2013年5月9日木曜日

ゴールデンウィーク(ツーリング編)

実は6日の続き。キャンプから帰宅し、片付けも終わって一段落した時。
近所のTから「暇? 良い天気だし、どっか行かん?」との電話。

ゴールデンウィーク中、すれ違うバイカー達を横目にかなり"走りたい"衝動にかられていたし、午後から履き替えたばかりの"コマンダー2"の皮むきもかねて、近場をグルッと回ってこようかと思っていたところだった。

「ちょっと散歩がてら...。」って感覚で着の身着のままキャンプ帰りの格好(タンクトップにロンT+革のベスト)のままTの家に向かう。
この時1時半を過ぎた時刻。

俺:「どっち方面行く?」
T:「長野方面へ向かえば渋滞は無いだろうから19号線を北上しよう。交通量を見ながら、行ければ開田高原から高山の方へ抜けて...」

といった、軽い乗りで出発。
正直まだ陽も高く、気温も高く暑いくらいだったので何も考えずに走り出した。

ゴールデンウィーク最終日ではあるものの、振替休日ということもあってあまり車は多くない。いや、多くないどころか国道19号線はけっこうすきすき。
上松を抜けて木曽町へ入ると急に空気感が変わってくる。少し薄曇りになってきたこともあって軽装備で出かけたことを少し後悔し始める。w
やっぱり木曽路を舐めてはいけません。

"道の駅木曽福島"で一休み。雲のせいで御嶽山がまともに拝めません。
まだ耐えられないほどの寒さは感じないので、無謀にも国道19号線から361号線へ入り開田高原を目指す。(実は開田高原へ行ったことが無かったので、気温差を全く考慮していなかったのだ...)

長野県側の国道361号線は広めのワインディングロードが続きとてもライディングには気持ちの良い道路。ほとんど車も走っていなかったので、快適に飛ばしていけます。
調子に乗って走っていると"木曽福島スキー場"を過ぎた所のトンネルの中から異様な冷気が襲ってくる。

トンネルに入った瞬間、まじで「うぉぉぉぉー!!」と叫んでしまった。w
声を出さずにはいられないほどの寒さ。外気とは比べものにならないほどの気温差がある。
体は革のベストがあるのでどうにか耐えられたけど、ロンT一枚の腕がメチャクチャ寒い。しかも風圧でめくれ上がってきてしまうので実際には七分袖状態。

トンネルから出れば、耐えられない寒さでは無かったのだけれど、やはりTシャツでのライディングはこの時期の開田高原はちょっとキツイ。(あたりまえか...)
右手はアクセルが離せないので、たまたま髪の毛を束ねるために持っていたヘアゴムで右腕の袖を手首で止めてTシャツが風圧でめくれ上がらないように処置。
やはり布一枚有ると無いとでは全く違う。ww

開田高原で唯一開店して人が集まっていた「開田高原アイスクリーム」へ停車。
走っていなければ、"ロンT+革ベスト"でも十分過ごせる。
かといってとてもアイスクリームを食べたい心境でもないので、モッツァレラチーズだけ試食させてもらってその場を後にする。この時点で15:40。

361号線から離れなかった事もあるのだろうけど、せっかくの開田高原だし"霧しなそば"でも買って帰ろうかと話をしていたのにまったくお店が開いていません。
お土産を買えるお店を探しているうちに開田高原を抜けてしまい、高山に向かうタイトなワインディングが続く峠道へさしかかる。

峠道自体は良いのだけれど、如何せん舗装が悪い。
そこら中つぎはぎだらけのデコボコで、とても気持ちよく走り抜けられる状態では有りません。砂が浮いてなかったのがせめてもの救い。
本来ならば、御嶽山が間近に見える峠の絶景ポイントも雲がかかってしまい良いとこ無し。(あげくにスマホのカメラではその壮大感も納められない...)

ところで皮むきもかねてたコマンダー2だけど、重量級クルーザー向けってこともあってか意外とサイドウォールが硬め。
よじれる感じが無いので、タイトなコーナーでも安心して寝かせられる感じだ。
ただ、つぎはぎだらけの路面では結構ギャップを拾ってゴツゴツした乗り心地になってしまう。

それでもコーナーでのグリップも悪くないし、ズルズル滑るような感触も無くて走りやすいです。これでロングライフであれば定番にしても良い感じ。(円安が凄く気になるところですけどね...)

そんなこんなで岐阜県側へ入り、路面の悪い峠道をひたすら下りやっと見つけた"飛騨たかね工房"という道の駅に停車。
既に高山市なんだけど、ちゃっかり木曽のお土産などもいろいろおいてあります。

念願かなって"霧しなそば"をゲットしたのは良いけれど、サドルバックすら付けてこなかった為、全く荷物を積める状態では無かったのだが、Tの大きなバックに一緒に収容してもらい事なきを得た。

あとはせっせと帰ります。
高山市街地に用は無いので、国道361号線から県道87号線でショートカットして国道41号線へ移りひたすら南下。
だんだん日が傾いて行くのに、気温が徐々に上がっていく。ww
途中"道の駅 加子母"でトイレ休憩をとって19:00前には帰宅することが出来ました。
5時間で走行距離230kmほどの散歩。

いくらベストシーズンだといっても木曽路や飛騨路へ向かう時は上着無しでは無謀すぎましたね。
また、熱い風呂がとても気持ちの良かったツーリングとなってしまいましたが、開田高原は夏になったらもう一度リベンジしたいですね。

しかし今年のゴールデンウィークは多忙だった...。

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