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2016年5月3日火曜日

"SleepWatcher"の導入にちょいと苦戦(その1)

2台目のMac Book Airの導入と一緒にTime Capusuleを導入してNAS化してます。

Time CapsuleのNAS化と同時に仕事用のデータを保存していた外付けHDDもTime Capsuleに接続してNAS化させてしばらく運用しているのだが、なぜか"Mac mini"だけスリープから復帰した時にNASのボリュームがアンマウントされてしまったまま復帰しない。

起動時には"システム環境設定"→"アカウント"の"ログイン項目"でサーバーボリュームを登録しているので問題なく自動マウントされる。
Mac miniは利用しているCADソフトウェアのバージョン推奨環境維持のために10.6(Snow Leopard)からアップグレードできていないので、その辺りに問題があるのかもしれない。

普段仕事をしていてデータの保存を実行した時に「ボリュームが見つからない」旨のエラーを吐くので、その段階でNASのマウント作業を行っていたのだが、流石に鬱陶しくなって来たのでまじめに問題解決を試みた次第です。

「スリープ復帰」「NAS」「自動マウント」などでググるとかなり大量に情報が出てきます。どの記事でも共通しているのは"Sleepwatcher"というdaemonプログラムを利用している事。

つまりはスリープのタイミングを監視してくれる常駐プログラムを利用してリモートドライブをマウント/アンマウントする命令を自動的に実行するってことだ。

とりあえず"SleepWatcher"で検索すると一番最初に出てくる作者(?)のサイト(http://www.bernhard-baehr.de/)から最新版らしい"SleepWatcher 2.2"をダウンロードして解凍。

ReadMeファイルに書かれたシンプルな説明にそってプログラムのセットアップ。
コマンドのインストールと常駐化させるところまでは説明通りに配置するだけなので特に複雑な作業はありません。

動かす分には置き場所はどこでも良いのだろうけど、Unix/Linux流儀に合わせてなのかMac OSには用意されていない "/usr/local" 以下に "sbin" と "share/man/man8"のフォルダを用意してそれぞれSleepWatcherの本体とmanualファイルを格納。

/usr/local/sbin/sleepwatcher
/usr/local/share/man/man8/sleepwatcher.8

次に自動実行させるためのコンフィグレーションファイルの配置。
ここは2択になっていて "/Library/LaunchAgents/" 以下に格納してシステム起動時に常駐化させるか、~/Library/LaunchAgents/" 以下に格納してローカルユーザーがログインした時に常駐化させるかでplistファイルがそれぞれに用意されています。

plistファイルの中身を覗いてみるとローカルユーザーで実行したほうが何かと便利そうだったので、予め用意してくれている "de.bernhard-baehr.sleepwatcher-20compatibility-localuser.plist" をそのまま自分のホームディレクトリにある "Library/LaunchAgents/" の中に格納。

~/Library/LaunchAgents/de.bernhard-baehr.sleepwatcher-20compatibility-localuser.plist

plistファイルをいじらずに利用するのであれば、自動実行スクリプトのファイル名は
スリープ突入時:~/.sleep
スリープ解除時:~/.wakeup
となっています。

めんどくさがり屋なので、私はそのままホームディレクトリ(/Users/<user name>)直下にターミナルから ".sleep" と ".wakeup" ファイルを "touch" コマンドで作成。(この段階でまだ中に何を記述するか決まってなかったので入れ物だけ作ってしまいました。)

正直 "."(ドット) から始まる隠しファイルはFinder上からは扱いにくいのだけれど、かと言ってファイル名を変更するとplistファイルの中身も編集しなきゃならないし、ホームディレクトリに目障りなファイルが鎮座するのも嫌なのでデフォルトのままの方が無難だと判断した次第。

実は本題はここから先で、用意した ".sleep" と ".wakeup" の中にどんな命令を入れるかが一番の肝で、実際に少し悪戦苦闘したのだけれど前置きだけでかなり長文になってしまったので続きは次回に...。
(^_^;

【補足】
"LaunchAgents" に登録した "plist" ファイルは一旦ログインし直すか "launchctl" コマンドを使って手動で常駐化させるまで機能しませんのであしからず。

