2012年5月31日木曜日

2012年ユーザー車検考察(備忘録)

車検時に必要になる「納税証明書」と「自賠責証明書」を用意する為に最寄りの金融機関と同級生がやってる自動車屋さんへ行ってきた。

自賠責保険料は昨年(23年4月)の改訂によって前回より710円の値上がりになって、14,110円だった。
ただ、平成20年の改正時に20,240円から13,400円に下がった(小型二輪自動車)ことを考えればまだまだ割安感はあるかも...。

この変動する自賠責保険料の算出に関しては、損害保険料率算出機構のサイトに各種資料があるので読んでみるのも良いと思います。

自分で車検を通すまでは自動車屋さんに任せきりだったので、費用の詳細など気にしたことなかったんだけど、いろいろと勉強になりますね。
要は単純に収支の状況(税収?)によって上下するって事のようです。

あと、車検場へ持ち込み時に支払う「自動車重量税」は平成24年5月からの税改訂で「車齢13年未満」という項目があらたに追加され、うちのスポーツスターは前回まで4,400円だったものが3,800円に減額されるようだ。

本当の意味でいう「自動車検査代」としては"検査場の手数料1,400円と"国へ支払う手数料"300円の合計1,700円(平成20年1月改正)の支払いのみ。
(細かい話、申請書類一式を窓口で購入すると30円ほどプラスになります)
参考:自動車検査独立行政法人

まとめると「自賠責保険料」+「自動車重量税」+「検査手数料」+「用紙代」が"ユーザー車検"の実費費用となり、今回の場合は合計で19,640円となります。
(当然点検整備費用は自分持ちでプライスレス。www)

自動車検査(車検)」と言うけれど、実に費用の91%程が保険料と税金なんだよね。
今年度の税制改革で焦点に上がってた「自動車重量税の廃止」が結局見送りになったけど、どうなんですかね?オイラは道路は道路を使う人達で負担するべきだと思ってますが...。

ただ、バイクの場合車重も軽いわけだし道路使う面積も少ないし、も少し安くても良いかなぁ。ww
特に高速料金はかなり割高に感じるよね。

2012年5月20日日曜日

富山ツーリング

土曜日の夕方6:30より父兄会の寄り合いがあった為、前日まで決行か否かを悩んだ富山ツーリングだったが、早朝4:00に出かければ時間に間に合うとの判断で決行。w

4:00出発って決めたけれど、東側に百名山の一つがそびえ立つ地形のせいでまだ真っ暗。
結局4:30くらいの出発となってしまった。

走り出したは良いけれど、国道の気温計は"3度"。
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
市内の道の駅の自販機でホットドリンクで暖を取るも、日中27度の予報を考慮した装備では日が昇るまでかなりきつかった。

ここ最近車検前点検整備の為にそこら中ばらしたり組み付けたりしていた事もあって、状態確認の為にも行きの行程は全部下道。富山に向かって国道41号線をひたすら北上。

途中下呂の辺りでは"7度"くらいまで上がったものの、高山にさしかかったの辺りからまた"5度"ほどに下がっていた。少し登り始めた太陽も高山市内から神岡鉱山手前までずっと濃い霧に遮られ、まったく体感温度が上がってこない。

それでも早朝の41号線は適度なワインディングと快適なペースで走り続けられて決行良い感じ。車さえなかったらやっぱりツーリングは下道の方が味わいがあって良いね。

何だかんだで順調に走り続け、8時過ぎくらいには富山市内に入ってしまった。
まだまだ普通のお店は開いてない時間帯だったのでマクドナルドにて朝食を済ませた。

本来富山へ行くのならやはり海産物をメインにしたい所だけど、"魚津"や"氷見"まで回るには時間が足らなすぎるので、今日は"高山ブラック"というご当地ラーメンを食べることにしていた。

しかし有名所のラーメン店が11:30からの営業となっていたので、とりあえず「"海"だけは見ておこう」って事で、最短でたどり着ける場所に合った"富山新港"にあった"展望台"へ。

"富山新港展望台"は本当に「とりあえず日本海まで来ました」って感じ。orz
防波堤に囲まれた港の一番奥から見る景色はけして日本海を一望出来るといった感はありません。

