2012年6月24日日曜日

いじり再開

無事ユーザー車検も合格し、普段仕様に再カスタム開始です。
実はユーザー車検そのものよりも、2年に一度ノーマルに戻すことがそれなりに意味があると考えてる。

「あー」でも無い、「こー」でも無いとセッティングしているうちに結局おかしな事になっているってのは良くあって、全ての現象は相対的にしか判断できないので車検時にゼロベースへ戻すことは不調に気付く良い機会なんだと思う。

長い間"ショートドラッグパイプ"+"HP-Plusバッフル"で過ごしてきて、今年の3月にモーターステージのブラスマフラーに変更した時、「おぉ、なんて乗りやすいんだ。」と感動していたのに、今回車検の為に純正マフラーに交換した途端、車外マフラーの乗りにくさに愕然としていたりする。w

レッドゾーン近くまで回してガンガン走るには吸排気がついてこないんだろうけど、結局普段乗りに関しては純正マフラーの性能が一番良いんだよね。きっと。
街乗りしても、100km/h程で高速巡航しても、とても扱いやすいし乗りやすい...。

そもそもXL1200Sは特に何もしなくてもそれなりに早いです。
2001年以降の1200Sは"H11年排ガス規制"に対応する為ジェットの番手落とされて、吸気効率の悪いエアクリボックス付けられているけど、それでも結構走ります。

加速ポンプ付きのCVキャブは息継ぎ無しに上まで吹け上がるし、ノッキング対策のダブルプラグも伊達じゃ有りません。

じゃあ何故カスタムなのか...。
ただ単に素人がデチューンしているだけなのかもしれないけれど、やっぱり弄りたい。www
と、いうわけで今回もセッティング開始です。

まず、人に聞かすには一番インパクトのある"ドラッグパイプ"は乗っている本人が結構疲れるので今回も封印して、モーターステージのブラスマフラーの取り付け。
標準6mmのサイレンサーは音量計で98〜99dBほど。歯切れはとても良いんだけど、遮蔽板のせいかポコポコ感がどうしても出る。

ネットの情報を漁りまくって、「旧タイプのバッフルは芯抜きしてないので、φ10mm程の穴を開けると低音が強調される」との書き込みを見つけて実行してみた。
偶然にも手持ちの首の長いハンマードリルがバッフルの内径にジャストフィットしたのであっさりと穴開け完了。

次にエアクリもずっと愛用している"スクリーミンイーグル"の"ハイフローキット(29041-88B)"を取付。
車検前まではブローバイ還元管の内蔵されたブラケットを利用していたが、オイルミストの戻りが結構醜いので、今回はオイルを分離する方向で考えてみる。

なかなか気に入ったオイルキャッチタンクが見つからないので、とりあえず今回はフィルターのみで対応。(本来還元方式で無いと車検通らないのであくまでも一時的にね)

これで吸排気の仕様は決まったので、なかなか落ち着き所が見つけられないキャブレターのセッティング。
メインジェットは"排ガス規制"前の1200Sがノーマル#195だった事と、ハイフロー化&社外マフラーを考慮して#200番を取付。


懸案事項は、毎年少し涼しくなって乾燥してくるとアクセルオープン時にクシャミ(アフター)が出だす事とアイドリングがなかなか落ち着かなくなる事。
それでも暖機さえ済めば調子が良くなるで、燃調が薄過ぎる事だと判断してる。

薄ければ濃くすれば良いかとスロージェットを上げたりするとこれまたエンリッチナーとの併用でボコボコ言いだして改善された試しがないので、今回はスロージェットはノーマルのままでジェットニードルにワッシャを3枚かって1.5mm上げで調整開始。

ミクスチャーはひとっ走りしてきたあと3-1/4回転戻しでセット。
ニードルジェットをかさ上げしたせいか下のトルク感が多少改善したもよう。
この辺りは燃費にかなり影響しそうなのでしばらく走り込んで検証してみるつもり。


これからどんどん暑くなるので当分不具合は出そうに無いけれど、秋口になったらまた試行錯誤しなければならないんだろうな....。

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