2008年11月27日木曜日

ネットワーク機器の相性

2ヶ月ほど前の話だが、独居になってしまっている義父の家にケーブルテレビの回線がやってきた。

趣味の写真の管理をメインにiMacを利用しているのだが、書斎がケーブルモデムから離れている事もあり、手っ取り早く無線LANのアクセスポイント設置で簡単にすませようと目論んだ。
自前のMacBookを持参した時も簡単にネットに繋げてウマー!

二人で近くの家電量販店へ行くとAterm WR7660の親機単体が特価で販売していた。
AtermシリーズはISDN全盛期にターミナルアダプタでかなりお世話になったんだけど、個人的には管理画面が判りやすいと感じているのもあって、ルータ関連はBUFFALOのものばかり使っていた。

「まあ、ネットだけ繋げられれば良いし....」との判断で、一番お値打ちだったAterm WR7660を購入して設置したんだけど、これが大失敗。
ケーブルモデムでユーザー名/パスワードの入力もいらないし、Atermの設定もとくに難しいことはなく繋いだだけですぐネットに繋がって一件落着と思いきや、挙動がなんだか不安定。

ネットに繋がってアクセスしている間は全く問題ないし、それなりにスピードが出るにも関わらず、しばらく放置すると全く繋がらなくなってしまう。
Atermの管理画面にすらアクセスできなる事もあれば、管理画面には繋がってもインターネットに出られない事もある。
いずれにしてもAtermの再起動でまたネットに出られるようにはなる。
ケーブルモデムとAtermの相性が悪いのかもしれないけど、ケーブル会社ではお客様設置のルータについては"サポートしません!"とおもいっきり書いてあるし、どうしたもんだか.....。

iMacのAirPortのアンテナも木造平屋2部屋の距離なのに1本から3本くらいを行ったり来たりする。
ただこれは、自分のMacBook(Late 2007)だと4本で安定するのでiMacの内蔵アンテナがショボかったりするのかもしれない。

「ネットを使うときは毎回ルーターの電源入れ直して下さい」ともいえないので、自宅の無線親機を持参して次回テストの予定。

2008年11月25日火曜日

玄箱でPPTPサーバ

iPhoneを導入したこともあり、自宅LANに接続できないとあまり意味がないのでいろいろ試している。

iPhone向けアプリには無料でもかなり有用なものが多くリリースされているのだがssh用ターミナルソフトとVNCクライアントソフトをとりあえずインストールしてみたところルータの設定を少し弄ってあげるだけですんなりアクセスすることが出来た。

ただ、ルーターにポートフォワードさせてLAN側の端末に接続するだけでは、端末は限定されるしファイヤーウォールもそのポート番号全部開けなきゃならなくなってしまうため、自宅で運用しているLinuxサーバ(玄箱/Debian-etch)でPPTPサーバを立ててiPhoneからVPN接続を試みた。

apt-cacheでサーチしてみると普通に"pptpd"パッケージがあったので、
#apt-get install pptpd
でインストール。
あとは
/etc/pptpd.conf でサーバー名やIPアドレスなどを設定
/etc/ppp/pptpd-options で接続ユーザ/認証設定をすませてリスタート。

iPhoneのVPN設定で自宅サーバーのIPと認証情報を入れて接続してみた.....が、「接続が切られました」のメッセージ。
(´・ω・`)ショボーン
玄箱にログインしてsyslogを確認してみると”kernelがpppモジュールに対応してない”らしき内容のメッセージがはき出されてる。
ググってみると、既存の2.6.20カーネルではpptpに未対応なためパッチをあてて再構築が必要との事。('A`)マンドクセ

今日はあまり時間が無いのでここまで。

2008年11月20日木曜日

ALDUS Super Paint

以前勤めていた会社の後輩(現在部長\(^o^)/)から昔作った仕様書のオリジナルデータは無いかとの問い合わせがあった。

記憶をたどってみると確かにそのような書類を作った覚えがある。でも20年近く前の話だ。
まだWindows3.1が出る以前の話、MS-DOS全盛期にヴィジュアルライクなドキュメントを作りたくて個人的にMacintoshを購入して社内の技術文書をちまちま作ってた。

当時ALDUS Super Paintっていう使い勝手の良いドローソフトがあって、ラスターデータとベクターデータを同時に扱えるソフトで、ビットマップ画像を取り込んで注記を書き加えたり、その横にベクトル図形ツールでテクニカルイラスト描いたりしてかなり重宝したソフトだった。

ALDUSと言えばPageMakerと言うDTPの草分け的なソフトを出してたメーカーだったのにその後Adobeに買収されて無くなってしまいました。当然ながらSuperPaintも3.5Jを最後に廃盤になったと記憶しています。
(Adobeって良いソフトメーカー買収してはそこのソフトつぶしていくんだよねぇ....)

話を戻すと、問い合わせのあった過去のドキュメントは古いバックアップMOの中にちゃんと入ってました。
ALDUS Super Paint 3.5Jのインストールフロッピーも無事発見。
ただ、フロッピードライブのついてるマシンがもう動いてないんですねぇこれが.....。

OS9にインストールできて、ちゃんと起動できるのか不安な部分もありますが、とりあえず外付けフロッピードライブ調達してこないといけません。