それでも日本海まで来た証拠の写真を撮って公園内を少し散策。
この時点でまだ10時前。お昼ご飯にはほど遠いので本来であれば、最終行程になるはずだった高岡まで移動して"瑞龍寺"と"高岡大仏"を見学した。

なんだか敬老会のツアーのようになってしまったが、なんのなんの。国宝でもある"瑞龍寺"は感動を覚えるほどのたたずまいで、和尚様のガイド風史話も面白かったし、高岡大仏も日本三大仏像の一つといわれるくらい由緒のある歴史を持っていた。

大仏見学も済むと時刻もお昼に近づいていた為、"高山ブラック"食べに射水市まで移動。
30分ほどで目的のラーメン店「麺屋 いろは」に到着。土曜日ということもあってか、道路もラーメン屋さんも思いのほか混んでない。

"高山ブラック"を食べに行ったんだけど、あまりの暑さにくじけて"ブラックつけめん"をオーダー。ww
標準が"2玉"だというので、2玉で頼んだんだけど結構な量がありました。お腹いっぱい。

後はお土産を買って帰還するだけ。また30分ほどかけて"道の駅 万葉の里高岡"へとんぼ返り。
富山名物だという"鱒ずし"と"白えび"のせんべいを購入して高岡ICから東海北陸道〜東海環状道〜中央道へとひたすら高速を突っ走って予通り17:30に定帰還。

トータル480kmほどの走行距離で、平均燃費は25km/Lほど。
現在のセッティングはスロージェットはノーマル、メインジェットは#195でミクスチャーは2-1/4戻し状態。
フューエルワンの効果もあるのかもしれないけど、またちょっと薄くなりすぎてるかなぁ....。(´Д`)ハァハァ…

車検時の排ガス検査には薄い方が有利だろうからとりあえずよいのかな?w

2012年5月18日金曜日

2012車検前点検整備(4)

先々週に悪天候の為中止になったツーリングへ明日出発することになった。

ガソリンを満タンにしてきた後、一通りの点検(最近そこら中バラしているので)を行い、昨年の夏以降交換していなかったオイルを交換。(走行距離3,300kmほど)

今回もエンジンオイルは「レブテック SYNTHETIC MTPオイル 20W-50」を選択。
あと、排ガス検査に有効かどうかは未知数だけど、ワコーズの"フューエルワン"も一緒に購入。

巷でかなり評価の高いエンジン添加剤。メーカーの説明は以下の通り。
ガソリン・ディーゼル兼用燃料添加剤。高性能清浄剤PEAの作用により、燃料に添加するだけで燃焼室・吸排気バルブ・インジェクターなどに堆積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去し、新車時のエンジン性能を取り戻します。また燃料の酸化劣化や燃料タンクの腐食を抑制します。2~3回の連続使用が効果的です。
2003年のスポーツスターは"11年排ガス規制"の対象になってしまっているので、出来るだけ排気ガスをクリーンにする目論み。 一応純正マフラーは立派なものがついているけど、消音の為だけで中には触媒など一切入っていません。

結局ジェットの番手落として燃料薄くして規制クリアしてるだけのバイクなので、ノーマル状態でも合格ラインギリギリです。
前回のユーザー車検時でも、検査場内でガンガン空ぶかしして生ガス焼き切って何とか合格した経緯があります。
で、今回はそんなヒヤヒヤな検査を回避する為にフューエルワンの効果を検証してみることに。

ガソリンを満タンにしてきた後、フューエルワンを添加しようと説明書きを読むと、「燃料40~50Lに1本(300ml)を使用。」とある。

単純に考えて毎回10Lぐらいしか給油しないので、1/5(60ml)くらいずつ添加すれば1本で5回ほど使えることになる。
注意書きとして、「燃料が30L未満の場合は1%を超えないように添加してください。」とあるように、入れすぎるとカブったような症状がでて吹け上がらないそうだ。(そりゃそうだ、燃料じゃないからね。w)

60mlなら0.4%程度なので問題ないでしょう。
とりあえずこれで様子見てみることにします。

【今日の部品代】
レブテック SYNTHETIC MTPオイル 20W-50:860円(×2)
(ワコーズ フューエルワン: 1,680円)

