2011年5月28日土曜日

ナンバーブラケット修理

先日"ベントチューブの交換"ついでに洗車していて、衝撃な事実が発覚した。

なんとナンバーブラケットがちぎれかけているではないですか!!

洗車時ははクラックが入っているだけかと思っていたのに、バラしてみてまたびっくり。完全に分離しちゃってます。

Myスポはボブフェンダーにカスタムしてあるので、純正状態ではテールランプの上側にしょっている重たいライセンスプレートホルダをテールランプの下にぶら下げている。

たぶん通常であれば、素直にナンバープレート(たぶん100gくらいの物)だけぶら下げるだろうからそれほどブラケットに負担がかかることはないんだろうけど、ライセンスプレートホルダの左下に入っている「Harley-Davidson」のロゴをぶら下げたいだけのために、ブラケットに過酷なストレスをかけていると思われる。

そもそも、純正状態でフェンダーの上にしょってても、ラバーマウント以前のモデルでは振動のストレスで金属疲労を起こしてちぎれてしまう事もあるそうなので、社外品の脆弱なブラケットにぶら下げていれば、かんたんに破損する事は容易に想像出来る。

実際ナンバープレート周りのトラブルは何度も発生していて、一番最初に取り付けた時にはプレート全体が踊りすぎてタイヤと干渉してしまうほどだったので、サポートステーを自作して補強していた。そのステーも2度の破損を経て現在の強固な物にたどり着いている。

でも今回はこの頑丈なステーが仇となった可能性もある。
機械設計の仕事もしている関係上、こういったトラブルは良く遭遇するんだけど、破損の原因となるストレスを取り除いているわけではないので、どこかを強化すると別の弱い部分に破損が発生するだけなんです。
弱いところにトラブルが発生するのは人間でも機械でも一緒ですね。

まぁ、順番に強化していけば最終的には壊れない物になるんでしょうけどね。(あ、それであの車重になってるのか!? > Harley-Davidsonの中の人)

でも、その頑丈なサポートステーがなかったら完全にナンバープレート丸ごと落下させてしまっていたわけだし、不幸中の幸いってやつです。

話を戻すと、最初はホームセンターでアルミ板を購入してきてブラケットを自作するつもりでいたんだけど、そうなると1日がかりの作業になってしまう。

週末には近所の親父ライダーズでツーリングの予定もあり、時間の余裕もはなかったので、ネットで汎用ブラケットを探してみた。

意外とカスタム用テールランプとのセット物ばかりで単体で購入出来る物が少なく、しかも納期が"取り寄せ"な物ばかり...。
結局ヤフオクで見つけた類似品を即決してゲットした。

手元に届いて互換性を確認してみると、横幅方向はドンぴしゃだけど縦方向に少し間延びした感じだった。
早速ライセンスプレートホルダとシャコマンで仮止めして、実車にあてがって取付位置を模索する。

ブラケットとナンバーの取付位置を決定したら、そのままの状態でライセンスプレートホルダの取付穴をガイドにしてボール盤で穴写し、バリ取りして代替えブラケットのできあがり。

加工したブラケットの穴位置はこんな感じで、本日取付作業を行いました。
本組みしてしまう前にまずテールランプの動作確認、フェンダー内の配線処理をきちんと済ませます。
無事元の姿を取り戻してめでたし、めでたし。

前に付いていたブラケットより取付部の横幅は3倍くらいになったので、今度はそんなに簡単に破損しないことを願いたいところです。
まぁどんなに巾があっても、一旦どこかからクラックが入っちゃうと、いずれは千切れてしまうんですけどね。

本当はアルミ板ではなくて3mm厚くらいの黒メッキ処理したスチールブラケットの方が強度的には最適なんでしょうけど、今回はこれで良しとしておきます。

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