多少余裕があった方が良いだろうと、第2ラウンド(10:30〜)に予約を入れたのですが、運輸支局に着いたのが9:00時。
リアのローダウンもあるし、光軸だけは多少見てもらっておかないと駄目だと思い数百メートル先にあるテスターやさんに行って調整してもらいました。2,100円なり。
岐阜運輸支局の右隣、岐阜県自動車会館の(10)番窓口で書類一式の代金と検査料1,725円を支払い、その隣の(11)番窓口で重量税4,400円を支払い印紙を貼ってもらう。
ちなみに私は、先日知り合いの自動車屋さんで自賠責は加入済みです。(13,400円)
(自動車点検整備記録簿も事前に用意して記入済みです)
運輸支局の建物に戻り窓際の記入所で見本を見ながら書類(検査申請書、自動車検査表-継続、自動車重量税納付書)を作成。ボールペンと鉛筆を使い分けないといけないのでシャーボが便利。
書類に記入が終わったら、
- 自動車検査証
- 点検整備記録簿
- 自動車税納税証明書
- 自賠責証明書
- 検査申請書
- 自動車検査表(継続)
- 自動車重量税納付書
- 手数料納付書
係の人がチェック後判子押して返してくれます。その書類を持っていざ検査場へ。
この時点でまだ9:40。第2ラウンドまでまだ1時間近くもある、余裕ありすぎ。orz(1ラウンドから入れておくべきだった)
その分、人の検査するところを観察。
まだその時はバイクのユーザー車検の人は少なく、トラックに積んで持ち込んでいるようなバイク屋さんばかりで、手際よくクリアしていきます。
岐阜運輸支局のバイク検査レーンは一番右の5番、トラックと兼用です。
10:00近くになった頃、全然5番レーンには車が並ばなくなったので検査官に「2ラウンド予約ですけど並んじゃ駄目ですかね?」と聞いて見るも、「チャイムが鳴ってからにしてね」と言われてまた待ちぼうけ。
それでも1ラウンド終了10分前くらいには2ラウンドの人ばかり集まり出しちゃったので、検査官も「もう並んで良いよ」のGoサイン。
入り口でウインカー、ブレーキランプ、ホーン及び外観検査。車幅、車高などは特に測られませんでした。
入り口入ったすぐ左に排ガス検査機があって、2003年式のマイスポは"H11年排ガス適合"車両なのでマフラーに検査棒つっこまれます。
「測定中」のランプがしばらく点いたのち検査合否のランプが点灯。
CO(一酸化炭素)のランプは"○"、HC(炭化水素)のランプはなんと"×"。
キャブもマフラーもノーマル、プラグは新品。これ以上どうしろと....。
ここで検査官の「ちょっと空ぶかししてみて」のアドバイスにしばし空ぶかしを続けてから再度測定。
HCの測定値が19xx辺りを推移する。(ppmでの測定?ちょっとうろ覚え、2000は超えなかった)
「ぎりぎりだねぇ...」と検査官。でもテスターはHCも"○"の表示に。
ちなみに4サイクル小型二輪自動車の規制値は以下の通り(平成11年排ガス適合)
CO:1台あたりの上限値20.0g/km(型式あたりの平均値13.0g/km)次にブレーキとスピードメーターのテスト。
HC:1台あたりの上限値2.93g/km(型式あたりの平均値2.00g/km)
参考:環境省資料(http://www.env.go.jp/air/car/gas_kisei/kisei.pdf)
ローラー手前の"二輪停止位置"ラインの横にスピードメーター検知の前輪/後輪、ヘッドライト1灯/2灯の選択スイッチがあるのでマイスポに合わせて"後輪/1灯"を選択。
まずフロントブレーキのテストなのだが、ここで凡ミス。
勢い余ってフロントタイヤがローラーの向こう側まで進んでしまった。(ToT)
あわててバックしようとしてテスターのフットスイッチ踏みまくってしまうし、後には業者さん含め5台ほどのバイクが続いてるし...、ちょっとパニクリました。(^_^;
(バイクってバックで段差超えるの大変なんですよねぇ。 見ていられなかったのか、すぐ後のお兄さんが降りてきて引っ張ってくれました、有り難うございました)
気持ちを切り替えて仕切り直し。
岐阜の場合、二輪用の掲示板は正面上の自動車用とは別に右前方にあります。その指示に従ってフットスイッチを操作します。
フロントタイヤをセット位置に合わせたら掲示板の指示に従いフットスイッチを踏む。
するとローラーの間の板が沈み込んでタイヤがローラーに乗っかります。
ここでまた掲示板に従ってブレーキ操作。"○"が表示されればOK。(当初のイメージは回っているローラーをブレーキで止めるのかと思っていたのだが、どうやらフルブレーキングした状態から動くかどうかテスターがチェックするようだ。当たり前か?)