2012年5月16日水曜日

FaceBookのあやしい「友達リクエスト」

基本的に人見知りする性分なので、SNSでもそんなにいっぱい友達いません。www

オフラインでもお友達か、よほど素性の分かっている人としかオンラインでも友達にならない質なんだけど、最近見ず知らずの若くて綺麗なおねえちゃん(写真を見る限り)から"お友達リクエスト"が届いている。

外人さんや、見ず知らずの土地の人だったら素直に無視も出来るんだけど、最近のはローカル(同じ市内在住)の人だったり、既に周りの知人が"共通の友達"としてリストされてたりするから判定が難しい。

つい先日も若いおねえちゃん(市内の人)から"友達リクエスト"もらったんだけど、何処かで見たような顔写真。

ふと思い出して4月の中頃に届いて未承認のままだった"友達リクエスト"の通知メールを見返してみるとどうも、同一人物の写真のよう。(ポーズは違うけどね)

当然名前も違うし、情報も違う。でもどう見ても同じ人に見えるので、FaceBookにログインして個人のウォールを覗いてみようとアクセスすると、なんと今回"友達リクエスト"をくれた女の子のページにたどり着く。

うーん、何なんだろうね?これは。リンクが一緒って事は、多分同一アカウントなんだろうけど、先月と名字も名前も違う。
確かに個人情報は名前を含め何時でも編集可能なので、どうにでも出来る物なんだけど、フルネーム変えてまたリクエスト出してくる理由が分からん。というか、何が目的なんだろう?

ま、Facebookにはかなり個人情報載っているので、簡単に友達リクエストに応答するとめんどくさいことになる可能性もあるので要注意ですね。

2012年5月14日月曜日

メーター周りプチカスタム

今日は車検前点検整備はお休み。
エイプバーに変えてからちょっと気になっているXL1200Sのダブルメーターをプチカスタム。

エイプ(お猿さんスタイル)って程の高さではないけれど、せっかく立ち上げたハンドルの谷間をミッキーマウスの耳が占領していていまいちハンドルが強調されない。

定石のカスタムであれば、スピードメーターをエンジンの左にマウントさせて、タコをミニメーター化してフォーク辺りにクランプさせるところなんだろうけど、今のところ純正メーターを諦めきれない(ウィンカーのオートキャンセルから離れられない)ので、少しマウントを下げてみることに。

当然メーターを下げる為にはライトバイザーを下げなければならないので、Bel-Fast(プロト)から出ている"ヘッドライトダウンステー"と"メーターダウンステー"を取り付けてみた。

確かにメーターも50mmほど下がっているんだけど、ハッキリ言って説明されなきゃぱっと見わからんだろうな...。w
逆に、ライトが60mmほど下がり、ボトムマウントのライトみたいなスタイルになってかなり格好良くなったのは予想外だった。
ライトがタンクの高さの延長上にあって統一感が出るのと、全体的にローな雰囲気が強調されてる。

ただ、"メーターダウンステー"の取付にあたり、純正のゴムブッシュ入りライザーマウントをリジットカラーのライザーマウントに取り替える必要があるため、そもそもエンジンがリジットマウントの2003年モデルのスポーツスターがハンドルもリジット化されることによってどれ位ハンドルに振動の影響が出るのかは未知数。

あと、運転姿勢から見たメーターは視線の延長上に移動しているため、視界性はほぼ変わりません。

劇的な変化は少ないけれど、全体の雰囲気はかなり良くなった。
ただ、ちょっとパーツの値段が高いので対費用効果を考えると...。いや、考えないようにしよう。ww

2012年5月6日日曜日

2012車検前点検整備(3)

計画ではゴールデンウィーク最後の日曜日は近所のメンバーで伊勢ツーリングへ行く予定だったのだが、「大荒れの天気になる」との予報で中止になってしまった。(T_T)

出発時刻まで中止か決行かでかなり悩んでいたのだが、後になってみれば大荒れの一日だったので中止の判断は正解だった。

気を取り直して午後からは先日届いた補修部品を取り付け作業を行った。
'89〜XL用HD純正部品 "33900-99" ニュートラルスイッチ。

昨年末から発生しだしたニュートラルポジションランプの点灯不具合。
冷温時にはしっかり点灯するのだが、エンジンが温まると付かなくなってしまうという何とも不思議な現象だけど、ググってみると意外とある事例のようなので素直にスイッチ交換する事にした。