$ launchctl  load ~/Library/LaunchAgents/de.bernhard-baehr.sleepwatcher-20compatibility-localuser.plist

2014年2月23日日曜日

Plesk Panel 11.0.x のアップデートエラー

管理しているホスティング用サーバーのインターフェースにPlesk Panel 11.0の入っているものがあるのだけれど、しばらく前からオートアップデートが機能しなくなっていた。

Panelへログインして「ツールと設定」からアップデート画面(8447ポートへの接続)を開こうとしてもブラウザは「サーバーに接続出来ません」のメッセージを返すだけ。

Parallelsのサポートページで検索してみると不具合内容が該当するエラーへの対象法が掲載されていたので同じように実行してみたのだが、どうも要領が獲ない。

Cannot start GUI autoinstaller: this webpage is not available

最初の確認項目である"autoinstaller"の起動チェックでは解説にあるとおり"ERROR: Installer is busy."を返してくる。

# /usr/local/psa/admin/sbin/autoinstaller --show-releases
Doing restart of Parallels Installer...

ERROR: Installer is busy.

要は旧バージョンの"autoinstaller"が起動しっぱなしになっていて新しく"autoinstaller"のタスクが起動できない状態になっているって事らしい。

単純に古いタスクを"kill -9"してしまえば動き出すって事なので解説の通り"autoinstaller"を"ps"コマンドで探してみたのだけれど、そんなコマンドは実行されていない...。orz

"autoinstaller"で引っかからないのならもう少し許容範囲を広げて"installer"で検索してみると...
ありました。"parallels_installer"って名前で実行されてます。

# ps ax | grep installer
30344 ?        SN    12:10 /var/cache/parallels_installer/parallels_installer_CentOS_6_x86_64 --select-product-id plesk --select-release-current --show-components --enable-xml-output

"kill"コマンドで該当するプロセスを落としてみると無事8447番ポートへの接続とインストーラーが起動するようになりました。
意外とちょこちょこと仕様変更がありますな...。

たった0.5のバージョン違いだけど、11.5の調子が非常に良いのでいっそ11.5にアップグレードしてしまおうか思案中。

2012年9月22日土曜日

VMwareゲストのフラグメンテーション

サーバーも仮想化技術が進んだお陰で、保守や引っ越しなどが格段に楽になった今日この頃。

今週末は調子の悪くなったサーバーの引っ越し作業にすったもんだして、二晩連チャンの徹夜作業になってしまった。

木曜日の夜の作業で、サーバーを別のサーバーへそっくり引っ越す作業だったのだが、4GBのデータを移動させるのに通常であれば2〜3時間程度で終わるはずなのに朝(8時間経過)になっても半分も取り出せない。

結局、クライアントのサーバーを日中止めるわけにも行かないので、作業を中断しグダグダのサーバーのまま再度運用再開。orz

実質"300MB/時間"程度しかデータの読み出しが出来ていない状態。(T_T)
ビットレート換算だと680Kbps程度か? 10Mbps帯域保証のネットワーク回線でのコピーが680Kbpsってどういう事??

で、原因を突き詰めていってどうも怪しいのは"VMware"の仮想ボリュームという結論に。
大半のWebサーバーはParallelsの仮想化ソフトで管理しているのだが、いくつかのサーバで"VMware Server"を利用して仮想サーバーを構築している。

無償のソフトウェアを使っておいて文句言う筋合いじゃないのだろうけれど、特にSQLなどのデータベースが頻繁に読み書きするWebサイトを"VMware Server"上に構築すると、時間と共にレスポンスが段々悪くなってくるみたいだ。

どうやら細かな読み書きが多発するコンテンツは"VMware"ゲストの仮想ボリューム(.vmdkファイル)がかなり重度なフラグメンテーションを起こすらしい。

このフラグメンテーションが進んでいくと、CPUもメモリも十分余裕があっても、HDDの応答待ちだけでかなり時間がかかるようになってくる。
結局サーバーがグダグダなのは、サーバーリソースなどの問題ではなく、"WMware"の仮想環境にあったわけでした。

ただ、容量が変動する仮想ディスクでなく、固定の容量で構築していればこのような酷い状態にはならないようで、構築時にしくじっていたという事実も判明。

いずれにしても中身を抜かないと再構築も行えないので、翌日の晩にリベンジの引っ越し作業を敢行。

まずはHDDの読み出し速度を正常化させないと仕事にならないのでホストへ"ssh"でログインした後メンテナンスコマンド(-d)で仮想ディスクのデフラグを実行。
# vmware-vdiskmanager -d [ゲストOS名].vmdk
20GBほどの仮想ボリュームは15分ほどでデフラグ完了。(早!!)

