2016年5月27日金曜日

2016年 スポーツスター ユーザー車検 (本番)


2年なんてあっという間ですね。
前回までの車検でコツはつかめているのでさくっと整備して1ラウンド目に予約して持ち込みました。

申請手続きして検査棟へ行った時には既に長い列ができていたため、1時間ほど行列に並んで15分の検査。(月曜日は混むのかな?)
10時前には新しい車検証とステッカー受け取って帰宅しました。

【車検の要領は以下の過去記事を参照下さい。】

あと今年だけのネタを少し...。

まず前回の車検後すぐに取り付けたビキニカウルの為にヘッドライトの固定ボルトを交換しています。
出来るだけ光軸が狂わないように注意を払って取り付け作業を行いましたが、こればかりは測定してみないとなんとも判断できません。

いつものテスター屋さんへ入って光軸調整を依頼。
その場でM6ボルトを3本外してカウルだけ外し、ステーはそのままで作業してもらいました。

ステーがあるせいでソケットレンチが使えないためかテスター場のお兄さんちょっと手抜き。
ナットも緩めず、いきなり"掌底打ち"で左右の振り調整。w
その後「もうちょっと後ろに座れる?」との指示で着座位置を少し後にずらす。

お兄さん:「OK、大丈夫。」

で、終了。www

ま、「カウル取り付け時にほとんどズレていなかったんだな...」と、自分を納得させてテスター代を支払う。
再度、カウル取り付け直して検査上へ引き返す。


事務所で手続き済ませ検査棟へ行くと結構長い行列。
陸運支局着いた時点で検査棟前にバイク停めておけば順番的には早く並べるのですが、事務所と検査棟が結構な距離なので歩くのが億劫になって毎回こんな状況です。


目視チェックを済ませ、入り口の排ガス検査機をクリア。
その後検査官が寄り添ってスピード、ブレーキ、光軸のテスト。

スピード測定はしっかりメーターをガン見されました。

全て一発OK。

先に合否判定のスタンプ機のところで待機していた検査官のおじさんに検査票(OCR)を手渡すと差し込んでスタンプ押してくれたのですが、これが読み取れないほど異常にインクが薄い。

検査官:「うっすいなぁ!
検査官:「・・・・」(メガネを外してすごく近づけて検査票を見る)
検査官:「うっすいなぁ!
検査官:「・・・・」(検査票を傾けたり、光の当て方を変えて検査票を見る)
検査官:「うっすいなぁ!

三回もスタンプの"薄さ"を絶叫する検査官。www

結局自前の手動スタンプを押しなおして無事書類は完成しました。
今回の検査費用は以下のとおり。

  • 自賠責保険料:13,640円(→)
  • 自動車重量税:4,600円800円↑
  • 自動車審査料:1,700円(→)
  • OCR検査シート:25円(→)
  • テスター料金:1,080円(→)

  • 合計:21,045円

重量税の値上げ(800円)もさることながら、今年は自動車税の4,000円→6,000円の値上げが痛かった。

うちのスポーツスターもとうとう13年落ちにになりました。
今後お役所のどんな仕打ちが待っているのか戦々恐々です。

2016年5月16日月曜日

東芝製ドラム式洗濯機がかなりダメダメな話 〜ほぼ末期状態〜

過去様々なトラブルを抱え、妻に「早く新しい洗濯機に買い換えたい…」とまで言わしめさせているドラム式東芝洗濯機ですが、しばらく前から水漏れ状態が悪化しています。

以前発生した「給水バルブ」からの水漏れは、"したたる"程度の量だったので2Lのペットボトルで水溜を作成し回避していました。(半年くらいは溜められる...w)

今回は本体背面中央部にある半月状の穴から、洗濯のたびに結構な水が漏れてきます。
リアパネルを明けて確認してもモーターとドレンポンプユニットで阻まれてどこから漏れ出ているのか全く確認できません。

想像するに、以前頻繁に発生していたドレンの水位異常を知らせる「CPエラー」が全く発生しなくなっていることから考えて、ドレンポンプが機能しない上に水位センサーも死んでしまっているのではないかと思います。
(あるいは頻繁するエラーで洗濯作業がままならないので修理に来たスタッフが殺していった?ww)



いずれにしても漏れだす水の汚れ方から見ても洗剤の混ざった洗濯水であることは間違いありません。
正攻法はドレンポンプの修理なのでしょうが、もうこれ以上この洗濯機にお金をつぎ込むのは嫌なので、洗濯機の底板に溜まった水を排水口へ導く配管を施してみました。


果たしてこの状態で使い続けて良いものなのか悩むところですが、この際背に腹は変えられません。
しばらく様子見です。

【追伸】
水漏れも問題ですが、リアパネルを明けて更に問題が発覚。
ドレンポンプの上あたりに尋常ではないほど何かしら削れた粉が降りかかっています。


なんとなくドラムの回転を制御しているクラッチ板が摩耗(バイクのクラッチ板削れた時に似てる)してるような気がします...。
たまに低回転時に「キコキコ」と甲高い音がなったりもするので、少し心配な部分です。

