2012年8月31日金曜日

iPhoneのField Testでプラチナバンドを探ってみた

SoftBank曰く、「順次拡大中」のプラチナバンド。
SoftBankの"特設サイト"を覗いてみても、地図がおおざっぱすぎていまいち判りづらかったりする。

以前、基地局絡みの工事業者の知り合いに、「この辺りはいつ頃からプラチナバンド使えるんですかね?」と、何気に聞いてみたときに

「この辺りなら8月下旬くらいには切り替わってくるじゃないかなぁ...」

との話を聞いていたのだけれど、如何せん周波数帯が変わった事など特に表示があるわけでもないし、どうやって確認するんだろうと思っていたんだけれど、調べてみるとiPhoneも一応携帯電話な訳で、"Feild Test"なる内部コマンドを有しているとの事。

で、さっそく現状を調べてみた。

  1. 先ずは"Field Test"を呼び出すコマンド「*3001#12345#*」を"電話"の"キーパッド"から入力


  2. 「発信」ボタンを押すと、"Field Test"が呼び出されるので、"UMTS Cel Environment"を選択。


  3. 次に"UMTS RR Info"を選択


  4. ここで表示される"Downlink Frequency"及び"Uplink Frequency"が通信の接続状態。


で、数値と周波数帯の関係は以下の通り。
【 Downlink Frequency 】
・1056 〜 10838 : 2.1MHz
・2937 〜 3088 : 900MHz(プラチナバンド)
【 Uplink Frequency 】
・9612 〜 9888 : 2.1MHz
・2712 〜 2863 : 900MHz(プラチナバンド)
結果、今のところまだ"プラチナバンド"は利用できていない様子。
判った所でどうって事もないんだけどね。w

おまけのネタとして、"Field Test"中に表示されている普段アンテナマークがある位置の数値(-95)は、電波の強さとの事。

Wi-Fi等の電波強度でも表記される"dBm"の数値は以下の通り。
・アンテナ5本: -51 〜 -101
・アンテナ4本: -101 〜 -106
・アンテナ3本: -106 〜 -111
・アンテナ2本: -111 〜 -114
・アンテナ1本: -114 〜 -121
・圏外: -121 〜
【2012/9/3追記】
自宅で何気に"Field Test"起動してみると、900MHz帯の電波も拾う事が判明。
といっても、確率的には2.1GHzの方が多いけどたまに900MHzにも切り替わる。
試験中なのか、はたまた微妙な距離の基地局工事が終わったのか...。


肝心なのは行きつけの飲み屋で圏外にならない事なので、自宅はどうでも良いんだけどね。w


2012年8月30日木曜日

CVキャブ スロージェット再考

現在、車検合格後モーターステージのマフラーとスクリーミンイーグル(K&N)のハイフローエアークリーナーへの換装を行い、CVキャブはメインジェット(#185 → #200)の番手アップとジェットニードルのかさ上げ(1mm)及び、ミクスチャーの3-1/4回転戻しを行った状態。

ニードルジェットのかさ上げが効いたのか、中速〜高速の加速感は格段に良くなったのだが、エンジン始動〜アイドリング時の音も悪いし、回転数も非常に不安定になってしまった。

この症状もエンジンが完全に温まればアイドリング音もリズミカルになって落ち着くんだけど、如何せん時間がかかりすぎる。
しばらくの間は多少エンリッチナー引いてないと信号待ちなどでストールしてしまうくらい回転が落ち込んでしまう。

症状的には完全に燃料が薄い状態と思われるので、当初スロージェットを純正の#42から#45 → #48と上げてみたのだけれど、いまいち症状が改善されない。

「上げてみても改善されないのであれば...」と、純正の#42に戻してしまっていたのだが、最近朝晩は少し涼しくなって一段と暖機が鬱陶しい事になってきた。
これはもう、本腰入れて対策しないと秋口にはまともに走れなくなってしまう。

というわけで、新たにスロージェットの#50, #52を手配して再調整に挑戦してみる予定。


【余談】
今日は久しぶりに警報が出るほどの雨が降ってちょっと焦った。
ま、にわか雨のようだったので帰宅時間にはすっかり雨も上がったけれど、スポはずぶ濡れになってしまった。

2012年8月28日火曜日

iPhone ツーリングナビ雑感

バイクツーリングでiPhoneを利用するようになって、一番有用なアプリは当然ナビアプリ。
今さらなんだけど、自分の利用環境視点でiPhoneナビについて書いてみる。

