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2016年8月4日木曜日

Sportster 「1速カコン」対策(完結)

ミッションも取付けたので、後は一次ドライブの組立てに入ります。

まずはエンジンスプロケットとクラッチ取り付ける前にシフトシャフトの取付け。
マニュアルだと"0.116インチのドリルビット"(2.95mm)を用意するように記載されているのですが、手持ちのドリルにはそんな径のものはないので、φ3mmのステンレスロッドに軽くペーパーを当ててφ2.95mmの棒を用意。


シフトシャフトユニットとディテントプレートを仮組みしたら、三速へシフトチェンジしてディテントプレートの穴にφ2.95mmの棒を突っ込んでドラムピンと爪のクリアランスを調整し、緩みドメの付いたナット二つを順に締め込んで固定。(10~12N・m)

一次ドライブ取り付けてしまう前にシフトペグも取り付けてみて問題なくシフトチェンジできるかガチャガチャといじってみる。


取りあえず問題はなさそうなので、クラッチとエンジンスプロケットにドライブチェーンを掛けて一緒にシャフトに押し込みエンジンスプロケットナットを258~285N・mと、クラッチナットを95~108N・mで高強度ロックタイト塗布して締付け。


後は新調したガスケットを取り付けてプライマリーケースを取り付ける。
ここで自作SST第三弾。



ガスケット位置決めボルトです。
1/4-20インチのロングボルト3本購入して頭を切断しスリ割り溝を加工。
ガスケットの固定する位置にキッチテープ(アルミテープ)をガスケットの穴に調度良いくらいで巻きつけてあります。

後はケース取り付けて仮締めし、位置決めボルトを抜き取って本締め。
なんだかんだで1ヶ月(4週末)の作業となってしまいました。


ツールも揃ったし次回からは1週末でクリアしますよ。
せっかくeBayでAndrewsのギアをお値打ちにゲットしたのに、今回一番の出費は350N・mのトルクレンチでした。ww

2016年7月28日木曜日

Sportster 「1速カコン」対策(その3)

点検のために分解したクラッチは放置して、早速ミッションの分解。
まずは後で困らないように念入りに写真撮影してストックの状態を記録。

残念なことに1速ギアはメイン/カウンターともにドア側から2番目に取り付いているのでシフター含めてほとんどバラバラな状態にしなきゃなりません。

ここでまた作業が止まる...。orz
各ギアを止めている"穴無し"タイプのスナップリングがうまく広げられない。
穴の付いたスナップリングを外すプライヤーは持っているけれど、丸いピン形状では滑って広げられないのだ。

調べてみると"穴無し"専用のスナップリングプライヤーがあるようなので、作業を中断してホームセンターへ調達しに行ったのだが、これまたいつもの如くそんな特殊なプライヤーは近所では見つけられない。

よくよく考えれば、握って開くタイプのプライヤーがあれば自力加工でどうにか出来そうなので一番安い"穴付用"スナップリングプライヤーを購入して帰宅。(千円程度)

グラインダーで先端のピンを削り落とし、スナップリングの先端が保持できるように平坦部を作成。


逃げ止の"アゴ"も付けたので、結構いい感じでスナップリングを広げられます。
(専用プライヤーより保持性は良いかもしれない...)

道具さえあればなんてことはありません。
シフトドラムを外した後スナップリングを外しながら4速ギアを残して全て外します。

1速ギアをAndrews製のものと取り替えて逆の手順で組み込み開始。
純正ギアと比べても結構大きさが違います。


メインシャフト側が大きくなってカウンターシャフト側のギアが小さくなっています。
Andrewsのカタログによると「1速ギアの利用可能な速度を時速7マイル(1.6km/h)プラスする」とあるので、より1速で引っ張れるようになるってことなのかな? > 教えて偉い人


逆に言えばスタードダッシュのトルクが落ちるってことなんだろうけど、下のギアを広範囲で使えるようになるってことは街乗りも若干楽になるってことなのでしょう。(たぶん...)

