2014年5月28日水曜日

2014年 スポーツスター ユーザー車検 (本番)

事前点検で排ガス(HC)の値だけがクリア出来ていない状況だったけれど、本日の1ラウンドに予約を入れていたため早朝から岐阜運輸支局まで出っ張ってきました。

何はともあれ、不安を払拭するため「杉山自動車(テスター場)」さんへ直行。
定番の「光軸」と、リアタイヤが初めての"ミシュラン コマンダー"だったので念のため「スピードメーター」測定。
あとは懸案の排ガス数値測定。

担当してくれたお兄さんは慣れた手つきであっという間に「光軸」を合わせてくれて、続いてスピードメーターもメーター読み"40km"ドンぴしゃでブザーが鳴る。

バイカーの「排ガス検査」依頼がよほど無いのか、

兄さん:「え?このバイク排ガス検査あるの?」
オイラ:「平成11年排ガス規制クリアしないと車検通らんのです...」

といった会話を交わしたあと、テスターのプローブを挿入。w
やはり"CO"は3%程しか上がらないが、"HC"の値はぐんぐん上がっていく。
メーターを見つめながらお兄さんがおもむろに

兄さん:「このバイク、アイドリング上げられる?」

と、聞いてきたので、待ってましたとばかりにアイドルスクリューを締め込んでいく。
2,000回転ぐらいまでアイドリングを上げたところで

兄さん:「バイクの検査基準値知らんけど、これなら十分通るよ」

との事。テスター覗き込むと900ppm代の数値になっている。自動車の規制値が"1,200ppm"なので、そこをクリアするようにアドバイスしてくれたようだった。

ここ二日ばかりもやもやしていたものがこれで一気に晴れた。これなら楽勝で検査をクリア出来る。事務所の窓口でテスター代「1,080円」を支払って、ルンルン気分で岐阜陸運支局へ向かう。

正直2,000回転なんて、普段街乗りしている時の回転数だ。ww
さすがにアイドリングの時から2,000回転も回してると鬱陶しすぎるので、1,500回転まで落として検査を受けることにした。(1,200回転以上回せば2,000ppmはクリア出来そうだったが、余裕無いのも怖いのでね)

継続検査の書類一式を購入すべく"自動車会館"の「10番窓口」へ向かったものの、まだ事務窓口が開いていない...。orz(窓口業務は8:30からなのだが、この時点で8:25分)
数分待って「書類一式」と「検査費用(印紙)」を購入し、隣の「11番窓口」で「重量税(印紙)」を支払う。

その後「陸運支局」の建物に入って書類の記入を済ませ「8番窓口」へ提出。
(詳しい事務手続き内容は「2012年 スポーツスター ユーザー車検(本番)」をどうぞ)

全ての書類にハンコをもらっていざ検査レーンへ。


窓口も一番最初だったし、かなり早く検査レーンへ入れるかと思いきやすでに数台のトラック&バイクが並んでる。(′Д`)
しかもこの時点で8:50分、検査が始まるのは9:00から...。
結局検査レーンに入れたのはそれから30分ほど経ってからだった。

検査棟前で今回もしっかりメジャー測定されました。
入ってすぐ排ガス検査。念のため「空ぶかし数秒」後プローブ挿入。CO,HC共に「○」
続いてフロントブレーキテスト。「○」
次にリアタイヤをローラにセットしてスピードメーターテスト。「○」
そのままリアブレーキもテスト。「○」
少し前進して光軸検査機のラインに停車し光軸テスト「○」
(アイドリング上げてるせいで吹かさなくても光量もバッチリw)

検査の所要時間15分ほど。三回目にしてやっと一発合格達成です。
あとは検査棟出口の窓口でハンコをもらって陸運支局の「7番窓口」へ書類提出。

数分ほどで「6番窓口」で新しい車検証とシールが交付され全ての作業は完了です。
今回の車検諸費用は以下の通り。

  • 自賠責保険料:13,640円
  • 自動車重量税:3,800円
  • 検査手数料:1,700円
  • テスター場費用:1,080円

の、合計20,220円となりました。


三回目にしてやっといろんなコツをつかんだ感じです。
久しぶりの清々しい気持ちで帰途につきましたとさ。めでたしめでたし。

【追記】
吸気系のセッティングはノーマル状態で挑みましたが、やはりガスは異常なほど薄くなっていたように思います。
車検前夜に再点検した時に見た真っ白に焼けたプラグや、陸運支局までの往復高速走行中に感じた普段では感じない内股への熱気。