早速マイグレーションでコンテンツの引っ越しも実行。
「うん、普通に転送速度が出るようになった。これなら3時間もあれば全ての作業は完了できる。後はマイグレーション完了後にDNSを書き換えて新しいIPへ振るだけ...。」
の、予定だったのだが前日の徹夜がたたって、うたた寝...。ww

気付いたときには、すでに5時近くになっている。
慌ててDNS書き換えたものの、2時間ほど経ってもレコードのキャッシュを書き換えてくれないDNSもチラホラ...。(自宅のフレッツ光-NTTPCもそうだった)

しょうが無く、古いIP側のhttpdも動かして"vhost.conf"にProxy転送設定を書き込んで強制的に新しいIPへ転送する事に。
ProxyPass / http://[新しいIP]/
ProxyPassReverse / http://[新しいIP]/
久しぶりに冷や汗ものもサーバー引っ越し作業となりました。
その後、娘の運動会会場へ出向きテントの下で爆睡してしまいました。orz

【追記:備忘録】
デフラグ前に使用する"vmware server 2.0"用コマンドライン

・ゲスト一覧取得
# vmware-vim-cmd vmsvc/getallvms

・ゲストOS起動
# vmware-vim-cmd vmsvc/power.on [VM id]

・ゲストOS停止
# vmware-vim-cmd vmsvc/power.off [VM id]

・ゲストOS再起動
# vmware-vim-cmd vmsvc/power.reboot [VM id]

・ゲストOSサスペンド
# vmware-vim-cmd vmsvc/power.suspend [VM id]

2010年7月20日火曜日

iPhone VPN接続不調

またまたVPN接続障害。orz

久しぶりに会社から自宅LANへのVPN接続が必要な状況になったため、iPhoneで自宅の玄箱にVPN接続。
パスワードを入れるとすぐに「サーバーから切断された」旨のメッセージが出て接続できない。

最近変更のあったのもとしては、
  1. iOS 4へのアップグレード
  2. 社内ルーターの更新
ぐらいだけど、つい先日外出先からリモートデスクトップ操作のために接続した時は問題なかったので社内ルーターのせいかと思いきや、ADSL回線で単独Wi-Fiを"FreeSpot"に切り替えても繋がらない。 試しにWi-Fi自体を切ってしまって3G回線経由でトライしてみるとあっさり繋がった。 玄箱サーバーのDebianにログインしてログを確認してみたところ、Wi-Fi経由でもちゃんとセッションは張れている様子。 pppセッションが張られてネゴが始まろうとする時に"Modem hangup"となってしまう。
pppd[23327]: Plugin /usr/lib/pptpd/pptpd-logwtmp.so loaded.
pppd[23327]: pptpd-logwtmp: $Version$
pppd[23327]: pppd 2.4.4 started by root, uid 0
pppd[23327]: Using interface ppp0
pppd[23327]: Connect: ppp0 <--> /dev/pts/1
pppd[23327]: Modem hangup
pppd[23327]: Connection terminated.
pppd[23327]: Exit.
同じ端末で、経路が違うと接続できないとなれば、通常はファイアウォールがらみかMTU値などのパケット損失っぽいんだけど、iPhone、Debian双方の設定見直しても特に悪そうなところが見あたらない。

まぁ3G回線経由で使えるので致命的では無いんだけど、やはりWi-Fi使えるところではレスポンスが違いますからね。
また時間が空いた時にでも検証しましょう。

2010年3月30日火曜日

Webサイト改竄

 今日は一日振り回されました。(ToT)