そんなわけで一気に組み上げたいところなのだが、シフトフォークを位置決めするノックピンの抜け止めが再利用出来ないので、またまたホームセンターまででかけて割りピンを調達。

ストックと同じ径と長さのものがなかったのでφ2のステンレス製割りピンを購入して長さを切断して利用。


なんとかミッション復元しました。

1次ドライブ組み付ける前に苦労してバラしたクラッチの点検。
クラッチ板中央に位置する "Spring plate" のリベットが破損する持病もあるみたいなので状態を確認。 後は "Friction plate" と "Steel plate"が規定値内になっているか厚みを測定。

たいした走行距離じゃないので綺麗なものです。ほとんど摩耗もありません。
今回はクラッチ分解の工具を作成できただけでもバラした甲斐があったと言うことで、もとどおり組み立て。


"プライマリーロックバー" 兼 "スプリングコンプレッサー" のお手軽SSTでダイヤフラムスプリングを潰し込んでスナップリングで固定。


マニュアルの図だと、(14)Spring seatの位置が(13)Diaphragm springの裏にあるけど、この位置だと(12)Snap ringで固定してもスプリングの裏で遊んでしまう。
スプリングシートはダイヤフラムスプリングとスナップリングの間に挟まるのが正しいですよね? > 教えて偉い人
(と言ってもすでに組んでしまったんですけどね)


後はシフトと1次ドライブ取り付けて終わりですが、取りあえず今回はここまで。

2016年7月21日木曜日

Sportster 「1速カコン」対策(その2)

Andrews製 1速ギアセットも無事アメリカから届いたのでいよいよ開腹です。


今年の車検整備(5月)に換えたばかりのトランスオイルは少しばかりもったいないけれど、この際しょうがありません。抜かなきゃ作業が始まりません。


プライマリーケース開けて長さの違うボルトが迷子にならないようにボール紙にセットし、エンジンスプロケットナットを回そうとしたところで"1-1/8"のディープソケットと、クラッチナット用"1-3/16"のソケットが必要であることに気づきAmazonで手配。orz

田舎のホームセンターではインチ工具はもちろんだけど、ミリでも大きなソケットは取扱が無い。(多分28mmと30mmのソケットがあれば行けそうな気がする...)

もう一つ、エンジンスプロケットをロックする"プライマリロックバー"なるSSTが通常必要そうなのだけれど、単なる板切れなのに3千円以上もするので、アングルの切れ端で作成。 ついでにクラッチもバラしたかったのでφ8の穴も開けてどちらにも使えるように一石二鳥な自作ツールを作成。



ソケットが届いたのだが、今度は手持ちのハンドルの長さではとても緩められないのでホームセンターへ出向いて1mほどの鉄パイプを調達(水道管?)

インパクトレンチだとスプロケット裏にくっついている発電機のマグネットを損傷するとの情報があったのでまじめに手でゆるめてみました。


ロックタイトで接着したエンジンスプロケットも、さすがにハンドルが1mもあれば楽々回せます。
逆ネジのクラッチナットもマニュアルのTips通り5速にギアをシフトして車体抑えながら回せば難なく緩められました。

クラッチも分解し(本来必要なし)、1次ドライブ側ごっそり外してやっとミッションドアとご対面。
後は6本のボルトを外してカートリッジ式のミッションを抜き取ります。


たいした内容の作業ではないのですが

  1. 普段使わないソケットサイズでツールが無いため新規調達
  2. プライマリーの回り止めツールが無いと無理
  3. 280N・mで締付けてあるスプロケットナットは家庭のレンチでは緩まない
  4. ダイヤフラムスプリングを潰さないとクラッチがばらせない(オプション作業)

といった諸々の事情で2週末の時間を費やしてしまいました。
まだまだ道半ばです...。orz

2016年7月15日金曜日

Sportster 「1速カコン」対策(その1)

