Developer Preview版もインストールしてあったんだけど、操作の仕方もよく解らずに放置してあっただけなのに、性懲りも無くConsumer Preview版まで入れてしまった。w
なかり改良重ねてるらしい"Metro" UIも、かなり真面目に作り込んであってコンセプトは良く伝わってくる...。
が、しかし正直なところ、現段階でデスクトップと繋げる必要あるのかな?
タブレットやスマフォ向けの専用OSであれば、二番煎じな感は否めないけど良く出来ていると思う。
だけどデスクトップPC向けのUIとしては何もかもはしょり過ぎちゃって使いにくいような気がするのはオイラだけかな?
構築したのがiMacのVMware上で、入力装置に"MagicTrackpad"を利用しているため、まだ許容範囲けどマウスでの操作はかなり無理があるように思う。
まぁ、そんなこんなで以下インストールの記録。
特になんの制約も無くMicrosoftのホームページからダウンロード出来るんだけど、オイラはVMware Fusion上に簡単にインストール出来るようにisoイメージ(64bit版で3.3GBほど)を落としてきた。
VMwareで「新規作成」を選んで、落としてきたisoイメージを指定すれば、すんなりとインストールは進んでいく。(ゲストOSの種類はWindows 7を選択)
仮想PCが立ち上がってブラックアウト画面に突然「金魚」が現れた。www
これなんですかね? Preview版だけのおまけキャラなのかな? しかし何故に「金魚」...。
しばらく「金魚」を眺めていると見慣れたギザギザフォントとウィンドウ。
結局"Metro"という皮を被ったWindows 7のようなイメージは否めない。
せっかく思い切って"Windows"ロゴ変更まで行ったのならウィンドウデザインももう少しモダンな物にすれば良いのにね。
(それ以前に、何時になったら美しい日本語フォントを組み込むのだろう?)
先に進めると突然プロダクトキーを求められて、少し焦った。
なんてことは無い、Microsoftのダウンロードサイトにちゃんとプロダクトキーも掲載されていた。(32bit版と64bit版では別のプロダクトキーになっている)
プロダクトキーを入れて先へ進むとまたまたしばらく「金魚」を眺める事に...。
この「金魚」特に動くわけでもなく、ただひたすらに見つめさせられるだけ。www
何故にプログレスバーではなく「金魚」なのかますます疑問はつのる。
次に現れたのが"Metro"のベースカラーの選択とPC名の入力。
どことなくツメが甘いんだよね。全力でモダンなデザインにしたいんだろうけど、フォントの汚さとバランスの悪さがいまいちイケてない。
(左下にあるアイコンは"ユニバーサルアクセス"のもの、クリックすると音声ガイダンスなどが始まる)
この後、Windows Live アカウントの入力等をしてセットアップは完了。
仮想環境で構築してあるためとりあえずVMware Toolsのインストールを行った。(やっぱり基本的にWindows 7と何ら変わらない)
下は"Consumer Preview版"のデフォルトの待ち受け画面。(iPhone等でいうロック解除する前の待ち受け状態)
画面を上にフリックする事でログイン画面が現れる。
IT関連ニュースなどで、「ログイン認証がパスワードだけじゃ無くて、ジェスチャによって解除出来る」とか、「UIが洗練されている」といった記事が見受けられるけど、なんといってもタッチパネル向けのUIとしては最後発な訳で、それくらいの目新しさがあって当然だ。
(iOSやAndroidより多少なり新しい事してなければ単なるパクリ物になってしまうと思うよね。)
既存のWindows OSのようなゴチャゴチャした飾りを排除し極力シンプルにモダンなデザインにして来たのはかなり評価されるべきなのだろうけど、少し触った所ではあまりのシンプルさに何をして良いのかかなり戸惑う。www
タスクの切替や、起動終了といった事では無くて、アプリケーションの操作(機能)をどこから呼び出して良いのか解らなかったりするのだ。
いずれにしても、タッチパネルかトラックパッドのようなフリックできる入力装置が無いとかなり扱いにくいだろうな。
Windows 8がプリインストールされる頃には全てのWindowsノート機のトラックパッドがMac Book系の大型トラックパッドと同等な物になると予想される。(それはそれで良い事で、あの使用感を体感すると普通のノートパソコン使えなくなるからねぇ。)
いずれにしても個人的には、なぜ"Metro"を単独化しなかったのかはやはり疑問。
少なくとも裏方にある古いUIのデザインをMetroに合わせるまでは"Metro"だけのレビューで良かったような気がするんだけどな....。
あまりに被せた感があって昔MS-DosにDosシェル被せて中途半端なGUIを実現してた頃を思い出してしまった。(スティーブ・ジョブスだったら、汚い物を覆い隠すようなデザインでは納得しなかっただろうね。w)
そういうAppleも、LionでiOSとデスクトップ向けOS Xとの融合をかなり模索している感は否めない。
ただ慣れの問題もあるけど、Windows 8のタスク管理よりは"Mission Control"(旧Expose & Spaces)の方が作業効率が良くて現実的だと思うし、フルウィンドウタスクの管理もユニークだと思う。
デスクトップが大画面&ワイド化している時代に、画面の四隅にポインター動かさないとアクション起こせないのはかなり大変だと思うよ。> Windows 8
iOSで取りこんだユーザーをデスクトップまで導きたいAppleと、シェアの衰退に歯止めをかけたいMicrosoftとの知恵比べってところなんだろうね。まだまだ両者とも発展段階なんだろうし今後が楽しみだ。
結局無駄にHDDを消費しつつ、たいして仕事をしないゲストラインナップが一つ増えましたとさ...。orz
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