スマートフォンでカーナビするのは最近ではTV-CMでも流され、当たり前のようになった感があるのだけど、あくまでも"バイクでのツーリング"用途での使用感です。

ツーリングでのメインナビは、"MapFan"ナビ。
このナビアプリの最大の利点はなんといってもマップデータをiPhone内に持っている事。

バイクでのツーリングである以上主要道路を避け、携帯電波が圏外になってしまうような峠道を走行するのは日常茶飯事。
無料のナビアプリや、クラウド型のマップサービスを利用しているナビアプリは"圏外"になった途端インターネットにも接続出来なくなる為地図が表示されなくなる。

その点"MapFan"は地図データをローカルに持っている為"圏外"になってもGPSだけでナビし続けられるのだ。

あと通常のナビゲーションではあまり必要なく、ツーリングナビに必要な要素として外せないのが「どこを通って目的地に行くか」を設定できる「経由地」登録。

バイクツーリングでは、目的地もさることながら"どのルート"を通るかが重要なポイント。
出来るだけ車の交通量が少なく、ほどよいワインディングが楽しめる道はライダーにとって至福の時。
"MapFan"を最終的に選んだもの"経由地"が5つまで登録できた事も大きかった。

一番最初に意を決して購入した"NAVITIME ドライブサポーター"は、経由地が1つしか指定できなくてツーリングとしての経路を作成するのにまったく使えなかった。

特に開発者も認めるくらいまったくダメダメだった初代"NAVITIME ドライブサポーター"はWeb(PC)との連携も駄目で、パソコン使って作ったルートをiPhoneから利用できなくて結局実利用する前に利用期限切れちゃいました。(T_T)

いい所ばかり書くとちょうちん記事見たいになっちゃうので"MapFan"の使いにくい所もし...。w

しいて言えば「検索に弱い」事かな。w
普段Googleなどで慣れちゃってるせいか、周辺施設やキーワード検索はかなりショボイ。
MapFanのデータベースが全てなのでどうしようもない。

住所検索などは直接文字入力が出来ず、「都道府県」→「市町村」→「番地」などをかなり深くまでリスト選択しなければならない。特に番地まで1番台、100番台、1000番台と大量のリストをスクロースさせながら選択させるのはいかがなものか...。

ま、検索しても出なければマップ上に直接フラグ立てて、そこを"経由地"に指定するだけなのでそれ程困った事もないんだけどね。
一番簡単なのは、立ち寄りたい場所・道路を最初に片っ端からブックマークに登録しておいて呼び出すのが早い。

ただ、最新のバージョンにしてからちょくちょくフリーズしてアプリの再起動を強いられる事が何回かある。(iPhone4のメモリ不足によるものかもしれないが...)

走行中のアプリ強制終了&再立ち上げは結構厳しいのでなんとか安定してもらいたいものです。

ちなみに、バイクに"MapFan"ナビ取り付けたときは「画面回転ロック」しておかないとちょっとしたバンクだけで画面がぐるんぐるん回ってしまうので注意が必要です。w


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2012年8月21日火曜日

またまたiMacの"画面共有"が繋がらない...。orz

先日"MobileMe"サービス終了に伴い、やむを得ずVPN接続で利用するようにした"画面共有"なんだけど、iMac(Lion)だけ何故かまったく繋がらなくなってしまった。orz

自宅へVPN接続して、「サーバーへ接続」でiMacへ"VNC"接続しようとすると、すぐ認証画面が応答するものの、ユーザー名&パスワードを入力した後「接続中...」のまま、タイムアウトすらしない状態に陥る。

ちなみに"ファイル共有"でボリュームはマウントできるので、ネットワーク上での障害ではないと判断する。
ファイアーウォール等で"画面共有"のみが弾かれているのかと言えばそうでもなく、自宅の他のMac(10.5, 10.6)には問題なく接続出来る。

試しにVPN接続後にVNC接続した"G5"から"iMac"へ画面共有接続しても応答しないのでどうやらサービス自体が止まってる感じ。orz

結局iMacには画面共有接続出来ないまま自宅へもどり、「システム環境設定」を確認して見るも、サービスはちゃんと開始されていた。

それでもローカルのLANからでも画面共有が繋がらない(他のサービスは繋がる)ので、一旦"システム環境設定"の"共有"で「画面共有」のチェックを外し、再度チェックしてみると、なんの問題も無く接続出来た。