うちの1200Sに「1速カコン」の症状が最初に現れ始めたのは2012年の夏を過ぎた頃から...。
走行距離はまだ17,000km程度にもかかわらず発生し始めた。

海外のディスカッションでも "1st Gear" "slip" "clunk"などのキーワードでちょくちょく見かけるのでやはりスポーツスターの持病の一つであることは間違いない。

最初はまれにしか現れなかった症状も、最近ではスタート時百発百中発生するようになってしまった。

現象に気がついた初期段階でそれまで付けていた"MRC"のライトクラッチをすぐに外して純正クラッチレリーズに交換したのだけれど、結局症状は悪化の一途を辿ってしまった。
正直"MRCクラッチ"が原因だったのかもわからない。

というわけで、本腰入れて「1速カコン」対策に乗り出しました。
(実は6月半ばから始めてます、なんとか梅雨明けまでには復帰したい...)

まず着手するきっかけは"Andrews"からリリースされているスポーツスター用のリプレース用ギアに「1速カコン」対策が施されているらしい情報を知ったこと。

AndrewsのWebサイト製品情報に掲載されている"Sportster Gears (EV 5 Speed) ('91 - 2003 For Complete Sets"のリンク先にカタログが載っているのだが、1速だけ何故かオリジナルのものとギア比が変えてある。
Part# 299110 (2 pieces) 2.61 1st gears provide true close ratio shifting into 2nd. Plus 7 mph of usable 1st gear. (20T & 30T)
ギア数が変わって径も変更されている為、問題のある"カウンターシャフト側"だけでなく"メインシャフト側"のギアもセットで交換しなければならないみたい。

国内の取り扱っているショップだと2万数千円~3万円くらいだったので、"eBay"で検索してみたところ、なんと1万5千円程度の価格で即決になっている。(購入したのは円高傾向になっていた6月)

おまけに日本までの送料は2千円程度で送ってくれるという信じがたいプライス。(当然"USPS First Class Mail"です)

過去USPSでも一度も失敗したことが無いので速攻で落札。
6月6日に即決して翌7日に発送。トラッキングナンバーは発行されるけど、トラッキングされるのは米国国内だけ...、のはずがUPSのサービスに預けたようでUPSからUSPSへ移った8日以降は音信不通。

それでもeBayの到着予定日で表示された6月17日に無事配達されました。(所要日数10日間)


下はドッグが噛み合いやすく対策されているカウンターシャフト側の1速ギア。


他、国内でガスケットやらオイルやらもろもろ買い揃えていよいよ治療にかかります。

2016年5月27日金曜日

2016年 スポーツスター ユーザー車検 (本番)


2年なんてあっという間ですね。
前回までの車検でコツはつかめているのでさくっと整備して1ラウンド目に予約して持ち込みました。

申請手続きして検査棟へ行った時には既に長い列ができていたため、1時間ほど行列に並んで15分の検査。(月曜日は混むのかな?)
10時前には新しい車検証とステッカー受け取って帰宅しました。

【車検の要領は以下の過去記事を参照下さい。】

あと今年だけのネタを少し...。

まず前回の車検後すぐに取り付けたビキニカウルの為にヘッドライトの固定ボルトを交換しています。
出来るだけ光軸が狂わないように注意を払って取り付け作業を行いましたが、こればかりは測定してみないとなんとも判断できません。

いつものテスター屋さんへ入って光軸調整を依頼。
その場でM6ボルトを3本外してカウルだけ外し、ステーはそのままで作業してもらいました。

ステーがあるせいでソケットレンチが使えないためかテスター場のお兄さんちょっと手抜き。
ナットも緩めず、いきなり"掌底打ち"で左右の振り調整。w
その後「もうちょっと後ろに座れる?」との指示で着座位置を少し後にずらす。