車検当日は「今年一番の暑さ」と気象情報も出てたけど、それでも5月だというのに帰宅時に見たオイルタンクの温度計は100度近くまで上がってる。(′Д`)


こりゃ太股も熱いわけだ...。
これはガスが薄すぎて高温燃焼してる状態に違いない。さっさと濃い目に燃調しないとエンジンにダメージ与えそうです。

2014年5月26日月曜日

2014車検前点検整備(4)

今週の「ユーザー車検」本番に備え、友達がやってる車屋へ「自賠責保険料」支払いに行ってきた。
2012年の保険料14,110円から13,640円に値下がりしていて、消費税増税後何もかも値上がりしていたところで、ちょっと嬉しい。w

ところがそのプチ幸せな気分をぶちこわす出来事が発生。
保険証書作成してもらってる合間に、先日のカーボンまみれのエンジンのことが気になっていたので念のため「CO/HCテスター」(排ガス検査機)で数値を計ってもらったのだが...。"CO"が5.8%、"HC"は3,000を超えてきている...。orz


ちなみに「平成11年排ガス規制」の合格基準は
CO:4.5%以下
HC:2,000ppm以下
となっていて、とても合格出来る数値じゃ無い。(T_T)

あり得ない。全て純正状態に戻ってるはずだ...。
空ぶかし数秒で生ガスを焼き切ってみてもまったく数値は変動しない。

プチパニックになりながら冷静に点検項目を思い返してみる...。

「あ〜! ミクスチャー空けたまま戻していない!! orz」

チンチンに熱くなったエンジンもさておき、純正エアクリボックスと純正マフラーの連結管のせいでまったくキャブレターにアクセスが出来ない。
取りあえず明日また測定だけしてもらう約束をして帰宅した。

2003年のXL1200Sの純正ミクスチャーは、いっぱいまで締め込んだ状態から1と1/8回転戻しの位置。
最終的なセッティングで2回転戻しの位置まで開いていたので、それを純正位置まで締め込んでみた。

【5/27追記】
果たしてミクスチャーを7/8回転締め込んだだけで、どれほど数値が改善するものか一抹の不安を覚えながら再度数値だけ測定しに出向いた。

当然お店に行く前に10kmほど走り込んで完全に温まった状態でトライ。
"CO"の値は劇的に改善して4%を切るところまで下がったのだけれど、"HC"が全くダメ。
ほとんど前日と変わらない数値(なぜ?)。

明日は車検本番だと言うのに、これは由々しき問題です...。
さて、あと半日で対策できる手立てはあるのだろうか...。orz

【5/27再追記】
帰宅後子供たちを風呂に入れて寝支度を整えたあと、夜遅くに再度点火系の見直し。w


仲間内では「メカニック博士」と慕われる同級生(旧車乗り)に"HCの値が高すぎる"相談をしたところ、「COの数値が悪くないのであれば、点火系の不調しか考えられん」との意見を聞いて居ても経っても居られず、また分解。

面倒なXL1200Sのツインプラグをタンクまで外して総点検したのだが、きれい(というより真っ白)な焼け具合で、どう考えてもプラグやコードなど、点火ミスを起こしている要因は見られない。

これはもう「ガスが薄過ぎて失火」してるって事に結論づけ、あとはアイドリング調整でクリア出来ることを祈って組み上げた。
すでに夜中の11時(w)、明日の本番に向けて不安は残ったままだけど全ての点検整備を終えました。

2014年5月25日日曜日

2014車検前点検整備(3)

来週は車検場の予約を取ってあるので今週末で全て片付けなくてはなりません、怒濤の点検整備です。

先ずは吸排気関係の社外パーツを全て取っ払い、前後ブレーキフルードのチェック。
ここしばらく燃調を濃いめに振っていたためかエキゾーストガスケット周りには酷いカーボン汚れがびっしり。

まだガスケット自体はそれ程悪くなっていなかったけれど、念のため排ガス検査を有利に通過するためにカーボンで真っ黒になったガスケットを新品に交換。

CVキャブのジェット類を全て純正状態に戻す。
メイン:#200 → #185
スロー:#48 → #42
ジェットニードルのかさ上げ:1.5mm(3枚)→ 0mm

