2013年10月31日木曜日

Mavericksに追加された日本語フォント

あまり身近で話題になっていないのだけど、Mavericksには「有限会社 字游工房」と言う会社からリリースされている"ゴシック体"と"明朝体"というプロ向けOpenTypeフォントが新たにバンドルされています。

両フォントともにミディアム/ボールドの2ウェイトがバンドルされてるので、無料のOSに合計126,000円(税込)分のフォントがバンドルされている事になります。
("Pro"って付いていないですが、Adobe-Japan1-6準拠のPr6フォントのようです。グリフ数:約2万3千字)
実は先日リリースされたWindows8.1にも同じフォントがバンドルされている(こちらもあまり話題になっていないような...)ようで、今後はダサダサな"MS明朝/MSゴシック"をイヤイヤ使わなくても共有する書類やWebのCSSでプロクオリティな文面が表現できるようになりますね。(AppleとMicrosoftが相談したとも思えないので、メーカー側から働きかけがあったののでしょうか?)

余談ですが、明日(11月1日)から公開される映画「スティーブ・ジョブス」のワンシーンに、ミーティングで"追加フォントのバンドル"を力説するスティーブに「フォントなんか後回しにしましょう」といったスタッフがその場でクビにされる場面があります。
Mavericksに新しいフォントがバンドルされた事もあって、感慨深くそのやり取りに見入ってしまいました。


メディアが紙の上からコンピューターに移ってもタイポグラフィーにこだわり、DTPという文化を作り出したAppleだからこそいまのデザインクオリティがあるんだと思います。

P.S
映画じゃないけど、12月発売の新しい"Mac Pro"が無性に欲しぃぃぃぃぃぃぃ!!
高くて買えんけど....。orz
製造工程だけでも見て我慢する。w


Designed by Apple in California  Assembled in the USA
カッコいいなぁ... 。
そして悔しいね。日本企業もガンバレ。


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