お兄さん:「OK、大丈夫。」

で、終了。www

ま、「カウル取り付け時にほとんどズレていなかったんだな...」と、自分を納得させてテスター代を支払う。
再度、カウル取り付け直して検査上へ引き返す。


事務所で手続き済ませ検査棟へ行くと結構長い行列。
陸運支局着いた時点で検査棟前にバイク停めておけば順番的には早く並べるのですが、事務所と検査棟が結構な距離なので歩くのが億劫になって毎回こんな状況です。


目視チェックを済ませ、入り口の排ガス検査機をクリア。
その後検査官が寄り添ってスピード、ブレーキ、光軸のテスト。

スピード測定はしっかりメーターをガン見されました。

全て一発OK。

先に合否判定のスタンプ機のところで待機していた検査官のおじさんに検査票(OCR)を手渡すと差し込んでスタンプ押してくれたのですが、これが読み取れないほど異常にインクが薄い。

検査官:「うっすいなぁ!
検査官:「・・・・」(メガネを外してすごく近づけて検査票を見る)
検査官:「うっすいなぁ!
検査官:「・・・・」(検査票を傾けたり、光の当て方を変えて検査票を見る)
検査官:「うっすいなぁ!

三回もスタンプの"薄さ"を絶叫する検査官。www

結局自前の手動スタンプを押しなおして無事書類は完成しました。
今回の検査費用は以下のとおり。

  • 自賠責保険料:13,640円(→)
  • 自動車重量税:4,600円800円↑
  • 自動車審査料:1,700円(→)
  • OCR検査シート:25円(→)
  • テスター料金:1,080円(→)

  • 合計:21,045円

重量税の値上げ(800円)もさることながら、今年は自動車税の4,000円→6,000円の値上げが痛かった。

うちのスポーツスターもとうとう13年落ちにになりました。
今後お役所のどんな仕打ちが待っているのか戦々恐々です。

2016年5月16日月曜日

東芝製ドラム式洗濯機がかなりダメダメな話 〜ほぼ末期状態〜

過去様々なトラブルを抱え、妻に「早く新しい洗濯機に買い換えたい…」とまで言わしめさせているドラム式東芝洗濯機ですが、しばらく前から水漏れ状態が悪化しています。

以前発生した「給水バルブ」からの水漏れは、"したたる"程度の量だったので2Lのペットボトルで水溜を作成し回避していました。(半年くらいは溜められる...w)

今回は本体背面中央部にある半月状の穴から、洗濯のたびに結構な水が漏れてきます。
リアパネルを明けて確認してもモーターとドレンポンプユニットで阻まれてどこから漏れ出ているのか全く確認できません。

想像するに、以前頻繁に発生していたドレンの水位異常を知らせる「CPエラー」が全く発生しなくなっていることから考えて、ドレンポンプが機能しない上に水位センサーも死んでしまっているのではないかと思います。
(あるいは頻繁するエラーで洗濯作業がままならないので修理に来たスタッフが殺していった?ww)



いずれにしても漏れだす水の汚れ方から見ても洗剤の混ざった洗濯水であることは間違いありません。
正攻法はドレンポンプの修理なのでしょうが、もうこれ以上この洗濯機にお金をつぎ込むのは嫌なので、洗濯機の底板に溜まった水を排水口へ導く配管を施してみました。


果たしてこの状態で使い続けて良いものなのか悩むところですが、この際背に腹は変えられません。
しばらく様子見です。

【追伸】
水漏れも問題ですが、リアパネルを明けて更に問題が発覚。
ドレンポンプの上あたりに尋常ではないほど何かしら削れた粉が降りかかっています。


なんとなくドラムの回転を制御しているクラッチ板が摩耗(バイクのクラッチ板削れた時に似てる)してるような気がします...。
たまに低回転時に「キコキコ」と甲高い音がなったりもするので、少し心配な部分です。