その後車検時以外には取り付けられた事の無いピカピカの純正マフラーとエアークリーナボックスを取り付け。

ついでの「念のため」でタンデムベルトを「二人乗り仕様」の基準を満たすために取り付け。


昨年の8月以来(2,500km)のオイルと前回の車検時以来のミッションオイル(8,300km)も交換。
エンジンオイルは今までずっと100%化学合成油を使い続けてきたけれど、ブローバイの吹き返しなどが結構醜いのでオイルフィルター交換ついでに"レブテック"の「半化学合成油」に切り換えてみた。


エンジンオイルはかなりの汚れようで、真っ黒けだったがまだ粘度は残ってた。
ミッションオイルに関しては結構"透明感"もあって「まだ行けたかな?」な感じだけれど、ドレンプラグに付着した大量の"スラッジ"を見ると、定期的に交換するのも悪くないと思います。


後はユーザー車検の書類といっしょに提出する「点検整備記録簿」の項目に沿って細かなところまで測定や清掃を行いチェックしていく。
ブレーキパッドは昨年eBayで購入済みだったけれど、まだ2.5mm程の厚みがあったため今回は時間の都合上見送り。(整備マニュアルでは1.6mm以下の場合「交換」となっている)

タイヤは前後とも交換したばかりだけれど、「点検整備記録簿」に"溝の深さ"の記入欄があるため実測して記入。

これにて車検前点検検整備は完了です。
あとは本番を迎えるだけなんだけど、なんとなくエンジンに付着した大量のカーボンが気になるところ...。(燃調が濃いまま「フューエルワン」使ってても意味なかったかも...)

2014年5月22日木曜日

2014車検前点検整備(2)

懸案だった「奈良ツーリング」も無事走り終え、いよいよ本格的に車検の準備に取りかからねばなりません。

先ずは「自動車税」の納税と「自賠責保険」の継続加入です。
前回(H24年)の保険料は前々回より少しだけ値上がりして"14,110円"(24ヶ月)でした。

平成25年4月1日にまた保険料の改訂があって全体では平均13.5%の値上げだったものの、小型二輪(251cc以上)に関してだけは異例の値下げとなって、今年の自賠責保険料は"13,640円"(24ヶ月)で済むようです。

これもバイク乗りの走行マナーが優秀であったたまものかと思われます。(事故が多発して保険の支払いが多くなれば負担金も増えますのでね)

今後も保険料が上がらないように無事故(無違反)を心がけていきましょう。ww
ただ、250cc以下の"軽二輪"では自動車と同じく値上げとなっていますのであしからず...。

ちなみに「自賠責保険」の再加入には「車検証」と現在加入中の「自賠責保険証明書」が必要です。
保険の満了日は車検の満了日と一緒なのだが、車検が失効するのは24時に対して保険の失効は12時との事。(なぜにそんな仕組みになってるのか疑問ですが...)

もし無保険で車両運行してしまったりすると...
たとえ事故を起こさなくても、自賠責保険(共済)に未加入で運行した場合は1年以下の懲役または50万円以下の罰金、自賠責保険(共済)の証明書を所持していなかっただけでも30万円以下の罰金が科せられます。 また無保険での運転は交通違反となり違反点数6点が付され、即座に免許停止処分となります。 (国土交通省のページより引用)
という厳しい罰則があるようなので要注意です。
自賠責保険(共済)の証明書を持っていなかった場合でも「30万円の罰金」になるそうなんだけど、スポーツスター乗りの皆さんはどうやって携帯してるんでしょ?

2014年5月18日日曜日

奈良ツーリング

雨のせいで二度ほどお流れになったご近所ツーリングを4ヶ月ぶりに開催。
今回は小学校の修学旅行で行ったきりの奈良へ出向いて参りました。

日中は結構気温が上がるようになったけれど、朝晩はまだまだ涼しい季節。何を着ていくか結構迷います。
高速走行も多いし、本来なら革ジャン&革パンがベターなんだろうけど、奈良の文化遺産を歩いて見て回るには辛すぎる。

悩んだ末、下はUNIQLOの「防風ジーンズ」と上着はナイロン(サマー)ジャケット。インナーにはフリースのハイネックを着込んで出発。
3時間ちょっとで到着する予定だったので朝はゆっくり目の8時のスタート。

行きは名神高速の方が交通量が多いと読んで「伊勢湾岸道」〜「東名阪自動車道」経由で「名阪国道」を目指す。

いつもは強い横風に苦しむ「湾岸線」も今日は穏やかで、快適な高速ツーリング。
ただ、ナガシマスパーランドに集まるクルマで結構な交通量があって、もしかしたら「名神高速」周りの方が早かったかもしれません。orz