いっそ動かなくなってしまえば諦めもつくのになぁ...。

2016年5月4日水曜日

"SleepWatcher"の導入にちょいと苦戦(その2)

前回"SleepWatcher"の設置とdaemon化まで完了したので、ここからは"SleepWatcher"に実行してもらうサーバーボリュームのマウント作業のお話。

いろんな先駆者さんのページを参照させてもらうと多分1番多いのは"Automator"で作った自動ワークフローをアプリ化して実行させるというもの。

自分も安易にAutomatorで作ってしまおうかと試みたのですが、うちのファイルサーバーにはボリュームが複数あって、サーバーに接続した時点でボリュームの選択画面(ダイアログ)が出て止まってしまいます。
"OK"ボタンを自動クリックするとか、キーボードの"リターン"を自動入力させるかなどいろいろ考えたのだけれど、いまいちスマートに処理されない。

そもそもシェルスクリプトを実行する環境まで整えておいて、わざわざ別にアプリを用意するってのもすごく遠回りな気がして"Automator"の利用はやめて普通にコマンドを使うことに切り替えました。

外付けHDDと違って "diskutil" コマンドではサーバーボリュームはマウントできないので、Macのボリュームをマウントするのに最適な "mount_afp" コマンドを使って実行。
manによると書式は以下のとおり。

mount_afp afp://[user[;AUTH=uamname][:password]@]host[:port]/volumename node.

わかりづらいけど、今回ウチの場合は
mount_afp afp://user_name:passwd@192.168.xxx.xxx/Data /Volumes/Data
って感じ。

"afp_url"の記述もmanによれば"IP Address"か"AppleTalk Name"どちらでも良い感じだったので、簡単だったIPで記述。
パスワードが平文ベタ書きだけど、お家ネットワークなのでこの際気にしない。

あと、マウントの前にマウントポイント(ディレクトリ)が存在しないとエラーになるので

mkdir /Volumes/Data

というコマンドも追加。
一つ悩んだのが、スリープ突入時に処理する ".sleep" のスクリプトを使うかどうか。

どうせスリープ復帰時にアンマウントされてしまうならわざわざ処理しなくても良いかとも思ったのだけれど、テストをしてみるとイマイチうまくいかない。

たぶん正常にアンマウントされていないと、復帰時にシステムがボリュームを探す動作と ".wakeup" のマウントスクリプトが実行されるタイミングが合わない様子。
ということで ".sleep" も利用してボリュームをきっちりアンマウントさせてからスリープに入るように

diskutil unmount /Volumes/Data

を記述して保存。
まとめると、

".sleep" の内容
#!/bin/sh
diskutil unmount /Volumes/Data

".wakeup" の内容
#!/bin/sh
mkdir /Volumes/Data
mount_afp afp://user_name:passwd@192.168.xxx.xxx/Data /Volumes/Data

という2つのファイルを作成。
"SleepWatcher"の動作テストをする前にスクリプト単体で動かして ".sleep" でアンマウント、".wakeup" で再マウントの動作が正常に出来ることを確認。

で、いよいよ"SleepWatcher"のテストコマンド
$ /usr/local/sbin/sleepwatcher --verbose --sleep ~/.sleep --wakeup ~/.wakeup
で動作確認をしてみると何やらエラーを吐いてボリュームが再マウントされない。

Unmount successful for /Volumes/Data
sleepwatcher: sleep: /Users/hogehoge/.sleep: 0
mkdir: /Volumes/Data: File exists
mount_afp: AFPMountURL returned error -1069, errno is -1069
sleepwatcher: wakeup: /Users/hogehoge/.wakeup: 54016

".wakeup"による再マウント動作ではなぜか"mount_afp"のエラーで失敗してしまう。
  Balun Software (Info)さんのサイトでエラー番号"error - 1069"を調べてみると

AFPMountURL returned error -1069, errno is -1069
・error -1069 = aspNoServers (No servers at that address)
・サーバー名を間違えていた。
との事らしい。

いやいや、それはおかしい。
ターミナルから".wakeup"を単独実行すれば100%問題なくマウントできる。
"afp_url"の記述にミスが有るとは思えない。

しばらくのたうち回ったけれど"SleepWatcher"からの実行がどうにも成功しないので、半ば諦めかけた最後にダメ元で"afp_url"をIPアドレスからサーバー名にしてみることに...。

出来ました。(^_^;
どんな理由でIPアドレスだとダメなのか全くわかりませんが、"afp_url"をマシン名にしたところあっさり成功するようになりました。 (逆のパターンはよくあるのですけどね...)

