2014年5月11日日曜日

XL1200Sバッテリー交換

幾度となく雨のために中止を余儀なくされていた「ご近所ツーリング」を今週末に控え、入手済みだったバッテリー(YTX20L-BS)の積み替え作業を行った。

Amazonのレビューだと、「充電されてなかった」みたいなレビューが多かったけれど、うちに届いたものは充電済みで、箱にも「即用式」の印字がしてあった。

バイクのバッテリーなんぞ最近のハイテクな自動車のバッテリー交換に比べれば"屁"みたいなもんだと思って取りかかったのが大はまり...。

スポーツスターの純正バッテリー代替え品として代表的なYTX20L-BS(台湾YUASA)なのに、端子の形状がHD純正品と全く違う。(T_T)

純正の端子締めつけ位置がバッテリーボディと"ツライチ"になっているのに対して"YTX20L-BS"は数ミリ引っ込んだ位置に端子がある。(左YUASA、右HD純正)


バッテリーケーブルの長さに1センチほどでも余裕があれば、上方向からでも締め付けることが出来るのだろうけど、この年式のスポーツスター特有なのか、これっぽっちも余裕はありません。
端子部分を折り曲げて奥まったバッテリー端子に締め付けようと試行錯誤したけれどまったくダメ。

結局「純正の締め付け位置までスペーサーを挟むしかない」との結論に至る。
かといって自宅の在庫品はナットかワッシャくらいしか無いし、そもそもスペーサーをかませてはバッテリーに付属していた取り付けボルトでは長さが足らない。

手持ち部品での取付をあきらめ、近所のホームセンターにネジを物色しに出かけたのだが、おいてあるのは一般的なスチール製のボルトばかり。(当たり前だけど...)

この際問題なのは導電性で、一般的に端子などに良く使われる"銅"や"アルミ"に比べ、鉄の導電率は数分の1になってしまうって事。
極端に言えばバッテリー端子とケーブルの間に「抵抗」を付けてしまうような状態です。

せっかくバッテリーを新品にしたのに今までより性能落としてしまっては元も子もないので、「ボルト&ナット」コーナーを離れホームセンター内をウロウロと探すこと数分。
ありました。"エーモン"製の「バッテリーターミナル(Y134)」


ちょうどM6の長いネジが使われているし、なんといっても「バッテリーターミナル」、すべて銅メッキで処理されている。

早速購入して帰宅、本来なら丸いバッテリー端子にクランプする足の部分を鉄鋸で切り落とし、奥まったYUASAバッテリーの端子までのスペーサーに利用してケーブルの取り付け完了。




30分ほどで済むと思ってはじめた作業は2時間近くかかってしまいました...。
そんなことより、送料分だけケチって"YTX20L-BS"に決めたのに、"バッテリーターミナル"(450円)の追加出費で、比較候補だった"F1バッテリー"とほとんど
変わらなくなってしまった。

あげくに"F1バッテリー"だったらHD純正バッテリーとまったく同じ端子形状なので、こんな余分な作業すらする必要が無かったって事です...。orz


良い勉強になりましたよ...。次回には"F1バッテリー"を試してみたいと思います。ww
(あ、"YTX20L-BS"は調子良いですよ。決してバッテリー性能が悪いわけではありません。w)

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