最近はデータ納品が主流なので図面出力の頻度は以前ほどないんだけれど、とうとうズタズタになって動作しなくなってしまった。
キャリッジベルトは何時ダメになっても良いように昨年末にヤフオクで購入済み。
前回の破損(2009年/4月)もヤフオクで購入したベルトだったのだが、純正のベルト(8,000円位)は5年ほど持ったのに、格安ベルトは3年ほどしか持たなかった。orz
まぁ、3,500円(今回)のベルトなので3年持てば十分なんだろうけどね。
ちなみに今回切れたベルトは購入時4,500円だったので微妙な寿命。w
キャリッジベルトの交換方法は購入したベルトに丁寧な分解方法の解説書も添付されていたし、ググれば写真付き解説がいっぱい出てくるので、ここでは割愛します。
必要な工具はトルクスレンチ2種(T-15, T-20)のみ。
気を付けないといけないのは、古くなった樹脂パーツはかなり劣化していて、ムリな力をかけると簡単に割れてしまう事。
ネジ止めでは無くツメで固定してある部分も結構あるので樹脂の硬化具合を確認しながら外さないと折れてしまいます。
一通りばらしたら、ついでの清掃と廃インクタンクの"カス取り"。ww
ゴテゴテに溜まったいるペースト状のインクを綿棒などでかっぽじって取っておきます。
ズタズタになったキャリッジベルト(よくここまで動かしたな...)
垢が溜まって溝が浅くなったプーリー。
あと、ロール紙のスピンドルを咥えるクランパーのスプリングフックが折れてしまっていたので手持ちのネジで固定。
なんだかんだ言って1999年3月から動いてるDesignJetは丸13年を経過してまだ現役で頑張ってます。
こんにちは。ベルト 破損でググったらこちらのサイトにたどり着きました。
返信削除見た目頑丈なベルトですが、すごい切れかたするんですね。
こういう破損というのはいきなりズタズタに切れるものなんでしょうか?
それとも少しずつほころび始めてるのを騙し騙し使って行って写真のようなズタボロになるもんなでしょうか?
コメントありがとうございます。
削除お察しの通りベルトの破損は徐々に来ます。
初期の症状はベルトの周辺、特に左右のプーリーの周りに細かな黒い粉が溜まり出します。
結局これがベルトの樹脂なのですが、この症状がどんどん進行していって、最終的にベルトの中にある繊維までもが露出してきます。
この段階になると、切れる前にインクヘッドの駆動に不具合が生じてエラーが発生したりもします。
本来であれば、この記事のようにぼろぼろになる前に交換するのがベターかと思われます。
(^ ^ゞ