向に消えない。これは単なるメッセージで、継続しているって事ではないんだよね?




Bloggerのアクセス統計システムに変化?

色んな迷惑行為がはびこる昨今のインターネット。
Bloggerのアクセス統計システムにも大量のリファラースパムが押し寄せて迷惑この上ない。(トラフィックの上位はほとんどスパムドメイン...orz)


以前「"Google Analytics"のフィルターで迷惑ドメインを登録することによってカウントできるみたい」な記事を書いたことがあるのだが、全く効果の現れないドメインもあったりしてほぼあきらめていた。

何気に今日"Blogger"のアクセス統計を覗いてみると昨日(10月22日)からかなりカウント数が少なくなっているのに気が付いた。(「落ち着いている」という表現の方が適切かも...)


というか、そもそも"Blogger"の統計カウント数は"Google Analytics"でのカウント数と比べると8割ほど多く、あきらかに信憑性のない数字が多かったのだが、ここ2日ほどはかなり控えめなカウント数になっている。(それでもけっこう多いけど...w)

もしかするとたまたま2日続けてスパム行為がなかっただけかもしれないのだけれど、願わくば"Blogger"の方でもあきらかに"リファラースパム"と思われるドメインはフィルタリングで排除してくれるようになった事を期待したい。


そもそも"Google"はウェブアクセス時にも"マルウェア"等の検知をしてユーザーが被害に遭わないように注意喚起してくれるとても親切なプロバイダなのに、リファラ—スパム如き検知できないわけはないですよね?

そもそも"Google Analytics"っていう高機能アクセス統計システムがあるのになぜ"Adsence"のように組み込んでしまわないのだろう?(リンクでも良いので)

あと一応"Blogger"には「自分のページビューを追跡しない」という項目もあるのだが、これもどこまで(どの端末まで)除外できているのか微妙なところだ。

【2013/10/24追記】
かなり期待したけれど、今まで見かけなかった新たなドメインからのスパムアクセスがカウントされていました...。orz
ただ、以前からひっきりなしに来ていたドメインはなりを潜めたようだし、もうしばらく期待を込めて様子見ましょう。w


ついでなので、リファラースパムかどうかの判断方法ですが、自分は"aguse.jp"という調査サイトを良く利用させてもらってます。
マルウェアの有無や、サイトのプレビューなども表示してくれるので安心してURLの確認が出来ます。有用な調査サイトを運営していただいて感謝。


2013年10月20日日曜日

MoonLight Meeting 2013

今年は先約があってお泊まりできなかったけれど、一応顔だけ出してきました。
例年のようにフライヤーも作成せず、ひっそりと執り行われた模様。

すぐ帰宅しなきゃならなかったので当然飲めないし、豚汁だけ頂いて自分は17:00過ぎに帰宅しました。
夜半までは天候ももってキャンプファイヤーもBBQも滞りなく執り行われた様子。
(Facebookからの経過情報に依る)

残念なことに予報通り未明頃から雨が降り出し、朝はキャンプの撤収には最悪なコンディションになってしまいましたね。(スタッフの皆さんお疲れ様でした。)

来年は子供でも連れて泊まれると良いけどな...。
でもたいていVIBESミーティングの翌週なんだよね...。VIBESミーティングの開催地にも依るけど、2週連続ってのはちょっと許可がでないかも。
(^_^;

今回は泊まれなかったけど、宮城のVIBESミーティングの時に使用したコンパクトシュラフはさすがに今回は使えなかったと思う。
向こうが透けて見えるようなシュラフではやはり夏季限定使用になりそうです。

やっぱり「安物買いの銭失い」にならないようモンベルあたりの物を用意したいと思ってる。
さすがに厳冬期の寒中キャンプは考えていないので"-7°"以下に耐えられる高性能な物は要らないと思うけれど、せめて"-2°"くらいまで耐えられる物はあっても良いかもしれない。

モンベルの"U.L.スーパー スパイラルダウンハガー #5"あたりだとコストパフォーマンスも良さそう。
ストレッチ性もあるし、なによりバイカーにうれしい収納サイズが「径14×28cm」というコンパクトさ。
欲しいなぁ...。

2013年10月18日金曜日

MS純正 "Remote Desktop connection" がリニューアル

2008年の夏以降ずっと放置プレイだった Microsoft RDC クライアントのMac版と、ずっと待ちわびてたiOS版が"Windows Server 2012 R2"といっしょにリリースされたので早速インストールしてみた。

