2014年1月17日金曜日

OSX Serverの修復

どうも「iPhoneライブラリ」のサーバー共有がいただけない。

そもそも270GBオーバーのライブラリを共有しようってのがそもそもの間違いなのかもしれないけれど、正規の手順でiPhoneを終了させなかったりネットワークが途中で切断されたりした場合に、かなりの確率でライブラリを破損させる。

ライブラリの破損だけならiPhotoの問題だけなのだが、重傷な場合なぜがHDDのエラーも引き起こし(今回2回目)ハードディスクのメンテナンスまでしなければならない状態に陥る。(ハードディスクのエラーと言っても、一旦再起動してマウントし治すとエラーは出なくなるので、やはりiPhotoの異常なHDDアクセスが原因なのではないかと思っている。)
【DiskUtility log】
+0900: ジャーナルをリプレイする必要がありますが、ボリュームが読み出しのみに設定されています
+0900: ジャーナリングが有効な HFS+ ボリュームを確認中です。
+0900: エクステントオーバーフロー・ファイルを確認中です。
+0900: カタログファイルを確認中です。
+0900: スレッドレコードの数が正しくありません
+0900: リーフレコードカウントが正しくありません
+0900: (正しい値 1411601、不正な値(現状)1411600)
+0900: マルチリンクファイルを確認中です。
+0900: カタログ階層を確認中です。
+0900: スレッドレコードが見つかりません(id = 1166753)
+0900: ディレクトリの項目カウントが正しくありません
+0900: (正しい値 118、不正な値(現状)117)
+0900: 拡張属性ファイルを確認中です。
+0900: ボリュームビットマップを確認中です。
+0900: アロケーション不足のため、ボリュームビットマップに若干の修復が必要です
+0900: ボリューム情報を確認中です。
+0900: ボリュームヘッダに若干の修復が必要です
+0900: ボリューム“Data_HD1”が壊れています。修復する必要があります。
+0900: エラー:このディスクは修復する必要があります。“ディスクを修復”をクリックしてください。

で、今回またもやライブラリにどうしてもアクセス出来ない状態に陥ったためDiskUtility.appでHDDを検証してみると、結構酷い報告をされたため取りあえずOS X Server自体を再起動する事にして、ついでにしばらく適応していないいくつかのアップデータなどを充てて再起動を実行した。

いつも通りアップデート作業が進みシャットダウン。Mac特有の起動音とともに再起動が始まりグレーバックに林檎マークが現れ......。

....。?!

待てど暮らせど一向にログイン画面が来ません。(T_T)
レインボーカーソルがクルクルと回り続けているだけ...。

かな〜りヤバい感じなのだが、念のためSSHでログインを試みてみると、あっさり接続出来る。
デスクトップのMac miniから共有ボリュームにアクセスしてみても問題なく接続出来る。
どうやら各種サーバーサービスは起動しているようで、GUIのウィンドウサーバーだけが起動出来ない状態に陥ったもよう。

何度かコンソールからリブートかけてみたのだけれど一向に解決しないので意を決してOSX ServerのOS再インストールに踏み切ることにした。

実は10.7以降メディアの供給がなくなったMac OSの初めてのリカバリーセットアップだったので、ちょっとドキドキしながら起動音後に"Command + R"を押したままにして「復元ディスクアシスタント」を起動させる。

アップルのサポート情報にもあるとおり、「OS X の新規コピーをインストールし、同時にファイルと設定をそのまま残すことができます。」である事を信じてOSの再インストールを30分ほどかけて完了させた。

OSのインストールが終わって再起動。祈るように画面を見つめていると...来ました。デスクトップのログイン画面。

共有ディスクのマウントやリモートログイン、その他もろもろのサービスに接続出来ることを確認して何とか復旧させました。
なんとか明日の業務に支障をきたす事を避けられた安堵感に包まれながらその日は事務所を後にしたのです...。(明朝発覚するトラブルがあることも知らずに...。)

後半へ続く

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