今日のニュースでSONYが
「パソコン事業から撤退」という
ニュースを見て、いよいよPC時代の終焉が来たんだなぁ...としみじみ感じた。
そうは言ってもここ最近は
XPからの刷新で新しいパソコンのセットアップを依頼される事案も多々あり、それなりに売れているんだとは思ってるんですけどね。
問題なのはその買い換えた人々の反応です。
そもそもセットアップを業者に依頼してくる方々なので、それ程パソコンに精通している人達ではないのだが、10年来の
PCユーザーが最新機種に買い換えた途端に全く使えない状況に陥る人が居るってのはやはり問題なんだと思う。
XPで
Office 2007あたりを長年愛用していた少し年配の方などに、セットアップ後のレクチャーをしていると、それはもう意気消沈してく様がありありと見て取れます。
悲しいかな私の仕事先では日々パソコン難民が増えているのが現状です。
ま、そんなことはさておき
「SONYのパソコン事業からの撤退」のニュースに思うのはやはりOSが無い弱さなんだとつくづく思ってしまう。
その昔
SONYは"
NEWS"(ニューズ)ってワークステーションをリリースしてて、1980年代後半に
CAD用のプラットフォーム検討していた時に"
NEWS"がとても欲しかった事を思い出します。
それこそ当時は身の回りの家電(白物以外)は
SONYブランドで統一するほど愛用していたし、コンピューターもなんとなく
SONY製にしたかったのです...。
結局筐体のデザインにやられてしまってMacintoshを買ってしまったんですけどね。ww
SONY離れのきっかけは、それこそ"
NEWS"事業からの撤退を表明した頃からのような気がします。それからはほとんどSONY製品買わなくなっちゃいましたね。家に現存するのはCDコンポだけ...。
そもそも"PC"を作ったIBMがいの一番にパソコン事業から撤退していたんだし、こういう流れは必然なのかもしれないけれど、IBMにしても他のPCメーカーにしても結局OS持っていないからこういうことになっちゃったんじゃないんでしょうか?
Jobsが"
NeXT STEP"から"
OS X"作ったように、SONYだって"NEWS"で動かしてたBSDを進化させられれば和製"
OS X"のようなOSが作れていたたかもしれないのに、ホントにもったいない話です。(VAIO事業に移された"NEWS"スタッフはきっとつまらんかっただろうなぁ...)
パソコンがダメだからって、またAndroid端末機作っていても結局同じ事なんだろうけどね。単なる"入れ物"作ってるだけじゃ同じ事の繰り返しです。
がんばれ日本企業!!
P.S
多分"
ThinkPad"と違って"
VAIO"ブランドは生き延びられないだろうなぁ....。orz