Microsoft Remote Desktop App
カテゴリ: [ビジネス]
価格: 無料

Desktop用のクライアントソフトは放置されていたからといっても接続出来ない状態ではないのだが、5年ぶりのアップデート。
今回から"Mac App Store"扱いなのでインストールも楽ちん。


ちなみに旧バージョンの設定ファイルは再利用不可能なようなので、また1から作り直しすることになります。
日本語にローカライズされていないけれど、特に難しい設定することもないので問題なし。
"サーバー名(or IPアドレス)"、"ユーザー名"、"パスワード"をセット。
後は画面サイズやサウンドの再生、ローカルドライブ&プリンターの共有など、シンプルな画面構成になったけど出来ることはほぼRDC2の時といっしょ。

ただ、RDC2であった「セキュリティ」タブは廃止され、認証のセキュリティチェックは初回の接続時にアラートが表示され、"Connect Always"を選べばそれ以降はうるさいことを言わなくなる。


接続してみた雰囲気は...特に変わらず。ww 「若干旧バージョンよりレスポンス良いかな?」ってな程度です。(そもそも未だに"2003 Server"とかで運用してるのでそれ以前の問題です。)

それより今回の目玉はiPhone/iPad版がリリースされたこと。

Microsoft Remote Desktop App
カテゴリ: [ビジネス]
価格: 無料

リモートでサーバーメンテナンスするのはやっぱりモバイル端末から出来て"なんぼのもん"じゃないでしょうか?
iPhone利用し始めた当初から無料、有料問わず色々なクライアントソフトをインストールしては捨ててきましたけど、本家から無料の公式アプリがリリースされたのは非常に喜ばしい事です。

この手のソフトの優越判断はなんといってもUI次第。
今のところ自分の中では"iTeleport"以上の操作性を提供してくれるリモートデスクトップアプリは存在していませんが、後発Microsoftは果たしてどんなUIで操作させてくれるのか検証してみます。

で、ポチッとApp Storeからインストールして起動。
デスクトップ版と同じように接続先のサーバープロファイルを作成してコネクト。


こちらもデスクトップ版と同じように初回の接続時にセキュリティアラートがでますが、やはり"Connect always"で以降黙らせます。
接続した画面での操作はWindows版RDCのように画面中央上部のタブから機能へアクセス。

左側の"十字カーソルアイコン"をタップすると描写が等倍になって画面中程に十字コントロールパッドが出現(ダブルタップで配置場所は移動可能)、左の"キーボードアイコン"をタップすると下からキーボードが出現します。キーボードは更に左右の◀▶ボタンを押すことでファンクションキーなどの機能ボタンへ変化します。(これは使いやすいです)

また中央の"サーバー名"部分をクリックすると上部よりもう一段コントロール部が現れて、右側にはコネクションの"切断"ボタン、左側にはマウスポインターとタブレットモードの切り替えボタンが配置されます。


マウスカーソルモードは"iTeleport"などでも定番の操作方法なので、特筆すべきものは無いのですが、タブレットモード(手書きモード?)にすると、"ペイント"など自由描写の出来るアプリではそのままタブレット端末の画面をなぞって指先で描写することが可能です。


果たしてそんな操作をするシチュエーションがどれほどあるか微妙なところですが、「なぞる」操作ができるコントロールはこのAppが初めてのような気がします。

ただ、画面の拡大・縮小にタブレット端末特有の"ピンチ"操作やスクロールができないため、全画面表示か等倍表示かの二択しか出来ないみたいです。
そのため「もう少し広い範囲で見たい」とか「もう少し拡大して見たい」といった作業が出来ません。

まぁ、後発なだけにそれなりに扱いやすいUIに仕上げて来たのは悪くないと思います。
多分個人的には画面操作が秀逸な"iTeleport"を利用すると思いますけどね。ww

iTeleport: VNC & RDP App
カテゴリ: [ユーティリティ]
価格: ¥2,500



2013年10月16日水曜日

モバイルバッテリー"cheero Grip2"を試す

シガーソケットのおかげでフル充電状態で現地入りしたiPhone 5だったが、写真やら動画やらチャットやらSNSやらしているうちにテント内でバッテリー上がりをおこした。

