ちょっと早めだけど、少しずつ点検作業の開始。
昨年の9月に購入していたトランスオイルを今頃になってやっと交換。
HDのサービスマニュアルには"8,000kmごとの交換"となっていて、前回の車検時に交換したのが7,500kmの時で現在13,600kmなので、6,000kmほどの走行距離。
既に9年落ちのスポーツスターだけど、そもそも2009年までに5,000kmしか走っていない代物だったので、オイル類は早めに交換した方が良いよね。
とりあえず前回のユーザー車検時にネットからダウンロードした"定期点検整備記録簿"を整備箇所の確認及び下書きメモとしてプリント。
(最終的に清書した物は検査書類に添付しなければならない。)
トランスオイルは注入量が目視でちょっとばかりシビアなのでバイクを垂直にしないといけないのだけれど、センタースタンドのないスポーツスターは当然のことながらジャッキアップしての作業。
新品のトランスオイルは透明な飴色だけど、2年も経過したせいか走行距離のわりには汚れて、マグネット付きのドレンプラグには鉄粉がびっしりとこびり付いていた。
マニュアルだとダービーカバーを外した窓から注入してたりするけれど、同時に油量も確認しなければならない為、オイラはインスペクションカバーを外した窓からオイルを注入します。
角形のダービーカバーシールは劣化も見られずオイル漏れもないので今回は再利用。
ドレンプラグのOリングはストックの物と交換しました。
マニュアルの油量は1クォート(946ml)とあるんだけど、毎回こんなに入った事が無くて、せいぜい700mlくらい。(抜けきらずに残留してるオイルがあるにしても少なすぎるような気がしないでもない...。)
トランスオイルを交換した後、せっかくインスペクションカバーを外したのでプライマリーチェーンの緩みチェックもついでに行った。
マニュアルによると規定値は冷間時で9.5mm〜12.7mmとなっているが、今回計ってみると13mmほど動く。(若干チェーンが伸びたか?)
遊びが少なすぎると、ミッションが入りずらかったりドライブシャフトに負荷がかかるので、どちらかといえば緩めの方が良いような気がするんだけど、サービスマニュアルにも8,000kmごとの点検・調整項目になっているのでとりあえず規定値内に調整します。
テンションを調整するアジャストスクリューはインスペクションカバー直下にあって、1/4インチのHEXレンチでアジャストできるようになってます。
アジャストスクリューは7/8インチのナットでロックかけるようになっているのだが、このサイズのインチ工具を持っていなくても、7/8インチ=22.2mmなので普通に22mmのミリ工具が代用できます。
たまたまへし折れてしまった金尺があったのでテープで固定してたわみを測定。
今回は11mm程の遊び量に調整して完了。インスペクションカバーのOリングと止めネジのOリングは買い置きがなかったので今回は再利用。(^_^;
ダービーカバー開けついでにクラッチ調整もしておきたかったけど、晩ご飯の時間が近づいたので今日はここまで。
【本日の部品代】
Rev Tech XL トランスオイル:480円
ドレンプラグOリング:30円
(H22年車検時の体験メモはこちらをどうぞ)
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