で、フロント検査が終わると、掲示板に「次に進む」サインが出るので前進して今度は後輪をセット位置に乗せる。
ブレーキテストの要領はフロントと同じ、指示が出たらブレーキかけてテスターの合否を待つ。結果は"○"
次にスピードメーターテスト。
なんと、ここで何の心配もしていなかったスピードメーターで引っかかった。orz
確かにリアは"Coker Beck"ってタイヤに換えてあるけれど、サイズ的にそんな違いはないはずで、誤差の範囲で収まるはず。
掲示板の指示で"N(ニュートラル)"に入れ、フットスイッチを踏む。
徐々にローラーが回転スピードを上げ、それに伴いスピードメータも上がっていく。メーターが"40km"を指したらフットスイッチを離すのだが、これが2回やって2回とも"×"。
がっかりしている暇はない、指示板から先へ進むよう指示が出るのでヘッドライトの光軸検査位置へ移動。
ヘッドライトを白線の位置に合わせ"N(ニュートラル)"にしてフットスイッチを踏むと、横から検査機が移動してきてヘッドライトの光軸を測定し出す。
「こいつはテスター屋で調整してもらって来たんだから楽勝...」と思いきや、痛恨の2回測定"×"印!!
「そりゃないだろぅ?!」 orz
と、しょげてる場合でもないので、速攻で再度テスター屋さんへ駆け込む。
「朝見てもらったのに光軸落ちちゃった...」と伝えると朝の時とは違うお兄さんが、?顔で再度テスターでチェックしてくれた。
「そんなに悪いとは思えないなぁ...。ちゃんとハイビームにした?」(おいおい、いくら何でもそんなミスしません)
「ちょっと光量が足りないかも、ぎりぎりかもしれないのでエンジンふかして測定してみて。」とのアドバイス。
ついでに不合格のスピードメーターの検査もしてもらう。
運輸支局の車検場にあるタイプのテスターと違って自車の動力で回して40kmに達するとブザーが鳴る仕組み。
徐々にアクセルを開けていくと、メーター40kmジャストでブザーが鳴った。???
テスター屋のお兄さんも、「どんぴしゃだね、全然問題ないよ」と一言。
こうなると、もう自分の検査機操作が悪いだけみたいな状態。(ToT)
お兄さんに礼を言って、再度検査場へ。
追試の場合は、ブレーキ制動テストの前に操作したスピードメーター検知が前輪か後輪かの選択するパネル上に"追試"を受ける項目の選択ボタンがあるので、今回の場合"スピードメーター"と"ヘッドライト"を押してから検査機の上に進んだ。
まずスピードメーター検査からなので後輪をセット。掲示板の指示に従いフットスイッチを踏む。
徐々にローラーが回転を上げてスピードが上がっていく。テスター場で確認したとおり、40kmどんぴしゃの位置を狙ってフットスイッチから足を離す...。 が、結果は"×" ?!
こうなると何を信じて良いのか判らない。
1回のテストで2回検査してくれるので気を取り直して再トライ。残された手段はもう感頼り。
若干早めの40kmを指す寸前に足をスイッチから離してみた...。 結果は"○"
何かスッキリしないけど合格したので先へ進み、光軸測定器のラインに合わせフットスイッチオン。
今度はしっかりアクセル開けて回転数上げておきます。
結果は"○"
掲示板の「先に進む」指示を確認してから数メートル先の右側に設置してある合否マーク機(?)に検査表をつっこみ、先ほど"×"にされた"スピードメーター"と"ヘッドライト"の項目に"○"をつけてもらいます。
これでどうにか全項目合格です。
そのまま検査場出口にある事務窓口に書類一式揃えて出して判子をもらいます。
後は陸運支局に戻って、(7)番窓口に自賠責、納税証明書と整備記録簿以外の書類を提出します。数分ほどで名前を呼ばれるので(6)番窓口で新しい車検証とステッカーをもらって終了です。(この時点で11:10)
何か納得できない部分(自分の鈍くささのせいもあり)が残ったユーザー車検でしたが、また2年後の再トライを心に誓って帰路についたのでした。
ユーザ車検お疲れさまでした。
返信削除僕の場合は、昨年、最近流行り?の「ホリデー車検」にしました。4万円弱だったかな?
すでに車検切れでしたので、市役所で移動用のナンバープレートを借りるところから始まりました。
前回のディーラー車検で10万を超えたので、月1回も乗らないMyMCに…と悩んだ末の選択でした。
車検後にディーラに行き、1年点検をしてもらったので、合計8万円くらいになったでしょうか?
MyMC: FLHTCU-I '99
>Gatoさん
返信削除こんにちは。
そうなんですよねぇ。
バイクも大型になると車と変わらない金額請求されます。
近所にも代行だけなら4万くらいでやってくれる車屋さんもあるんですけど、結局整備は自前になりますからねぇ...。
運輸支局が近くなら絶対お薦めです。スムーズに行けば所要時間30分くらいで2万円かからないですから。
(平日に仕事さぼる費用は含まれていませんけどね。;-p)