前にも書いた米Harley-Davidson社の輸出制限の影響の為か、普通にネットで流通していた純正部品も、多くのショップで"在庫切れ"や"取扱中止"でなかなか見つけられなかったのだが、「ハーレーパーツ あるじゃん」という、ネーミングのセンスはまったく感じられないけれど、かなり良心的な価格でパーツを販売しているショップで見つけて手配。

在庫が無かったのでアメリカ手配となっていたのだが、18日ほどかかって到着した。
スイッチ自体の構造は特別なことはないのだけれど、問題なのはスイッチが取り付けてある場所で、トランスミッション側のスプロケットの裏側にある為にアクセスするまでが大変。

なんといってもスプロケットを固定しているナットが1-7/8インチという普通ではまったく使うことのないサイズの為、このナットを外す為だけに新たにソケットレンチを購入した。

希望としてはインパクト用のソケットが欲しかったのだが、数千円もしたので諦めてAmazonで永久保証付き"STRAIGHT"製のスタンダードソケットを購入した。

で、役者が揃った所でとっとと作業にかかります。マフラー前後取り外し、リアブレーキのマスター取り外し、スプロケットカバーを取り外してやっとスプロケットが露出。

スプロケットナットの回り止めロックプレートを取り外して、鉄パイプで延長したレンチを回してみるものの、ロックツール等でスプロケットを固定していない為、ギア入れておいてもバイクが動いてしまう。(当たり前だけど....)
何度利用するか判らないソケットレンチだけでも躊躇したのに、1万数千円もする専用工具はとても購入出来ない。

事前調査では、「家庭向けのインパクトレンチじゃまったく緩まない」みたいな情報もあったけど、ダメもとで手持ちのインパクトレンチを使って緩めてみたところ思いのほか簡単に外すことができた。

ちなみにこのナットは逆ネジです。
スプロケットナットが緩んだらリアアクスルシャフトナットとアジャスターを緩めてドライブベルトを緩める。

これでやっとスプロケットが外せてニュートラルスイッチへアクセス可能となります。
取り外したスイッチはぱっと見損傷も見られず動作も新品と比較しても壊れているように見えない。
(ちなみに右側が新品のスイッチ)

「交換したら治るのか??」といった一抹の不安もあるけれど、他に策もないのでサッサと交換して逆の手順で組み付け。

スプロケットナットの締め付けトルクは"68.7Nm"でそこから「30〜40°の増し締め」となっているけれど、そんな大きなトルクレンチは持ち合わせていないので最初にマーキングしておいたロックプレートのセット位置に合うところまで調整しながらインパクトレンチで締め込んでいった。

その後はドライブベルトのテンション調整。この作業は、サービスマニュアルにも4,000km毎の点検項目にもなっているので丁度よい機会。
"4.45kg"(10ポンド)のテンションをかけ、7.9〜9.5mm(1200Sの場合)のたわみ量になるようにアジャスターナットで調整する。

日本車では当たり前に刻んであるアクスルナット付近の目盛りがハーレーにはないので、スイングアームの中心辺りに明けてある"サービスホール"と呼ばれる穴からシャフトの中心距離を左右測りながら調整する。(すごく大事な所だと思うんだけど、測定方法は意外とアバウト...)

後はせっせと組み付けして完了。
朝から激しい雨や雷が鳴ったりと大荒れだった天気も、夕方には晴れてきたのでニュートラルランプの動作確認に一回り。

しっかりエンジン温まったあともしっかりニュートラルランプは点灯するようになりました。
めでたしめでたし。

【本日の部品代】
33900-99 89〜XL用ニュートラルスイッチ:1,890円
(1-7/8インチソケット:1,540円)

2012年5月3日木曜日

2012車検前点検整備(2)

気温も上がり、バイク乗りには梅雨前の幸せな季節。
ただ以前に比べると暖機に時間がかかったり、特に最近エンリッチナーも多用しなくなったにもかかわらず、妙に燃費がばらつくようになって悪い兆候がみえていた。(酷いときは満タンで150〜160kmしか走れない事もある)