やっぱりコンセントのない場所で一晩使い続けるにはやっぱり何らかの補助電源が必要なのを実感したのでVIBESミーティングから帰宅後色々と調べてみた。

そんな中"cheero Grip 2"っていうモバイルバッテリーがAmazonで初回1,000台限定1,480円(標準価格1,980円)で販売されているのを知ってポチって見ました。(現在既にキャンペーン分は終わっているみたいです)

前モデルの"cheero Grip"からリニューアルしたようなのだが、丸っこくなってかなり女子向けをイメージしたデザインになっている。
うちにはiPhone使いの女子が3人もいるので共有するにはもってこいかもしれない。


選んだポイントは先ずキャンペーン価格。w
あとは5,200mAh(3.7V)の蓄電容量でiPhoneをフル充電2.5回出来る事(入出力5V/1A)。今回のようにキャンプなどでの使用時、一役買えるかもしれないLEDライトが付いていたことも良かった。多分災害時にも役立つ機能だと思う。


サイズはiPhone5の液晶部分を少し細くしたくらいで意外とコンパクト。
付属品は本体充電用のUSBケーブル(Micro USB←→USB)と、これまた少し女子受けを意識したデザインのポーチが付いている。

細長いインジケータ部は4つのLEDが並んでいて、バッテリー残量に連動して点灯する数が変わります。操作部はインジケータと縦並びに配置されている丸いボタンのみ。
何も接続していない状態でボタンを押すとバッテリー残量が表示され、そのまま放置すると1分で消灯する仕組み。(1分待たなくてもボタン長押しでも消灯するみたい)

「iPhoneを2.5回充電できる」とのうたい文句だけど、DockコネクタやLightningコネクタは付属していません。
Apple公認ケーブルだと、このバッテリーより高かったりする物もあるので添付なんて出来ないだろうけどね。あの値段の高さ何とかならんもんですかね? アップルさん。

ちなみに一応iPadも充電対応になっている(メーカー曰く2.1A出力の上位モデルを薦めてはいるけどね...)ので手持ちのiPad miniの充電で試してみた。


iPad miniはシステムがシャットダウンしてしまうまで使い切った状態で接続した。
徐々にcheero Grip2のインジケータの数は減っていき3時間ほどでcheero沈黙。iPad miniの充電状態は"91%"を指していた。
"cheero Grip2"はパッケージから出した状態でLEDインジケータが4つ点いていたのだが、完全にフル充電状態であったかは不明。(再度フル充電して確認してみないといけないかも)
取りあえず充電する事も容量も問題は無し。

良いタイミングで購入出来てなかなか良い買い物だったかもしれない。
今週末は地元のMCが開催するキャンプミーティングがあるので、早速活用できるかもしれない。
( ̄ー ̄)b



2013年10月14日月曜日

「兵どもが夢の跡」〜 キャンプツーの片付け...

なんとなくね、やっぱり大きなイベントの後は多少脱力感におそわれます。ww

既に次の台風が日本へ接近中らしいのですが、3連休最終日の体育の日は朝から清々しい秋晴れになったので、土日とかけて宮城までVIBESミーティングへ出かけてきた後片付けをした。


1年ぶりに広げたキャンプ道具。にわか雨にも降られて久しぶりにレインスーツも使用できたしね。
雨に濡れた革物もみんなまとめて天日干し。


後はウインドシールドに叩きつけられた虫の残骸や、ブローバイの吹き返しでべとべとになった右サイド。スポーツスターも久しぶりに洗車して上げます。


朝のうちに全部終わらせてしまうつもりで始めたのだけれど、思いのほか時間がかかって昼過ぎまで潰れてしまいました。

しっかり乾かした革製品はいつもの"ラナパー"でメンテナンス。最近は補油した後は"ヘチマ"で革の表皮もブラッシングしてます。
コバ磨き用に色んなものを試していたのだけれど、ネットの情報で"ヘチマ"を使われてる人の記事を読んだのがきっかけ。

人間でもお風呂のボディケア用品として昔から使われてるんだし、肌に悪いわけは無いですよね。コバだけじゃ無くサドルレザーの表面もいい光沢が出てきます。
サドルレザーのエイジングをしていて「なかなかいい艶が出てこない...」とお嘆きのあなた。是非ヘチマでのブラッシングをお試しください。w

温かかった先週末までに比べてなんだか急に秋っぽい空気に変わってきましたね。
ツーリングには絶好の季節だし、今度は"走りっぱなし"だけじゃ無い美味しいものでも食べに出かけたいなぁ。ww