10時半くらいに「御在所SA」でトイレ休憩し、「亀山スマートIC」から「名阪国道」へ移ってひたすら西を目指します。
初めて「名阪国道」を走りましたが、日曜日のためか想像してたより交通量も少なくて順調なペースで走れました。

最初の目的地は「東大寺」に設定していたので「山添IC」で「名阪国道」を離脱し、県道80号線をのんびりと流すことに。
ところが「名阪国道」を離れた途端メンバー"Y"が「アフター起こしてまともに走れない」と訴え出す...。

すぐ道路脇に停車し状態を確認したのだが、原因も特定できないためそのまま様子を見ながら移動を再開。(結局症状は治まってそのまま奈良までたどり着けた)
県道80号線は思いのほか快適でそれほど舗装も悪くないし、なんといっても交通量がほとんど無い。w

ほぼ予定通り12時過ぎには「奈良高畑駐車場」に到着。(事前に調べたところ、奈良公園周りの公営の駐車場では、ここしかバイクが止められないっぽかったのだ。)
そのまま少しばかり奈良公園を散策し、小学校以来の"鹿"に軽い衝撃を受けながら東大寺へ向かった。

徐々に近づく「東大寺南大門」、その巨大さにおののきながらこれまた巨大な南大門の金剛力象を拝観し、また更に巨大な"世界文化遺産"「東大寺」大仏殿へと入る。


よくもまぁこの様に大きな物を作ったものです。知識の浅い子供の頃と違って大人になって見ると、また趣が異なります。
修学旅行のメッカなのは相変わらずで、学生の団体について移動すると観光ガイドさんの解説が聞けて"ウマー"な感じ。w

「東大寺」を一通り見学を終えた後はそのまま奈良公園を斜めに横切って「春日大社」へ移動。すでに13時をまわっていておなかも空いているし、春日大社はサクッと参拝だけして後にした。

"奈良高畑駐車場"のすぐ近くにあったおそば屋さんに入って昼食を済ませ、次に向かったのは「奈良奥山イブウェイ」からの「若草山」。
正直"ドライブウェイ"と言っても、道幅もコーナーもタイトすぎてまったくドライブを楽しめる道路ではありません...。


ただ「若草山」山頂まで行けば、奈良盆地が一望出来る素晴らしいビュースポットとなっていました。多分おすすめは桜の咲く頃か紅葉のシーズンです。

「奥山コース」はダート道との情報だったので、「若草山」でまたUターンして奈良市街地へ戻り「平城宮跡」へ向かう。

北側から南下して「平城宮跡」へ向かったため駐車場が見つけられず、「第一次大極殿」と「朱雀門」の中程にある路地へ迷い込んだところ、近辺を警らしていたおまわりさんに「(中に入っても)これだけの物です、これ以上のものは見られません」「遠くから来てもらったのに申し訳ないねぇ」といった親切な案内をうけ"平城宮"を後にした。(写真も取り忘れたw)

この時点で16時を過ぎた所。無謀にも17時で閉まってしまうらしい「法隆寺」を目指す。
Googleマップの計算どおり35分ほどかかって「法隆寺」には着いたものの、すでに時は遅く17時の閉館に合わせすでに人の退去が始まってる...。orz


そもそも1〜2時間くらいは無いと拝観出来ない文化財を閉館される15分前に到着したところでどうにかなるものでも無い。w


取りあえず敷地内だけ散策させてもらい、門前のお土産屋さんを一回りして帰途につきました。
帰りは「西名阪自動車道」の"法隆寺IC"から乗って「名阪国道」〜(亀山スマートICで晩飯)〜「東名阪自動車道」〜「名古屋高速」〜「名神高速」〜「中央自動車道」をひたすら走り、帰宅したのは22時をまわってました。(T_T)

今回も全行程500kmほどのタフな日帰りツーリングとなりました。
それにしても日没後の中央自動車道の寒さはハンパ無かった。お風呂でゆっくり体を温めた跡は久しぶりに焼酎のお湯割で内蔵まで温めました。

いつもの事ながら、もう少し早い時間に帰宅出来るように行程計画しないといけませんね。

2014年5月16日金曜日

2014車検前点検整備(1)