いっそ動かなくなってしまえば諦めもつくのになぁ...。

2016年3月16日水曜日

【なんとか完了】2015年度の確定申告(e-tax)

※前回からの続き

昨年新調したMacBook Air(EL Capitan)では準備が大変そうだったので、2014年の確定申告まで活躍したMacBook(Late2007)を隠居生活から引っ張りだしたのだが、すでにサポート外にされている始末。

それでもSafariのエージェント情報ごまかしたりしてデータの入力まではMac OSX10.7 + Safari6.2 で作業は進められたのだけれど、やはり最後の送信でどうしてもエラーになって送れない...。



ICカードリーダーも含め、ハードウェア的には"個人認証カード"とのやり取りは出来ているのだが"JRE 8"のせいなのかエラーが止まらない。

メインの作業環境なのであまり使いたくはなかったのだが、原因を調査している余裕もなかったのでOSのバージョンとしてちゃんとサポートされているデスクトップ機(iMac - 10.9.5)をセットアップしてアクセスしてみました。


ところがなんとSafariのバージョンではねられる...。orz
自分の10.9.5には"Safari 9.03"が入っているのだが、e-Taxでは以下の組み合わせ以外サポートしていない様子。(10.9の場合Safariは7.1)


日々アップデートされるOSやブラウザーなのに、こんな限定的な組み合わせだけサポートするってどういうことなんでしょ?
MacOS10.9の環境でSafari7.1を入れている人ってそんなにいないような気がするのですが...。

結局またSafariのエージェント情報ごまかしてサイトへアクセス。
MacBook(Late2007)で入力した確定申告情報をiMacで読み込みなおして最終送信画面をクリアし、なんとか2015年度分の確定申告は完了することが出来ました。


しかし毎年必ずなんらかの障害が発生する"e-Tax"。
もう少し敷居の低い万人向けなシステムにならないものでしょうか。

ちなみにMac OS 10.7から"Smart Card Services"がサポートされなくなったようで有志によるドライバーソフトをインストールしないと個人認証カード(住基カード)が利用できませんでした。


結局住基カードも今回でお役御免っぽいし、なんだか無駄が多いシステムですね。

2014年6月10日火曜日

スポーツスターと「排ガス規制」

今回の車検も無事通ったところで、改めて「排ガス規制対策」に対する考察。
あくまでもキャブ車(純正CVキャブ)での「平成11年排ガス規制」に関してだけの考察です、改訂後のさらにキツーい排ガス規制やインジェクション化後の車体には触れませんのであしからず...。


うちのスポーツスターは、2003年製でXL1200Sの最終モデル。
平成10年から250cc以下のバイクで始まった「排ガス規制」は平成11年には250cc以上の小型二輪自動車にも適応されることになり、当然うちのXL1200Sは「平成11年排ガス検査」適応車両となっています。

二輪の小型自動車(大型バイク)「平成11年排ガス規制」では
CO:4.5%以下
HC:2,000ppm以下
の数値をクリアしなければなりません。
ちなみに、平成17年以降大幅に見直しされた「平成19年排ガス規制」での値は
CO:3%以下
HC:1,000ppm以下
となっています。
(ここでほぼキャブ車は絶滅する運命となったようです...)

まぁ、年々規制が厳しくなって行くのは時代の流れでどうにもならないので、うちのスポに永遠に付きまとう「平成11年排ガス規制」についてだけまじめに考えます。w

1996年に発表されたXL1200S(SportSter Sport)は1998年からツインプラグ化(燃焼効率の向上)され、よりいっそうスポーツ性能を高めたモデルになりました。ただ、基本的な構造はそのまま(多分)に2000年以降のモデルでは「排ガス規制」に対応するためのセッティング変更が施されているようです。

実際「排ガス規制」の検査って一番燃焼効率の悪いアイドリング時に計るので、メインジェットのサイズを小さくしたからといってどんな効果があるのか解らないけれど、たぶんミクスチャーなども締め込まれてガソリンの供給は薄目にセットされているのは間違いないと思われます。