2013年10月13日日曜日

2013 VIBESミーティング in 宮城(13日)

(12日)からの続き。
VIBESミーティング2日目。(といっても、早朝に会場から離脱していますが....)

iPhoneにセットしたアラームは5時。ギリギリだったバッテリー残量はアラームを止めたところで力尽きてiPhone沈黙。orz

同郷の友も起き出してきて、今日の予定を聞くとこのまますぐ帰路に就くとのこと...。w
オイラはせっかく宮城まで来て津波の被災地を自分の目で確認せずには帰れないと思っていたので、もう少し北上する旨を伝えてミーティング会場で別れる事にした。

片付け間際、昨日と同じように快晴の空から結構な雨粒が落ちてきた。
そしてまた同じようにきれいな虹が架かって帰りにも虹のゲートが現れた。

しかもコース上、ホームストレート入り口に建っている"DUNLOP"ブリッジと同心円上に架かってとてもアートな風景になってる。(自分のiPhoneは沈黙してしまっていたので、ツレのiPhoneで撮影した画像を後でもらいました。ww)

シガーソケットを装備しているおかげで走行中のバッテリー切れは気にしなくても良いけれど、やはりテントに持ち込むためにはモバイルバッテリーの一つは用意しておいた方が良いですね。(′Д`)

暖かかった昨日とは違ってかなり空気が冷たい。往路ではは必要なかった防寒用インナーを着込んでネックウォーマーも着用。
三陸自動車道に向かって更に北上し、石巻まで足を伸ばした。
さすがに2年半という月日が経って、主要道路から見える景色は綺麗に片付けられています。
実際には町や村があった場所が全て更地にされているようで、何も無い景色が余計に殺伐とした雰囲気になっている。

最終的には、多くの子供たちが犠牲になった大川小学校跡地まで行ってご冥福をお祈りさせて頂きました。
キャンプ道具を積んだバイクが珍しかったのか、地元の方と見られるお爺さんが声を掛けて来てくれていろんな話を聞かせてくれました。


いろんな思いがこみ上げますが、ここではあえて多くを語るは止めておきましょう。
ただ現場を見て、子供たちがどんな恐怖にあったのかを想像するととても胸が締めつけられます。

ひとしきり物思いにふけった後、9時過ぎ頃出発し近くにあった「上品の郷」という道の駅に立ち寄り、今回の旅で唯一のお土産を購入して710km程ある帰路へとつきました。
ちなみにここの道の駅には被災したパトロールカーや、道の駅の看板などの展示がありました。


実は当初の予定では、今日(13日)は近所のツーリングメンバーと日帰りツーリングが予定されていたのだけれど、そちらをキャンセルして一人単独でVIBESミーティングへ来てしまっていた次第です。w

ただ、目的地を"日光"にして「帰宅時間が一緒になれば良いね」なんて相談もしていたので、取りあえず"LINE"のチャットで状況確認をしてみると、ちょうど東照宮参りをしている最中との事。

3連休って事もあって結構な人出らしく、全く時間が読めないみたいだ。
「じゃあ、こっちは取りあえず南下して宇都宮を目指す」とメッセージを入れた後"東北自動車道"を石巻から330kmほど南下。

途中給油と軽く昼食を取りながら、"宇都宮I.C"を過ぎた最初の"大谷パーキングエリア"へ到着したのは14時を過ぎた頃だった。
到着して"LINE"のメッセージを確認すると10分ほど前に「もうすぐ高速に乗る」とのメッセージが入っていたので、そのまま30分ほど"大谷P.A"で時間を潰し、無事合流を果たした。

待っている間車体周りを点検してみると、さすがに高速走行の連続でエンジン回しっぱなしって事もあって、ブローバイの吹き返しが酷かった。
フィルターから溢れたブローバイガスがエキゾーストやオイルタンクをかなり汚してる。(′Д`)


残す所あと400km。順調に走れれば5時間ほどで帰宅できる所だが、ここからが酷かった...。orz
自然渋滞に加えて事故渋滞も発生する始末。旅の道連れも出来た事もあって、結局サービスエリアなどでお喋り&休憩を取りながら帰ってきたら8時間もかかってしまいました。ww

2日間全行程の走行距離は1,375kmほど、給油回数8回で65Lを消費した燃費は平均21km/L程でした。(やっぱり3,000回転超えて回し続けるとあまり燃費は伸びません)
まぁ、8〜9月とほとんど遠出できなかった憂さ晴らしには十分でした。