 関係企業のWebサーバーが"TheWayEnd"によって攻撃されてしまいました。

 攻撃されたサイトではosCommerceを利用されていたのですが、調べてみるとこのシステムに脆弱性が見つかっているので、この脆弱性を攻撃されたようです。
▽ osCommerce--------------------------------------------------------
 WebベースのEコマースプログラムであるosCommerceは、"ドットドット"を含む細工されたHTTPリクエストをfile_manager.phpスクリプトに送ることで、ディレクトリトラバーサルを実行されるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に任意のファイルを閲覧される可能性がある。
 2004/05/19 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:すべてのバージョン
 影響を受ける環境:UNIX、Linux、Windows
 回避策:公表されていません
 結局osCommerceのfile_manager.php(アップローダー?)を利用して不正ファイルを設置したようで、"images"ディレクトリ以下に各種ファイルをアップしてそこを拠点にリモート制御で改竄可能なディレクトリ(777)を探しながら「ハックしましたよ!」みたいなメッセージファイルを置いていった模様。

ちなみに設置されていたファイル群は以下のようなものでした
2.6.9
2.6.9-22
2.6.9.1
2.6.c
Linux-2-6-9 <--ここまでカーネルハック用ツール? 
dee.php <--リモートシェル!? 
hacked
nec0.php
twe.html <--よく見かける犯行声明ファイル 
twe.php
twee.php
 "TheWayEnd"によるWeb改竄は日本でも今年1月くらいからかなり増えている様子で、osCommerce以外にもWordPressのwp-config.phpファイルを改竄する手法もあるようです。
 独自サーバーでWebサイトを運営している皆さんくれぐれも注意して下さい。

あと、777のパーミッションは極力割り当てないようにしましょう...。

2009年10月25日日曜日

iPhoneでVPN over VNC接続決着

 ここの所あまりの多忙さに放置していたVPN経由でのVNC接続障害を解決。

PPTPサーバーより先のローカルネットワークへ全く接続できていない状態を確認。当然ローカルの各マシンからもpingすら通らない。
玄箱のなかでちゃんとルーティングが出来ていないのかと思い。
/etc/network/interfaces
あたりをごにょごにょ弄くってみても一向に変わりがない。
 セッションは張れるし、フレッツ光のCTUのファイアウォールも何度見直してみても問題はなさそうだし...。
ここでふと思いつく。「Debian側のファイアウォールの設定はどうなってるんだろう?」

 玄箱は外部に公開しているわけでもないので、いままでファイアウォールの設定なんてした事はなかったので、取りあえず
#iptables -L

「あら、iptablesが動いてる...」(^_^; これはパケットフィルタリングの設定が必要かと思い。
#echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward
#iptables -A INPUT -p tcp --dport 1723 -j ACCEPT
#iptables -A OUTPUT -p 47 -j ACCEPT
で、VNCの1723番ポートとGREの47番ポートのフィルタルールを記述。
なんてことは無くあっさりVPN経由でVNC接続できるようになりました。orz
しかし、以前は繋がってたって事は知らない間に玄箱にiptablesを導入してしまってたって事なのだろうか?(それともはじめから?)


P.S
 iPhoneもOSのバージョンアップから画面スリープしただけではVPN接続が切れないようになりましたね。
これはとても良い改修でした。 ただ、切り忘れるとあっという間にバッテリーを消費していきます。あとiPhoneがカイロみたいに熱くなってきます。(^_^;

2009年9月9日水曜日

MT用にGDをセットアップ(リベンジ2)

 前回yumを入れたので今後の作業は楽ちん。
GDのperlモジュールをインストールしようとした時に出ていたエラー
"Could not find gdlib-config in the search path. Please install libgd 2.0.28 or higher."
を回避すべく、"gdlib-config"が含まれるパッケージを逆引き検索。結果"gd-devel"パッケージに含まれている様なので、

# yum install gd-devel

でインストール。その後

CPAN> install GD

で"GD"モジュールも無事インストール完了。
あとは"mt-check.cgi"でMovable Typeのシステムチェック。

GD

サーバーに GD がインストールされています(バージョン 2.44)。

と表示されている事を確認。
後は画像のテストアップ....、ってサムネイル画像作ってくれないじゃん。orz

あぁぁぁめんどくせぇ..って事で今日も挫折。

【追記】
ふと気づいて、"mt-config.cgi"に"ImageDriver GD"の一行を書き込んで問題解決。
ただ、なぜMTにちゃんと認識されているImageMagickが機能してくれないのかは謎。