他の年式のミクスチャセッティングがわからないけれど、2003年式XL1200Sのノーマルセッティングは以下の通り。
メインジェット:#185
スロージェット:#42
ミクスチャー:全閉から「1-1/8回転」戻し
スポーツスター独特のマフラーは、サイレンサーにはなっているけれど触媒は入っていません。結局は燃調だけで「平成11年排ガス規制」をなんとかクリアしているため、全て純正状態にしても排ガスの数値は合格ラインギリギリでなのです。

純正のキャブセッティングで、ちゃんと発火すれば、間違いなく"CO"(一酸化炭素)の値はクリア出来ます。(メチャクチャガスが薄いですから...w)

ただ問題は"HC"(ハイドロカーボン=炭化水素)で、これはガスが薄過ぎても数値が上がるそうで、「理論空燃費」を越して酸素率が高まっていくと今度はガソリンが発火できない状態に陥ってしまう。
当然失火した状態が発生すると、生ガスが排気されるので当然"HC"濃度が急激に上がってしまうという理屈。


かといってガソリン濃度を濃くすれば"CO"の値が上がってしまうので、対策としては混合比はそのままに「アイドリング回転数を上げてガソリン量を増やす」という戦法を使います。

要は「完全燃焼」されせば"HC"の値は落ち着くのでエンジンが安定して燃焼する回転数までアイドルスクリューで上げちゃえば良いのです。

実際にテスターで測定しながら数値を見てみると、1,000rpm以下の回転数では3,000ppm以上の値を示している"HC"の値も、アイドルスクリューを徐々に締め込んでいくと1,500rpm位で2,000ppmは余裕でクリアし、2,500prmぐらいまで上げると1,000ppmも切るくらいに下がってきます。(ハーレーでアイドリング2,500prmはキツイけどね...)

ユーザー車検時の「排ガス規制」対策としては、「"CO"値を余裕でクリア出来る所まで薄目に振って、あとはアイドリングの回転数で"HC"値をクリアする。」って方法をとればそれほど悩む必要はなさそうです。

【以下参考にさせてもらったサイト】
排気ガステスタの活用方法パート I」(一般社団法人 大分県自動車整備振興会)
車検 排ガス HC CO 調整の傾向と対策」(Lakehill-Garage.com)

2014年5月28日水曜日

2014年 スポーツスター ユーザー車検 (本番)

事前点検で排ガス(HC)の値だけがクリア出来ていない状況だったけれど、本日の1ラウンドに予約を入れていたため早朝から岐阜運輸支局まで出っ張ってきました。

何はともあれ、不安を払拭するため「杉山自動車(テスター場)」さんへ直行。
定番の「光軸」と、リアタイヤが初めての"ミシュラン コマンダー"だったので念のため「スピードメーター」測定。
あとは懸案の排ガス数値測定。

担当してくれたお兄さんは慣れた手つきであっという間に「光軸」を合わせてくれて、続いてスピードメーターもメーター読み"40km"ドンぴしゃでブザーが鳴る。

バイカーの「排ガス検査」依頼がよほど無いのか、

兄さん:「え?このバイク排ガス検査あるの?」
オイラ:「平成11年排ガス規制クリアしないと車検通らんのです...」

といった会話を交わしたあと、テスターのプローブを挿入。w
やはり"CO"は3%程しか上がらないが、"HC"の値はぐんぐん上がっていく。
メーターを見つめながらお兄さんがおもむろに

兄さん:「このバイク、アイドリング上げられる?」

と、聞いてきたので、待ってましたとばかりにアイドルスクリューを締め込んでいく。
2,000回転ぐらいまでアイドリングを上げたところで

兄さん:「バイクの検査基準値知らんけど、これなら十分通るよ」

との事。テスター覗き込むと900ppm代の数値になっている。自動車の規制値が"1,200ppm"なので、そこをクリアするようにアドバイスしてくれたようだった。

ここ二日ばかりもやもやしていたものがこれで一気に晴れた。これなら楽勝で検査をクリア出来る。事務所の窓口でテスター代「1,080円」を支払って、ルンルン気分で岐阜陸運支局へ向かう。