ちなみに"afp_url"の名前は一度接続したことのあるサーバーであれば、"Finder"の「移動」メニューから「サーバーへ接続...」を選択して出てくるウィンドウで確認できます。


ローカルネットワークで共有している"Time Capsule"の場合 afp://Time%20Capsule._afpovertcp._tcp.local
といったURLとなります。

最後の最後でかなり手間取りましたがなんとか希望の環境が実現できました。

【追伸】
"diskutil"による、アンマウントであれば、".wakeup"に記述した"mkdir"の行は必要ないかもしれませんね。 (Finderのイジェクト動作と違ってアンマウント時にマウントポイントを削除しないため)

2016年5月3日火曜日

"SleepWatcher"の導入にちょいと苦戦(その1)

2台目のMac Book Airの導入と一緒にTime Capusuleを導入してNAS化してます。

Time CapsuleのNAS化と同時に仕事用のデータを保存していた外付けHDDもTime Capsuleに接続してNAS化させてしばらく運用しているのだが、なぜか"Mac mini"だけスリープから復帰した時にNASのボリュームがアンマウントされてしまったまま復帰しない。

起動時には"システム環境設定"→"アカウント"の"ログイン項目"でサーバーボリュームを登録しているので問題なく自動マウントされる。
Mac miniは利用しているCADソフトウェアのバージョン推奨環境維持のために10.6(Snow Leopard)からアップグレードできていないので、その辺りに問題があるのかもしれない。

普段仕事をしていてデータの保存を実行した時に「ボリュームが見つからない」旨のエラーを吐くので、その段階でNASのマウント作業を行っていたのだが、流石に鬱陶しくなって来たのでまじめに問題解決を試みた次第です。

「スリープ復帰」「NAS」「自動マウント」などでググるとかなり大量に情報が出てきます。どの記事でも共通しているのは"Sleepwatcher"というdaemonプログラムを利用している事。

つまりはスリープのタイミングを監視してくれる常駐プログラムを利用してリモートドライブをマウント/アンマウントする命令を自動的に実行するってことだ。

とりあえず"SleepWatcher"で検索すると一番最初に出てくる作者(?)のサイト(http://www.bernhard-baehr.de/)から最新版らしい"SleepWatcher 2.2"をダウンロードして解凍。

ReadMeファイルに書かれたシンプルな説明にそってプログラムのセットアップ。
コマンドのインストールと常駐化させるところまでは説明通りに配置するだけなので特に複雑な作業はありません。

動かす分には置き場所はどこでも良いのだろうけど、Unix/Linux流儀に合わせてなのかMac OSには用意されていない "/usr/local" 以下に "sbin" と "share/man/man8"のフォルダを用意してそれぞれSleepWatcherの本体とmanualファイルを格納。

/usr/local/sbin/sleepwatcher
/usr/local/share/man/man8/sleepwatcher.8

次に自動実行させるためのコンフィグレーションファイルの配置。
ここは2択になっていて "/Library/LaunchAgents/" 以下に格納してシステム起動時に常駐化させるか、~/Library/LaunchAgents/" 以下に格納してローカルユーザーがログインした時に常駐化させるかでplistファイルがそれぞれに用意されています。

plistファイルの中身を覗いてみるとローカルユーザーで実行したほうが何かと便利そうだったので、予め用意してくれている "de.bernhard-baehr.sleepwatcher-20compatibility-localuser.plist" をそのまま自分のホームディレクトリにある "Library/LaunchAgents/" の中に格納。

~/Library/LaunchAgents/de.bernhard-baehr.sleepwatcher-20compatibility-localuser.plist

plistファイルをいじらずに利用するのであれば、自動実行スクリプトのファイル名は
スリープ突入時:~/.sleep
スリープ解除時:~/.wakeup
となっています。

めんどくさがり屋なので、私はそのままホームディレクトリ(/Users/<user name>)直下にターミナルから ".sleep" と ".wakeup" ファイルを "touch" コマンドで作成。(この段階でまだ中に何を記述するか決まってなかったので入れ物だけ作ってしまいました。)

正直 "."(ドット) から始まる隠しファイルはFinder上からは扱いにくいのだけれど、かと言ってファイル名を変更するとplistファイルの中身も編集しなきゃならないし、ホームディレクトリに目障りなファイルが鎮座するのも嫌なのでデフォルトのままの方が無難だと判断した次第。

実は本題はここから先で、用意した ".sleep" と ".wakeup" の中にどんな命令を入れるかが一番の肝で、実際に少し悪戦苦闘したのだけれど前置きだけでかなり長文になってしまったので続きは次回に...。
(^_^;

【補足】
"LaunchAgents" に登録した "plist" ファイルは一旦ログインし直すか "launchctl" コマンドを使って手動で常駐化させるまで機能しませんのであしからず。

$ launchctl  load ~/Library/LaunchAgents/de.bernhard-baehr.sleepwatcher-20compatibility-localuser.plist