2009年9月8日火曜日

MT用にGDをセットアップ(リベンジ1)

 先日MTでサムネイル作成できるようにGDのPerlモジュールを組み込もうとしたところエラーで挫折。
gdlib-configが入っていない事でのインストールエラーの様なんだけど、そこら中からRPMパッケージ探してきて試してみてもパッケージの依存問題で一向に先に進まない。orz

 結局根を上げて、yumを導入する事にした。そもそもFedora cora 4なのにyumが入っていないのはどういう事なんだろう?
 ミラーサーバーからFedora core 4向けのyumパッケージをwgetしてインストールしようとしたところ、依存パッケージが入っていないと怒られた。結局wgetで用意したのは以下の通り。

python-elementtree-1.2.6-4.i386.rpm
python-sqlite-1.1.6-1.i386.rpm
python-urlgrabber-2.9.6-1.noarch.rpm
yum-2.3.2-7.noarch.rpm

どうにかyumのインストールは完了。
後はyumがパッケージを探しに行く先を/etc/yum.repos.d/以下に国内のミラーサーバーを指定。

【Base】
http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/core/$releasever/$basearch/os/
【Updates】
http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/core/updates/$releasever/$basearch0/
【Extras】
http://ftp.riken.go.jp/Linux/fedora/extras/4/$ARCH/

一応これでyumが使えるようになったんだけど、何故yumがプリインストールされていないのか少し不安だったので再度調査してみた。

 ホスティング用のサーバーは大半がParallelsのPleskで運用しているが、どうやらシステムのアップデート機能(up2dateやyum等)を使ってお手軽アップデートするとPleskに必要なファイルを上書きしてしまって壊してしまう可能性があるらしい。(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
 取りあえず "yum update" を実行する前で良かった。

 取りあえずもう少し詳しく調査する事にして今日はここまで。

2009年9月3日木曜日

MT用にGDをセットアップ(失敗)

大枠を作り上げた取引先のWebサイト。PR用の画像などを素材をアップしていて気がついた。
アップロードした画像をMTの中で管理できるんだけど、サムネイルが表示されない。

初期設定時に出てくるメッセージを無視して適当にセットアップしたので再度"mt-chek.cgi"で環境を調査。

GD
サーバーに GDか、GDの動作に必要な他のモジュールがインストールされていません。 アップロードした画像のサムネイルを作成する場合に必要となります。 GDのインストールはインストールマニュアルに沿って行ってください。

 どうやら"GD"っていうGraphic Managerが入ってないとサムネイルが作ってもらえないらしい。(想像)
早速RPMパッケージのインストール状況を確認してみたのだが、"gd-2.0.33-2"がすでにインストール済み。
perlモジュールが足りないのかと、CPANからGDモジュールのインストールを試みるがエラーがでてストップ。

CPAN > install GD


**UNRECOVERABLE ERROR**
Could not find gdlib-config in the search path. Please install libgd 2.0.28 or higher.

libgdの2.0.28以上が必要って言うんだけどGDは2.0.33が入ってるし、何が足らないんだ?
時間がないので今日はここまで。
やっぱりyum入れておくべきかな...。orz

2009年8月11日火曜日

MTとimageMagickセットアップ

 取引先の企業からWebサイト作成依頼があった。
大きな企業では無いのですがユニークな加工技術もあるし、「いっそドメインもとって企業PRしましょう」とホスティングしてもらうことに...。

 普段システムはいじくりますがコンテンツ作成は長丁場になるのであまりたずさわりません。
でも社内のデザイナーやクリエータ使うと結構な値段になってしまうので、今回は自力で構築作業することにします。

 とりあえず個人使用のライセンスでMTをダウンロードしてもらい、アップロード&インストール。
MT向けの無料テンプレートもネットであさりまくってとりあえずベースまでは簡単に構築完了。

 追加機能で、MTで画像処理させるためにImageMagickが必要らしい。以前にも入れたことがあったのだが、別のサーバーだったので今回もインストールが必要に...。