そのまま普通に運用して、翌朝接続テストしてみると、また認証画面のまま繋がらない。

何だかやな雰囲気...。 これはもうiCloudとかの問題以前だ。

何かの拍子(時間経過?)に画面共有のサービスがハングアップしてしまっているような状態に陥るみたい。
"システム環境設定"でチェック入れ直せば、再接続可能になるのだけれど、これでは外出先からのリモート制御には致命的。

検索してみると10.6(Snow Leopard)までだと、ターミナルからコマンドで簡単にON、OFFする手法もあるみたいだけど、10.7では同じ方法が通用しないみたい。(T_T)

なので、ちょっと本腰入れて対策してみる。(予定w)

【2012/08/23追記】
検索の気合いが足らないだけだった...。orz
Lion(10.7)でも以下のコマンドで"画面共有"のONが可能だった。(当然改行無しの1行で...)
$ sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.screensharing.plist
当然OFFは"unload"すればOK
$ sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.screensharing.plist

サービスがハングアップしてしまう原因が未解決だけど、 取りあえずこれで安心して外出できる...。w

【2012/9/25追記】
ソフトウェアアップデートで提供された"Remote Desktop クライアント" Ver3.6.1にアップデートすることで、画面共有のタスクがハングする現象は取りあえず改善されました。
めでたしめでたし。


2012年8月9日木曜日

iPhoneをモバイルルーターに変身させる "t.free" を試してみた。

ネットで調べ物をしていて偶然見つけた"t.free"というソフトを試してみた。

コネクトフリーという会社がリリースしているソフトウェアなんだけど、"Jailbreak"しないどころかiPhoneに特別なソフトウェアをインストールする事もなく、デザリング機能と同等のサービスを実現させてしまうソフトです。w

早速スペックギリギリのMacBook(Core 2 Duo + 10.6.8)にインストールして試してみた。

コネクトフリー( http://connectfree.jp/tetherfree/ )のサイトからインストーラーをダウンロードし、インストール。


セットアップ手順は3つ。
まず、インストールしたあとに出現するメニューバーの"t.free"アイコンから「t.feeに接続」を選択。(掲載の画像は既に接続済みのもの)

すると、現在のローカルネットワークから切断され、t.free独自のWi-Fiローカルネットが生成されて起動します。(自動的にSafariが立ち上がって、"t.free"への接続手順の画面が開きます)

次に、iPhoneのセットアップ。
まず、インターネット接続が切断されないように、「設定」→「一般」にある「自動ロック」を"なし"にして、スリープしないようにしておく。

そのまま「設定」の「Wi-Fi」に入り、Macの画面上に表示された"t.free"アクセスポイントのSSID(?)を選択し、これまた一緒に表示されているパスワードを入力すると、MacとiPhoneを専用のWi-Fiネットワークで相互接続が完了する。


あとはiPhoneのSafariを起動し、URLに " http://tfree.jp/ " を入力して接続すると、あら不思議。 Mac側の画面に"Welcome"のメッセージと共にインターネットに接続出来た状態で"コネクトフリー"のサイトが表示されます。


あとは普通にネットサーフィンやメールなど、iPhoneの3G回線経由でMacから普通にインターネットが利用できます。
まぁ、3G回線経由なのでそれなりなスピードしか出ませんが、特に問題なくインターネットが利用できます。

ちなみに、iPhoneで接続した"tfree.jp"の「t.free 接続完了」画面にも書いてある通り、Safari(iPhone)のウィンドウを閉じてしまうとMacのインターネット接続も瞬時に切断されてしまいます。

デザリングと言っても、本来iPhoneに内蔵されている純正機能の利用ではなく、どうやら"t.free"へ接続したSafariのコネクションを使ってVPNトンネリングしているような感じ。(なのかな?)

今はあまりユーザーも居ないだろうし、Mac限定なので、そんなに混んでいないのかもしれないけど、認知度が上がってみんなが使い出すと遅くなったりするかもしれないですね。
ま、所詮3Gのトラフィックだし、ルーティング設備のスペック次第なんでしょうけど...。

いずれにしても、日本国内では殺されてしまっているiPhoneのデザリング機能を利用できなくてがっかりしている人には良いんじゃないでしょうか?

コネクトフリーさんの今後のサービス動向に注目です。

【8/20追記】
どうやらβテストとしての試験配布だったみたいで、ソフトの提供が終わっちゃったみたいです。
みなさま、お疲れさまです!たくさんのダウンロード、ありがとうございました。コネクトフリーでは、みなさまのお役に立てるよう、サービスの開発を進めております。今後の新サービスにご期待ください。(Facebookより)
との事。