ちょっと恒例行事になりつつある寒中ツーリング。
今年は一年のうちで"一番寒さが厳しい日"といわれる「大寒」に敢行し、安全祈願の行き先は豊川稲荷。
20日は晴れの予報だったので、問題は前日の天候と当日の気温だった。
出発は霜が朝日で溶け出す9時に設定して集合したのだが、家を出る時の気温はマイナス3度。前の晩に雪がちらついていたこともあって、陽の当たらない家の周りの道は凍結している場所も...。
(((((( ;゚Д゚)))))
ツーリングとしては国道257号線を南下するのが最短で、バイクも楽しいコースなんだけど、さすがにこの時期峠道を走るには危険すぎるのと、お昼前には現地入りしたいってことで、行きは"中央道〜東海環状道〜東名高速"経由で豊川ICを目指す。
凍結はしていなかったんだろうけど、陽当たりの悪い中央道はところどころウェットな路面が黒光りしていて、内心ヒヤヒヤだった。
それでも東海環状道へ移ると路面も乾いていたし、陽も高くなってきて寒さはさほど感じない。
唯一グローブだけで耐えしのいだ手も、冷たくはなるけれどかじかんで痛くなってしまう様なことはない。
まぁ、バイクの場合最悪でもエンジンで暖が取れるので問題なし。
普通では手の放せないスロットル側の右手も、古くからハーレーのスロットル下には固定用ネジが装備されているので、交通量の少ない東海環状道などでは軽くスロットル固定したまま簡易クルーズコントロールで走行可能なので非常に便利。
本来は暖機時のアイドリング固定用のスクリューで、「走行時には使うな」って指導する販売店もあるらしいが、暖機の必要なくなったインジェクション車でもまだ付いてるって事は、やっぱクルーズの為だよね?
なんだかんだで、12時には豊川稲荷に到着したのだが、1月20日だというのに結構な人出。
駐車場の二輪車スペースには観光バス2台分ほどのスペースを埋め尽くすツアラー軍団も来てた。
取りあえず昼食前に参拝を済ますため境内へ入っていくと思いのほか広い敷地。
生まれて初めて豊川稲荷に来たけれど、もともと由緒ある曹洞宗のお寺なのに"日本三大稲荷"の一つとされ、"仏教の神様"が祭ってあるらしい何とも不思議な寺院。
いろんな建物が乱立していて賽銭箱の数もハンパ無い。ww
小銭を大量に用意していかないと、全部の賽銭箱に入れられないねぇ...。
最初に"商売繁盛"と"家内安全"のお札をもらってから本殿へお参り。そのまま右手へ抜けて大黒様のあるお堂で祈願したあと、"霊狐塚"と"奥の院"その他は見学だけさせてもらいました。w
参拝が終わった所で昼食を取るために"豊川稲荷界隈商店街"を散策。
取りあえず"いなり寿司"だけは食べて帰らないといけない使命感から、"うどん"と"いなり寿司"のセットを食した。
後は名物の"宝珠まんじゅう"をお土産に買ってサッサと帰途につきました。
帰りは慌てることもないので"国道1号線〜国道248号線〜国道19号線"経由で帰還。
さすがに大寒。午後3時を過ぎた頃から空気感が変わってくる。国道の気温計は"4℃"なのに、氷点下だった朝より寒く感じる。
日没ギリギリ5時半頃には帰宅することが出来たけれど、この時期日没後の走行はかなり無謀だと思うぞ。
芯まで冷え切った体はストーブとかでは全く温まりません。
風呂のありがたみがしみじみ体感できるツーリングとなりました。今年もいろんな所に行けると良いねぇ。
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