 今回サーバーはParallels社のVirtuozzoという仮想環境にPleskというホスト管理ツールで運営してるんですが、ゲストOSにはFedora core 4とちょっと古めのOSが入ってました。(最近のはcentosを入れてます)

 RedHat系だしyumを使えば簡単かと思いきやyumが入ってない!?(わざと入れてない?)
yumからセットアップするのも面倒なので、ImageMagickのサイトからソースもらってコンパイル...、ってgccも入ってない。orz

 さすがにコンパイラもないと後々不便なのでFedora core 4向けのrpmパッケージをwgetしてインストール。「あれが無い」だの「これが無い」だのいうので、RPMパッケージを片っ端からwgetしてインストール。
 gccが入ったところでImageMagicを.configure > make > make installでどうにか完了。
CPANシェルは入っていたので、CPANからImage::Magickモジュールを組み込んでmt-check.cgiで確認。

Image::Magick
サーバーに Image::Magick がインストールされています(バージョン 6.5.4)。

めでたし、めでたし。

【追記】
まっためでたく無く、MTに認識させているにも係わらず、ImageMagickが機能せずサムネイルが作成されない。
原因不明のため、違うImage Driverを試してみる事にした。

2009年7月7日火曜日

アナログリモートメンテ

 久しぶりに勤め先から自宅のMacに接続しなければならない自体が発生。
Macをスリープから目覚めさせるため玄箱のDebianにアクセスしたところ応答がない。orz

「玄箱死んだのかぁ?!」と一瞬焦ったが、よく考えると2週間ほど前に停電があった事を思い出し、自宅に電話。
女房に電源スイッチをポチッと押してもらい復旧。

なんだか情けないですが、結局究極のリモートメンテナンスです。
NTTのデータセンターに設置しているサーバーだって、どうにもならなければNTTの担当者に電話して電源入れ直してもらってますからね。
(^_^;

2008年12月8日月曜日

PPTPサーバー(2.6.25カーネルの再構築)

前回DebianのカーネルがPPTPサーバーに対応していない事でサービスが開始できていなかったため、www.genbako.comさんの所から

# wget http://www.genbako.com/kurobox-sources-2.6.25.patch
# wget http://www.genbako.com/kurobox-section-mismatch2625.patch
# wget http://www.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.6/linux-2.6.25.tar.bz2

を頂いて、カーネルの再構築。
(http://www.genbako.com/self-compile-2.6.25.txtなどを参考に)
linux-2.6.25.tar.bz2を展開してパッチあて。

# patch -Np1 <../kurobox-section-mismatch2625.patch
# patch -Np1 <../kurobox-sources-2.6.25.patch

後はconfiguration & make

# cp config_kuroboxhg .config
# export ARCH=ppc
# make oldconfig

よく分からなかったのは次のmenuconfig。
PPP関連のオプションをCUIのメニュー画面で選んでいくんだけど、自力では分からなかったので多々ある先駆者の皆様のサイトを参考にさせていただきました。

# make menuconfig(CUI画面で組み込むモジュール選択)
# make vmlinux
# objcopy -O binary vmlinux /boot/vmlinux.bin
# cp System.map /boot/
# make modules
# make ARCH=ppc modules_install

コンパイル中に食事に行っていたため、どれくらいの時間がかかったのか不明。
(再起動しなかったらどうしよう...)という不安の中

# shutdonw -r now

無事再起動してくれました。
とりあえずPPTPのサービスが開始されたことを確認して完了。

2008年11月25日火曜日

玄箱でPPTPサーバ

iPhoneを導入したこともあり、自宅LANに接続できないとあまり意味がないのでいろいろ試している。

iPhone向けアプリには無料でもかなり有用なものが多くリリースされているのだがssh用ターミナルソフトとVNCクライアントソフトをとりあえずインストールしてみたところルータの設定を少し弄ってあげるだけですんなりアクセスすることが出来た。

