2013年3月5日火曜日

Firefox OS

最近ネットで話題沸騰の"Firefox OS"。
AppleのiOS、GoogleのAndroidに続く第三極として注目視されてるらしい。

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これは長年のAppleフリークのオイラとしても大歓迎。
そもそもAppleみたいな"イノベーション"を売りにしている企業が大きなシェアをとる事はマイナスな面も少なくないはず。

クラウドやサービスに関しては問題ないんだろうけど、ソフトウェアやデバイス技術に関しては常に新しい物を生み出して行くには大きなシェアは逆に重荷になったりすると思ってる。(シェアを取ると保守的なユーザーが増えるし、急激な仕様変更はネガティブな意見も多いからねぇ。)

かと言ってシェアが少なすぎると巨人と闘うには苦戦する部分も多くなる。過去IBMやMicrosoftに苦渋を強いられてきた時代のようにね。

なによりオープンソースな"Firefox OS"がAndroidへの一極化を阻止して、最近やっと大人しくなりつつあるMicrosoftを二度と勢いづけないように奮闘してくれることを願ってる。ww

ある意味1990年代のPCと違ってWebという互換プラットフォームがあるわけだし、いろんなOSが乱立してせめぎ合った方が面白くなると思うんだよね。
(シェアが分散すれば、Appleも輝き続けられる可能性が高くなるし...w)

携帯電話が多機能化され、"スマートフォン"として世間に普及してきてるけど、iPhone使い出して最初に感じたことは今でも変わらず「電話の方がおまけ」って事。
結局デスクトップPCの時代は終わってモバイルPCの時代になったって事だと思ってる。

まだまだ成功するか未知数な"Firefox OS"だけど、オープンソースの利点を生かしてデバイス製造企業などが活性化すると良いですね。

Firefoxの開発元である"Mozilla Foundation"は、MicrosoftがIEバンドル戦略で亡き者にした"Netscape社"の末裔で、Webの技術に関しては老舗中の老舗。
(この後標準を無視したIE支配によるWeb汚染で長い暗黒の時代が続いたのは記憶に新しい)

1990年に初めて買った"Macintosh IIfx"にインストールした"NCSA Mosaic"で、まともにコンテンツのなかったインターネットに接続して"ケンブリッジ大学のリアルタイムコーヒーポット中継"(The Trojan Room Coffee Machine)を意味も無く眺めたのは今から20年前のこと...。
(残念ながらこの歴史的中継は2001年8月で終了しています。)

以上ノートの裏書きでした。


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