2013年11月22日金曜日

おっさんとiOS7の視覚性について

ドコモもiPhoneを扱いだしたおかげで周りのiPhone率がまた一段と加速した今日この頃。
iOSのフラットデザインにもやっと見慣れてきたところだけど、問題点も多くある事に気付きだした。
iOS7のコントラストとフォントのウェイトが細くなったのはかなり弊害があるみたい。

既に四十路も後半になると周りの友達も含め一気に老眼が進んでくる。
私個人は近視があるし、まだまだパソコンでの作業も苦では無いのだが、視力の良かった周りの人達は最近かなりスマホの画面がキツイらしい...。

つい先日もドコモでガラケーからiPhone5sに乗り換えた同級生が「使い方を教えてくれ」と自宅へ訪れたため色々とレクチャーしたのだが、説明を聞きながらiPhoneの画面を見つめている顔が徐々に険しくなっている。

文字の小ささもさることながら、やはりiOS7の画面コントラストが問題のようだ。
フォントのウェイトが落ちている上に白地にグレーな文字は近くにピントが合わなくなった目にはかなり苦痛のようだ。
(iOS7デフォルト状態)
こうなるとフラット化以前にiOS7のデザインコンセプトが万人(特に視力にハンディキャップのある人)向けではないことに気付かされる。
そもそも万人向けのデザインなんてそんなに有りはしないのだろうけど...。

一応バリアフリー対策で「アクセシビリティ」という機能が備わっているので環境設定で年寄りでも出来るだけ見やすくなるよう設定してみる事にした。
まずは「コントラストを上げる」をオンにしてみる。
グレーだったフォントは確かに若干色濃くなる...。か?(^_^;
思ったほど視覚性が上がらないので次に「文字を太くする」を有効にしてみたところ、どうやらシステムフォントが変更されるようで、システム自体の再起動を求められる。
再起動してみると今度はあきらかに見栄えがハッキリする。
ただiOS7の売りだった細く洗練されたHelvetica(ヘルベチカ)Lightな雰囲気(日本語フォントはヒラギノ角ゴ)は無くなってしまうのだが、この際操作に支障をきたすわけにはいかないのであきらめてもらう。(そもそも使ってる本人はデザインなんぞ気にしてないんだけどねw)

ついでに白地と淡いグレーで視覚性の悪いライドスイッチに「オン/オフラベル」を有効にして気休め的ではあるけれど多少判別しやすくしておきました。
フォントサイズを大きくしてみたのだけれど、そこまで崩すのがちょっと許せなかったのでフォントサイズはデフォルトのままにしてあります。

取りあえずこの状態で使ってもらい様子を見てもらうことに。

P.S
そういえばiOS7に合わせてなのか、Mavericksも細くなってシャープなデザインのフォントを乗せてきてますが、こちらも気に入らない点が一つ...。
Safari7でのWeb閲覧が標準のままだと文字のウェイトが細くて、このブログのように背景がアンダーなサイトだと文字がにじんでしまう。(T_T)

これは頂けません。取りあえずSafari環境設定の「スタイルシート」でカスタマイズする事で回避できないことはないですが、標準で見にくいのは何ともね...。
所詮英文中心でデザインされてる物だから仕方ないのかもしれないんだけどねぇ。
(ま、ジャギーが無くなったとは言えサイズバランスとか、おかしな文字間隔のメイリオとかよりは全然マシなんですけどね。w)


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