月末のスポーツスターの車検に備え、ぼちぼち点検整備を始めます。

2012年のユーザー車検でまさかのハンドル巾が引っかかり「構造変更」扱いとなった事でそれまでの車検満了日より数日短くなってしまったために、前回まで6月の第一週に受けていたのが5月に出向くことになってしまいました。

通常満了日1ヶ月前から車検を受ける事が出来るのですが、車検満了日は変わりません。
ただ「構造変更」などを行うと、"継続"ではなくなってしまうため検査を受けた日が新しい"満了日"となってしまうのです。(ちょっと損した気分w)

ミッションオイルとガスケット&シール類はストックがあるので、今回は昨年8月以降交換していないエンジンオイルとフィルターを手配。

残念な事にうちのスポーツスターは「H11年排ガス規制」対象車のため、排ガス検査をクリアせねばなりません。前回の車検時にもお世話になった"ワコーズ"の「フューエルワン」を添加して少しでも有利に通過できるように策を講じます。

オイル類と一緒に通販しても良かったのですが、ポイントがかなり溜まっていたオートバックスで入手しようと出向いたのですが、なんと地元のオートバックスでは取扱がありませんでした。(フューエルワンどころか、"ワコーズ"の商品は何も置いていなかった...orz)

ケミカル系ではメジャーなブランドだし、どこにでも置いてある物かと思ったらそんなこともないんですね。(調べてみるとオートバックスでも取扱ってる店舗はあるらしい)

3.3ガロンタンクのスポーツスターだと、フューエルワン1本(300ml)を使い切るには4回ほど満タンにしなければなりません。

今週末予定のツーリングでしっかり洗浄してくる予定です。


2014年5月15日木曜日

OS X Server の証明書期限切れアラート

5月に入った頃久しぶりにOS X Server(10.8.5)に画面共有で接続してみたところ、Serverプログラムに大量の「警告バッジ」が付いていることに気が付いた。


どうやら「各種SSL証明書の有効期限が切れている」って事らしいのだが、ヘルプとか調べてみてもあまり詳しい解説が見当たらない。

アラートの中にもそのまま「証明書の置き換えボタン」が付いている物もあったので、そのまま深く考えもせずポチッと更新して置いたのですが、本日また接続してみるとまだアラートの止まっていない物がある。


"証明書APSP"から始まる数種類の物がずっと期限切れのエラーを吐きっぱなし。
"APSP"が何の略なのかよくわからないけど「APSP」「証明書」で検索すると、同じ事例が大量にひっかかるので、Apple製品特有の証明書であることは間違いなさそう。

で、検索で最初にリストされていた"Bloggerさん"のサイトを参考に"キーチェーンアクセス"から期限切れの証明書をサクッと消して作業完了。
OS X Serverって毎年こんなメンテナンスが必要なんでしょうか?
たいした作業ではないけれど鬱陶しいですね。

2014年5月11日日曜日

XL1200Sバッテリー交換

幾度となく雨のために中止を余儀なくされていた「ご近所ツーリング」を今週末に控え、入手済みだったバッテリー(YTX20L-BS)の積み替え作業を行った。

Amazonのレビューだと、「充電されてなかった」みたいなレビューが多かったけれど、うちに届いたものは充電済みで、箱にも「即用式」の印字がしてあった。

バイクのバッテリーなんぞ最近のハイテクな自動車のバッテリー交換に比べれば"屁"みたいなもんだと思って取りかかったのが大はまり...。

スポーツスターの純正バッテリー代替え品として代表的なYTX20L-BS(台湾YUASA)なのに、端子の形状がHD純正品と全く違う。(T_T)

純正の端子締めつけ位置がバッテリーボディと"ツライチ"になっているのに対して"YTX20L-BS"は数ミリ引っ込んだ位置に端子がある。(左YUASA、右HD純正)


バッテリーケーブルの長さに1センチほどでも余裕があれば、上方向からでも締め付けることが出来るのだろうけど、この年式のスポーツスター特有なのか、これっぽっちも余裕はありません。
端子部分を折り曲げて奥まったバッテリー端子に締め付けようと試行錯誤したけれどまったくダメ。

結局「純正の締め付け位置までスペーサーを挟むしかない」との結論に至る。
かといって自宅の在庫品はナットかワッシャくらいしか無いし、そもそもスペーサーをかませてはバッテリーに付属していた取り付けボルトでは長さが足らない。

手持ち部品での取付をあきらめ、近所のホームセンターにネジを物色しに出かけたのだが、おいてあるのは一般的なスチール製のボルトばかり。(当たり前だけど...)

