昨日いよいよ日本でも予約開始となったiPad。
突然仕事中のオフィスに知り合いのプログラマがiPad(USA版)を持参してやってきたため、思いかけずiPadを体感する事ができた。
古くからの隠れAppleフリークで普段からのiPhone使いではあるのだが、何故かiPadに関しては周りの盛り上がりほどそんなに興味を持っているわけではなかったのです。
そう言えば初代iPod(5GBで5万円!!)を突然職場の同僚が買ってきた時も実物にさわってみるまでそのコンセプトのすごさを実感しなかったことがあるのですが、今回のiPadもあのときのiPodに似た衝撃(おおげさ?)を覚えました。
サイズが大きくなった恩恵で、バッテリーの持ちやCPUなどの処理能力が格段に良くなっていることは当然のことだし、操作感などのユーザーインターフェースはiPhone、iPod touchとなんら変わることはありません。
じゃあ、何に衝撃を受けたかというと、「こりゃもうパソコンいらねぇなぁ!」って感触です。
実際自分がiPadを購入したらもうPC使わないかと言えば嘘で、iPadでは今後も多分CAD/CAMなどの設計支援ツールで本格的な図面等が作れるとは思わないからです。(画面サイズ的な問題です)
ただ、たぶん世の中の家庭でパソコンを使う人の80%くらいはiPadがあれば十分かな?思ったのです。
趣味で特殊なソフトウェアを必要とする人や、鬼のようなグラフィックボードを積んだPCが必要なゲーマーを除けば、ホントにiPadで十分です。
いや、逆にiPadのおかげでパソコンに苦しめられた人たちの大多数はその苦しみからも解放される可能性すらあります。
これからもっとインターネットのクラウド化が進み、コンシューマ向けのSaaS的なサービスが多くなっていったらデスクトップはおろか、ノートパソコンもいりません。
今でもGoogleのアカウント1つ持っていれば、スケジュール管理もワープロや表計算も出来ますし、Bloggerでブログを書いて動画や写真のライブラリを持つこと等も無料で出来てしまいます。
実機にさわるまでは「iPadはしばらくいらないかなぁ...。」と思っていたのですが、「子供や年寄り(&パソコンが苦手な人)向けのインターネット端末はこれで決まりだな」と思うようになってしまいました。(^_^;
ちなみに、iPad持ってきたプログラマも友人からの又借り(^_^;、現在日本のiTunes StoreではiPadむけのコンテンツがまともにそろっていないため、ほとんどアプリケーションが入っていませんでした。
そこで私が持ってるiTunes Store USAのアカウントでUSAのStoreにログインして"Free"のコンテンツで評価の高いものを片っ端からダウンロードして遊ばせてもらいました。(^_^;
やっぱり、圧巻は本来の目的である"iBook Store"。
ホントにマジで読書が変わりますよ、これ。
趣味で購読していたバイクや車、コンピュータ系の雑誌なども休刊や廃刊で消えていってしまう昨今、これからの日本の出版業界の動向が気になります。
コンテンツを持っている人たち!! もう守る事ばかり考えるのは止めて"攻め!"でいきましょう!!
(SONY、お前モナ...。 早くiTunes Storeに楽曲提供してね。)
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