ただ、ルーターにポートフォワードさせてLAN側の端末に接続するだけでは、端末は限定されるしファイヤーウォールもそのポート番号全部開けなきゃならなくなってしまうため、自宅で運用しているLinuxサーバ(玄箱/Debian-etch)でPPTPサーバを立ててiPhoneからVPN接続を試みた。

apt-cacheでサーチしてみると普通に"pptpd"パッケージがあったので、
#apt-get install pptpd
でインストール。
あとは
/etc/pptpd.conf でサーバー名やIPアドレスなどを設定
/etc/ppp/pptpd-options で接続ユーザ/認証設定をすませてリスタート。

iPhoneのVPN設定で自宅サーバーのIPと認証情報を入れて接続してみた.....が、「接続が切られました」のメッセージ。
(´・ω・`)ショボーン
玄箱にログインしてsyslogを確認してみると”kernelがpppモジュールに対応してない”らしき内容のメッセージがはき出されてる。
ググってみると、既存の2.6.20カーネルではpptpに未対応なためパッチをあてて再構築が必要との事。('A`)マンドクセ

今日はあまり時間が無いのでここまで。

2008年10月30日木曜日

VAIO PCG-505S Debian化

会社で捨てられそうになっていたVAIO 505をDebian化。
メモリが64MB(!?)しか載っていないのに、標準のWin98はそこそこ動く。でもWin98ではもう遊べないのでLinuxに入れ替え。

どのディストリビューションにしようか迷った挙げ句慣れ親しんだDebianをインストール。
ただPCG-505はCDドライブがないので、標準で添付されている外部フロッピードライブを利用してフロッピーブートインストール。
Debianの公式日本語サイトにあるインストールHowToからリンクをたどって

boot.img
net-drivers-1.img
net-drivers-2.img
root.img

の4つのフロッピーイメージファイルをダウンロード。
まだWin98を消す前だったので"rwwrtwin"というツールを探してきてフロッピーディスクを作成した。(sergeの時はnet-driversが1枚だったような気がするけど、サポートするネットワークカードが増えたからなんだろうな...)
Debianのサイトではドラッグ&ドロップで簡単にできるAppleScriptも紹介されていたけど、Macの場合はフロッピードライブ用意する方が面倒なので却下。(^_^;
後は、bootフロッピーで起動してウィザードにしたがってインストールを進めていくだけ。
CUIでのインストールにもかかわらず画面左上に"Low Memmory mode"って出てました。

あまり重たくしない方が良いかと思いデフォルトのランゲージをUS-enでインストール進めたんだけど、GNOMEのログインマネージャの設定のところでJapaneseに設定すれば、デスクトップ環境だけ日本語化できました。
ただ、64MBのメモリで標準のGNOMEではウィンドウの描写でさえままならないのでfluxboxというとても軽いWindow Managerに切替えてなんとか使えてます。
ただ、英語環境でインストール進めたせいか、きれいな日本語フォントがインストールされなかったので、"M+ipa"という美しいフォントをインストールして完璧。

OpenOffice.orgとかも入ってるけど、使うにはチョッときついかな...。

2008年9月16日火曜日

Debianでもnslookup

自宅にDebian化した玄箱が稼働してます。
元々スリープしている端末(Mac & PC)を外出先からたたき起こすだけのために設置したんだけど、結構サーバーとして使えるのでいろいろ重宝してます。

それはさておき、会社で自社ドメインのDNSに新規レコードを追加したところ、スタッフから「いつになったら見えるの?」との連絡。
自分の端末からはちゃんと閲覧できるし、「古いキャッシュ参照しちゃってるんだろうから、PC再起動してみて」としか言いようすがない。
それでも"念のため"と思い、自宅の玄箱からDNS引けるか確認しようとしてdebianにnslookupが入ってない事に気付いた。(digも入ってなかった)
Debianでは"host"コマンドを使うようなコメントがあったんだけど"host"コマンドすら入ってない。orz

# apt-cache search nslookup

としても"host"コマンドパッケージしか引っかかってこないし、結局"http://www.debian.org/distrib/packages#search_packages"でnslookupを含むパッケージを検索。
digも含めて"dnsutils"パッケージに含まれている模様。

# apt-get install dnsutils

で、無事nslookupを使えるようになりました。

【追記】
独自ドメインを使っていなくて、/etc/resolv.confにsearchの空行が入っていたら、削除しておくこと。
search行はホスト名解決に使う検索リストなので、nslookupが検索しにいけなくて"connection timed out; no servers could be reached"のエラーを返します。