正直2,000回転なんて、普段街乗りしている時の回転数だ。ww
さすがにアイドリングの時から2,000回転も回してると鬱陶しすぎるので、1,500回転まで落として検査を受けることにした。(1,200回転以上回せば2,000ppmはクリア出来そうだったが、余裕無いのも怖いのでね)

継続検査の書類一式を購入すべく"自動車会館"の「10番窓口」へ向かったものの、まだ事務窓口が開いていない...。orz(窓口業務は8:30からなのだが、この時点で8:25分)
数分待って「書類一式」と「検査費用(印紙)」を購入し、隣の「11番窓口」で「重量税(印紙)」を支払う。

その後「陸運支局」の建物に入って書類の記入を済ませ「8番窓口」へ提出。
(詳しい事務手続き内容は「2012年 スポーツスター ユーザー車検(本番)」をどうぞ)

全ての書類にハンコをもらっていざ検査レーンへ。


窓口も一番最初だったし、かなり早く検査レーンへ入れるかと思いきやすでに数台のトラック&バイクが並んでる。(′Д`)
しかもこの時点で8:50分、検査が始まるのは9:00から...。
結局検査レーンに入れたのはそれから30分ほど経ってからだった。

検査棟前で今回もしっかりメジャー測定されました。
入ってすぐ排ガス検査。念のため「空ぶかし数秒」後プローブ挿入。CO,HC共に「○」
続いてフロントブレーキテスト。「○」
次にリアタイヤをローラにセットしてスピードメーターテスト。「○」
そのままリアブレーキもテスト。「○」
少し前進して光軸検査機のラインに停車し光軸テスト「○」
(アイドリング上げてるせいで吹かさなくても光量もバッチリw)

検査の所要時間15分ほど。三回目にしてやっと一発合格達成です。
あとは検査棟出口の窓口でハンコをもらって陸運支局の「7番窓口」へ書類提出。

数分ほどで「6番窓口」で新しい車検証とシールが交付され全ての作業は完了です。
今回の車検諸費用は以下の通り。

  • 自賠責保険料:13,640円
  • 自動車重量税:3,800円
  • 検査手数料:1,700円
  • テスター場費用:1,080円

の、合計20,220円となりました。


三回目にしてやっといろんなコツをつかんだ感じです。
久しぶりの清々しい気持ちで帰途につきましたとさ。めでたしめでたし。

【追記】
吸気系のセッティングはノーマル状態で挑みましたが、やはりガスは異常なほど薄くなっていたように思います。
車検前夜に再点検した時に見た真っ白に焼けたプラグや、陸運支局までの往復高速走行中に感じた普段では感じない内股への熱気。


車検当日は「今年一番の暑さ」と気象情報も出てたけど、それでも5月だというのに帰宅時に見たオイルタンクの温度計は100度近くまで上がってる。(′Д`)


こりゃ太股も熱いわけだ...。
これはガスが薄すぎて高温燃焼してる状態に違いない。さっさと濃い目に燃調しないとエンジンにダメージ与えそうです。

2014年5月22日木曜日

2014車検前点検整備(2)

懸案だった「奈良ツーリング」も無事走り終え、いよいよ本格的に車検の準備に取りかからねばなりません。

先ずは「自動車税」の納税と「自賠責保険」の継続加入です。
前回(H24年)の保険料は前々回より少しだけ値上がりして"14,110円"(24ヶ月)でした。

平成25年4月1日にまた保険料の改訂があって全体では平均13.5%の値上げだったものの、小型二輪(251cc以上)に関してだけは異例の値下げとなって、今年の自賠責保険料は"13,640円"(24ヶ月)で済むようです。

