このマルチテスターは電圧、電流、抵抗などの電気関係はもちろんのこと、周波数、温度、湿度、音量、光度なども測れる多機能テスターです。
ただ、電気用であればデジタル・アナログテスター含め3つほど持っているし、特に新しいテスターがほしかった訳も無く、"マルチ"で無ければ箱入りのまま放置されるところだったんですが...。
そう、興味を引いたのは音量計。(^_^;
知りたくても意外と簡単に調べられないスポーツスターのマフラー音量を測ってみたくなったのでした。
英文のマニュアルでスペックを見てみると測定範囲は、35dB〜100dB。
(っていうか、化粧箱もまずまずだし専用バッグも付いていて立派そうな見えるテスターなのにマニュアルがショボ過ぎ、日本語版無いし...。販売価格をネットで調べると4〜5千円位するらしい。)
「100dBまでじゃ多分許容範囲超えてるなぁ...」と思いつつ、車検では99db以下に押さえないといけないので多少は役に立つかも知れない。(^_^;
取りあえず身の回りの騒音を測定すべくダイヤルを"dB"に合わせてみる。ところが、数値は35.5dBを指したまま変化しない。??? 自分のデスク周りって意外と静か?
iTunes立ち上げてロック調な曲をかけてみる...、 数値は35.5dBのまま。orz
なんだこれは!? 不良品かぁ!!
機器のメンテナンスの第一歩、取りあえず叩いてみる。 お、ちゃんと40〜50dBを指すようになった。(^_^;
しかし、しばらく放置するとまた35.5dBまで落ちて全く動かなくなっちゃいます。
頂き物とはいえ、これでは唯一の使用目的が無くなってしまいます。
ま、叩くと正常に動くって事はハンダ不良程度だな、と言うことで開封15分後には解体作業となりました。
バラシて見ると案の定音量センサーの片足がハンダの肉ひけのせいで浮きかけています。
(iPhone 3Gのショボショボカメラではこれ以上ズームした写真が撮れないのであしからず...)
ハンダを少し盛ってセンサーの足をしっかり固定。取りあえずちゃんと計測できる状態になりました。
気になってネットで調べてみると色々引っかかってきます。(^_^;
温度は特に精度が宜しくないようで3〜5度くらい誤差が出るようです。(精密な測定にこのテスターは使うなって事ですね。)
"へんてこ.co.jp!"さんのホームページにも調整方法などが載っています。ちゃんと使うにはある程度調教が必要なようです。
MASTECHは香港の企業らしいのですが、裏面には"Q.C. PASSED"の検査OKシールまでちゃんと張ってあります。いったいどんな検査をしているんでしょうか? ある意味「まぁこんなもんか...」で納得出来てしまう恐るべし中国製品たち。
初めまして 同じ目的で「テスター」を購入しようとしてました者です。
返信削除やはりHDスポーツスターに乗っていますが
マフラーの取替えをしていますので・・・
非常に参考になりました。有難うさんでした。
> R iwata さん
返信削除初めまして。
MS8209意外と色々なシーンで使えます。(^_^;
ただ、うちのXL1200Sはドラッグパイプ+HP-Plusバッフル仕様なんですが、完全に測定範囲外なので本来の目的ではまったく利用出来ていません。ww
来年の車検時に再度活躍してもらう予定です。
バッテリーの外し方
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