2014年1月6日月曜日

Mac App Storeで購入した"The Cave"に日本語パッチをあててみた

お正月休みって事もあって、"Mac App Store"を何気に覗いていたところ昨年の秋頃iOS版も出て話題になってた"The Cave"(邦題:運命の洞窟)というゲームがお値打ちになっていたのでポチって見た。

iPhoneを利用するようになってからまったくと言っていいほどデスクトップ向けのゲームを購入しなくなってしまったのだけれど、iPhoneやiPadの画面では"The Cave"の世界観が味わえなさそうだったのでHDクオリティでプレイ出来るデスクトップ版を購入してみた。(iOS版もデスクトップ版も価格が同じなので、デスクトップ版の方が断然お買い得感がある)

ちょうど1年ほど前に"SEGA America"からリリースされたゲームのようだけど、相変わらず"Mac App Store"に並んでいるものはそのままオリジナルの英語版。
自分の英語力では到底物語の内容を把握出来る訳はないので、App Storeのレビューにもあった日本語のパッチあてを前提に購入したのであります。

ちょっと検索すればすぐ「日本語パッチ」の情報は拾えます。当然Windows版のゲームに関するTipsばかりですけどね...。
ホントにWindowsゲーマーのパワーには頭が下がりますね。ゲームの世界観に合わせてフォントまで作り込んでしまうバイタリティは脱帽ものです。

The Cave 日本語化 自動化バッチ ::[人生に疲れた男のblog]

で、そんな有志の方々の恩恵を受けてMac版の"The Cave"にパッチをあてるのですが、ゲームメーカー専用に作られた"Unpack/Repack"ツールや手順を自動化してくれるバッチファイルも当然Windowsでしか動かないのでWindowsの力も借ります。

幸いなことにうちのMacには"VMware Fusion"が入っているので作業はとても楽ちん。
仮想起動したWindowsからMacの"アプリケーション"フォルダにアクセス出来る様に共有設定しておけば、"Mac App Store"からインストールしたままの"The Cave"に直接パッチがあてられます。(当然ながらパーミッションは変更しておかないと書き込みエラーになります)

バッチファイルを作成された方の説明書に従い、"The Cave"日本語フォント内にある「englishfonts.gfx」と、"Double Fine tool"内にある「DoubleFineTool.exe」,「DoubleFineTool.exe.config」,「JpmodLib.dll」,「zlib.net.dll」及びバッチファイル本体「cavejp.bat」の6つを"Packs"フォルダに配置します。


ここで唯一Windows版と違うのは"Packs"フォルダの位置。

¥TheCave¥Win¥Packs

ではなくて、

/Applications/Cave.app/Contents/Resources/OSX/Packs/

の中に格納します。(移植のなごりか、Mac版なのになぜか"Win"というフォルダも存在してたりします...w)


設置後"cavejp.bat"を実行するとコンソールウィンドウが開いてパッチ処理が進んでいきます。


バッチ処理の最後は配置した6つのファイルも削除してくれるので残骸すら残りません。(ステキ...)
パッチがあたったら、Macへ戻って普通に"アプリケーション"フォルダの"Cave.app"を起動。(特に問題ないけど気になるのであればパーミッションも元に戻します)

後はゲームの開始時に「オプション」にある字幕を「オン」にすればタイトルやアイテム名だけでなく渋い英語のナレーションが全て日本語字幕で出るようになります。


英語が聞き取れないとクリア出来ないゲームじゃないけど、"Cave"(喋る洞窟)のブラックジョークやツッコミなど、話している内容がわかると全然おもしろさが違ってくる。


ゲームのレビューはネットで探してもらえれば良いとして、昔OS9時代にハマった"Prince of Persia"(1992)の迷路と"Tomb Raider(1〜3)"のアクションが合体してパズル要素てんこ盛りにしたような、かなり面白いゲームになってると思います。
なによりプレーヤーを焦らせないし、キャラ死なないし、程よいユルさがバランス良い。w

500円にしてはボリュームありすぎじゃね?

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