この際問題なのは導電性で、一般的に端子などに良く使われる"銅"や"アルミ"に比べ、鉄の導電率は数分の1になってしまうって事。
極端に言えばバッテリー端子とケーブルの間に「抵抗」を付けてしまうような状態です。

せっかくバッテリーを新品にしたのに今までより性能落としてしまっては元も子もないので、「ボルト&ナット」コーナーを離れホームセンター内をウロウロと探すこと数分。
ありました。"エーモン"製の「バッテリーターミナル(Y134)」


ちょうどM6の長いネジが使われているし、なんといっても「バッテリーターミナル」、すべて銅メッキで処理されている。

早速購入して帰宅、本来なら丸いバッテリー端子にクランプする足の部分を鉄鋸で切り落とし、奥まったYUASAバッテリーの端子までのスペーサーに利用してケーブルの取り付け完了。




30分ほどで済むと思ってはじめた作業は2時間近くかかってしまいました...。
そんなことより、送料分だけケチって"YTX20L-BS"に決めたのに、"バッテリーターミナル"(450円)の追加出費で、比較候補だった"F1バッテリー"とほとんど
変わらなくなってしまった。

あげくに"F1バッテリー"だったらHD純正バッテリーとまったく同じ端子形状なので、こんな余分な作業すらする必要が無かったって事です...。orz


良い勉強になりましたよ...。次回には"F1バッテリー"を試してみたいと思います。ww
(あ、"YTX20L-BS"は調子良いですよ。決してバッテリー性能が悪いわけではありません。w)

2014年5月10日土曜日

そろそろヤバそうなHD純正バッテリー

今年は1月の初詣ツーリング以来なかなかスケジュールの都合がつかずまったく遠出が出来ていない状態だった。

それでも寒い時期にセルが回らないようなこともなかったのだけれど、3月にフロントホイールを外して1ヶ月ほど放置した後くらいから少しスターターの動きがおかしくなってきた。(たぶん2003年の製造時から載っていたバッテリー)


寒い朝ならまだしも、20度を超えるようになってきた日中にでもセルボタンを押した1発目のクランクがかなり重い...。
来月は車検だし、ここらで早めに手配しておいた方が良さそうって事でバッテリーの購入検討。

とうぜん純正バッテリーの性能は今までの使用で折り紙付きなんだけど、車検代(ほぼ税金)の出費もあるし、2万円強のバッテリーはちょっとキツい。

第二候補は定番の「YUASA」バッテリー。Made in USAのものでも1.1〜1.3万円ほどで購入出来る。
ただ今回一番気になっていたのは、昨年メーターバイザーを取り付けた際に知った"World Walk"って日本のパーツメーカーが取り扱っている「F1 バッテリー」なるもの。

当然"中華製"なんだけど、日本のバイクパーツメーカーがちゃんと企画・製造に関わっているし、ちゃんと保証も付いている。
どこぞやの商社が輸入するだけの格安"中華製"バッテリーとはちょっと違いそうなのだ。

ネットで調べても特に悪いレビューは見当たらない。(ただ、みなさん使用年数が短いために寿命の評価も見あたらない)
World Walkの商品紹介ページを見ても、製品企画にとても真摯に向き合っていそうで好感も持てる。(思いっきりHTMLなページデザインの古くささがちょっと気になるが...)

そんなこんなで色んな情報を探し回っているうちに疲れてしまって、結局Amazonが送料無料で安く売っていた台湾YUASAの"YTX20L-BS"をポチってしまいました...。orz

なかなかツワモノにはなれません。(T_T)

2014年5月6日火曜日

引っ込まないバナナキャリバーのピストン

ゴールデンウィーク最終日。
明日納品期日の仕事をなんとか午前中に片付けられたので、しばらく前からリアブレーキの引きずりに悪戦苦闘している友人のガレージに顔を出してきた。

ツーリングでの高速走行中にリアブレーキの引きずりが始まりだし、真っ赤になったローターから出火したという大ピンチから奇跡の帰還を果たした1980年前期のFLH。

マスターのリビルドからキャリパーのオーバーホールまで一通りやったらしいのだが、それからも市内から出られないほどの距離しか走れない(引きずりが始まる)らしく、再度バラバラ状態になっていた。