どうせ来月は車検で、吸気系もノーマルに戻す予定なのでついでにシール系も一通り点検してみることにしていたのだが、事前に二次エアーを吸っていないかの簡易テスト(インマニのヘッド付け根にパーツクリーナーを吹き付けるやつ)をやってみると、驚いた事にほんの少量吹き付けただけでエンジンストールしてしまう事に気がついた。orz

二次エアーの吸い込みで代表的な症状と言えば、「回転数がばらつく、アイドリングが安定しない。」、「アクセルオフでアフターが出る」などがあるけれど、正直その様な症状は発生していなかったので二次エアーの混入を疑った事は皆無だった。

確かに暖機が済むまでクシャミが発生したり、下り坂でアフターが出たりする事もたまにはあったけれどクシャミは燃料が薄く、アフターはエンリッチナーの使いすぎによる物ばかりと思っていた。

パーツクリーナーを吹き付ける簡易テストは、インマニを「急冷」する事にもなるので、回転数の変化を確認して「二次エアーを吸い込んでる!!」と判断するにはちょっと怪しい気がしているのだが、ほんの少量でエンジンストールしてしまうのはどう考えてもおかしい。

ということで前置きが長くなったが、今回は吸気系のシール交換です。
2003年式スポーツスターのインマニシールは"26995-86B"を2個、キャブレターシールは"27002-89"を1個が必要。(今回はヒロチー商事で手配)

あと、インマニの取付ボルトが尋常じゃないクリアランスで設計されているため、専用工具(あるいは改造)したヘックスレンチが必要。
一応"インテークマニホールド用"とうたった専用レンチが売っているので、シールと一緒に購入。あと、手持ちの1/4"ヘックスレンチも短くカットした物も作って、切れ端もミニラチェットで利用できるように改造。

それでも尋常でない作業スペースなため、結局タンクも下ろし、トップモーターマウントも外しての作業となる...。
特に左側の作業はモーターマウント外さないとまったくレンチ回せない。(T_T)

外してみたヘッド側のシールは若干ダメージがある。正直この程度で二次エアー吸い込んでいるのかは疑問だったが、距離数が少ないとはいえ10年物のゴム製品がシール性能を維持してるとも思えないので素直に交換。

ちなみにHarley-Davidson社の定める定期点検項目にはリストされていないようなんだけど、ゴム製シールは経年劣化も宿命なので定期的な交換は必要なんだと思う。

バラす事に比べれば組み付けは思いのほか簡単。 ただ、インマニの位置決めはキャブまで組み付けないと出しづらいので、仮組み&仮締めしてからそっとキャブだけ外して本締め。

このさい、シールに薄く"シリコングリス"を塗布すると一段と作業が楽になるし、シール性も高まるのでかなりお勧め。(シリコン製以外の物はゴムを劣化させる物が多いので注意です)

あと、ヘッド側シール密着面のフライス目も気になったので砥石で磨いて面精度を向上させてみたのと、組み付け時には焼き付き防止にボルトにアンチシーズも塗布しておいた。

キャブ側のシールはパッと見損傷しているように見えなかったものの、せっかくなので一応新品に交換してみたのだが、キャブを差し込んでみると純正シールに比べて明らかに挿入抵抗がゆるい。orz

多分ゴムの肉厚が純正品より薄いせいなのだろう。
せっかく購入した新品のシールだけど、機密性に不安があったので再度ストックのシールでキャブを組み付け直した。

次回は北川商会(パーツ→吸気系→エアリーク対策部品)で扱ってるようなクオリティの高いものを手配しようと思ってる。インマニシールも改良型の強力タイプがお勧めみたいだ。
作業のてまを考えたら、少しくらい高くても良い物を付けておいた方が結局コストパフォーマンスが良いような気がする。

数時間を費やしたシール交換作業がやっと一段落した頃、手配していたパーツがもう一つ届いたのだが今日は時間切れでまた次回。

【本日の部品代】
26995-86B ハーレー純正 インテーク シール:350円(×2)
27002-89 キャブレターシール(ケイヒンCVキャプ):575円
(インテークマニホールドレンチ:980円)