Andrewsの1速ギアなら多少のことではもう「1速カコン」の不具合は発生しないと踏んだため。
保管してあったMRCのクラッチランプと純正品を再度採寸してみる。
純正のランプはインナーとアウターの間に3/8インチ(約9.5mm)のベアリングボールを使っているのだが、MRCクラッチは10mmの玉がセットされている。
↑純正ランプと3/8インチ玉の状態
ボールが大きい方が転がり抵抗が少なくなるのだろうけど、ランプの間に挟んだ状態で何故か座りが悪い。
三点接触なので理論的にはガタツキは発生しないはずなのに、アウターランプとインナーランプが平行にならずカタカタと動いてしまう。
↑10mm玉とMRCのランプ(傾いている)
どうやらボールの転がる溝の深さが均一ではなく、頂点が接触する前に肩があたっている様子。
試しに純正の3/8インチのボールをセットするとMRCのランプでも平行になってガタツキはなくなる。
↑3/8インチ玉とMRCのランプ(取りあえず平行)
10mm玉のメリットがどれほどあるのかわからないけど、ランプが平行を保てない状態はどう考えても動作的に不合理だと思うのでストックの3/8インチ玉でMRCクラッチを組み上げてみました。
やはりこの手のライトクラッチ部品はボールの転がる距離が長くなるため、クラッチレバーの稼動範囲ギリギリな雰囲気です。
遊びを極力少なくしてシビアにクラッチ調整をしてみました。
ミッションの状態を確認がてら御嶽山までツーリングの予定なのでライトクラッチの状態も再検証してみます。
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