バラされたキャリパーを見てもあきらかにおかしい。既にピストンがかなり出っ張っている状態。
組んだ状態で既にローターを挟み込んでしまうくらい飛び出ている...。


ブレーキペダルを踏み込んで見ると傾きながらピストンが動くし、これも気持ち悪い。
前期型バナナキャリパーの複雑なピストンはなんとなくポットの中に正しいハメ合いで収まっていない感じだ。

取りあえずピストンを押し込もうと、ブリーダーボルトを緩めてシャコ万で挟んでも戻らない...。
キャリパーをブレーキラインから外して万力に挟んでも戻らない...。orz

これはね。根本的におかしいです。
3時間ほど二人で格闘したけれど、どうにも原因が特定出来ず本日はギブアップ。
ネットで調べてもバナナキャリパーの「引きずり」は持病のようだし、メンテナンスにかなりノウハウが必要そうなのでまた一からやり直すって事でお開き。

バナナキャリパーにこだわらなければ簡単なんだろうけど、まだまだトンネルは長そうです。

2014年5月3日土曜日

ホイル磨きとケミカル類

フロントフォークが綺麗になって、梨地のキャストホイールも綺麗になって最後に残ったリムの腐食が気になるようになってしまった...。

1年以上前に"送料無料"にするためについで購入していた(しかもセール品だった)「メンテナンスローラー」がやっと出番となった。w


ジャッキアップでも作業出来るけど、上げ下げが面倒だしやはりタイヤが接地していないと磨く時に力がかけられないですからね...。これはホイール磨きになどにはとても便利です。


初めは"ワコーズ"の「メタルコンパウンド」で磨きはじめたんだけど、光沢を出すには向いているけれど腐食跡がなかなか取れない。

続いて昔から定番の「PiKAL」で磨いてみる。
「メタルコンパウンド」と違って"液状"なので、延びは良いし楽ちんなんだけどやっぱり最後の光沢を出すための物。

結局引き出しの奥にあった「瞬間サビトリ自転車用」っていう、いつどこで買ったかもわからない錆び取り材が一番きれいに腐食跡を取ることが出来た。

問題なのはリアのホイールがすごく汚く見えるようになったしまったことかな...。
車検までにあと1ヶ月しかないし、今月中に怒濤のメンテナンスしないといけません。

2014年5月2日金曜日

XP向けにも配信される「IEの脆弱性修正プログラム」

今回は特別らしい(w)んだけど、やむなくXP向けにも配信されるらしい「IEの脆弱性修正プログラム」を確認すべく、VMwareの仮想ボリュームで残されている"Windows XP"を起動してみた。

起動してみるとタスクバー右隅の"セキュリティアイコン"が黄色になって「更新をダウンロード中」の状態になっている。


「ほぅほぅ、ちゃんと更新してくれるんだ...」と感心したのは良いけれど、何時間経っても「0%」から進まない...。orz

念のため「スタート」メニューから"Microsoft Update"へアクセスして更新を実行してみたのだけれど、これまたプログレスバーがグルグルしているだけで一向に更新データがダウンロード出来ない。(あげくにタスクが操作不能な状況に陥る)


アクセスが集中しすぎてサーバーに繋がらないって事なんだろうか?
まぁ、ブログネタにでもなればと実行してみただけなのでどうでも良いんだけどね。w

さて、この仮想ボリュームの運命やいかに!!

2014年5月1日木曜日

「iPhone 5 スリープ/スリープ解除ボタン交換プログラム」

4月26日に発表されていた「iPhone 5 スリープ/スリープ解除ボタン交換プログラム」が5月2日から始まるらしいって事で、特に不具合も出ていないけれど自分の"iPhone5"も念のため調べてみた。

アップルが用意している「iPhone 5 スリープ/スリープ解除ボタン交換プログラム」のページにアクセスして自分のiPhone5のシリアル番号を入力すると該当機種かどうか判断してくれるようになっているので、iPhoneの「設定」→「一般」→「情報」を開き"シリアル番号"を確認。

サイトで"シリアル番号"を入力してみると....。


orz

対象ロット品である事が判明...。

サイトにもかかれているとおり症状の出ていない個体はサポートを受ける必要がないみたいだし、取りあえず症状が出ないことを祈りつつこのまま使い続けるしかないようです。

というか、携帯電話だし"4〜6日"も修理に預けるわけにもいかないしね。
Macも含めApple製品で歴代不良品経験のないのが取り柄なのでこのままメカ運が良いことを祈ります。