これもバイク乗りの走行マナーが優秀であったたまものかと思われます。(事故が多発して保険の支払いが多くなれば負担金も増えますのでね)

今後も保険料が上がらないように無事故(無違反)を心がけていきましょう。ww
ただ、250cc以下の"軽二輪"では自動車と同じく値上げとなっていますのであしからず...。

ちなみに「自賠責保険」の再加入には「車検証」と現在加入中の「自賠責保険証明書」が必要です。
保険の満了日は車検の満了日と一緒なのだが、車検が失効するのは24時に対して保険の失効は12時との事。(なぜにそんな仕組みになってるのか疑問ですが...)

もし無保険で車両運行してしまったりすると...
たとえ事故を起こさなくても、自賠責保険(共済)に未加入で運行した場合は1年以下の懲役または50万円以下の罰金、自賠責保険(共済)の証明書を所持していなかっただけでも30万円以下の罰金が科せられます。 また無保険での運転は交通違反となり違反点数6点が付され、即座に免許停止処分となります。 (国土交通省のページより引用)
という厳しい罰則があるようなので要注意です。
自賠責保険(共済)の証明書を持っていなかった場合でも「30万円の罰金」になるそうなんだけど、スポーツスター乗りの皆さんはどうやって携帯してるんでしょ?

2014年2月25日火曜日

iPhoneをSoftbank Online-shopで機種変

妻の"iPhone4s"がやっと割賦割の期間を終えたので"iPhone5s"へ機種変更することになった。(2月13日から10,000円のキャッシュバックキャンペーンも始まったしね)


音楽も聴かないしゲームもしない、アプリだってほとんど購入したこともないのだけれどなぜか最新機種に変えたがる。
さらに4sが16GBで余裕で余っているディスク容量は今回32GBの5sモデルをチョイス。w

実のところ一番機種変更を望んでいるのはオイラのお古である"iPhone4"を使っている中学生の二女がせめて4sに変えたくてしょうがないのです。
5sも何時かはお古でまわってきた時にさすがに16GBじゃ足らない可能性はあるので32GBモデルくらいは選んでおいた方が良いのかもしれない。

ところでそんな前振りはどうでも良くて、今回は初めてSoftbankのオンラインショップを利用してみたという話。

正直"携帯ショップ"の無駄に時間のかかりすぎる事と、あれほど「抱き合わせ販売はしていません」って言うわりに必ずおかしなオプションを付けさせる販売方法にウンザリしてしまっているので、今回は機種変だけだし初めてオンラインで手続きしてみることにした。

一回のアクセスで購入出来るのかと思ったら、最初のフォームは予約だけ。
まさか在庫数が把握できていないわけはないだろうし、結局事務員さん(人間)が処理するようになっているんだろうな...。(夜中でなく午前中だったらすぐ本手続きのメールが来たのかもしれない)

最初は予約受付番号だけのSMSが届いて、翌日またSMSで本予約へのサイトへ誘導するメールが届いた。
予約情報から個別に生成された専用URLかと思いきや、なんてことは無い単なる注文フォームへのURL。

とてもじゃないけどiPhoneの小さな画面に仮想キーボードでちまちま入力していられないので送られてきたURLにiMacのSafariから直接アクセス。
特に契約内容の変更もないので十数分ほどのフォーム入力で全ての手続きは完了。

最短でも1時間ほど費やす携帯ショップの手続きとは雲泥の差だ。
あげくに「このオプションは○○日以降にお客様で解約して下さい」とか、「今月いっぱいは解約しないで下さい」とかおかしな手続きしなくても良いし、精神的なストレスもない。

多分一番時間がかかったのは妻に"暗証番号"(4桁の数字)を思い出させる時間だったと思う。ww

あとは自宅にiPhoneが届くのを待ってバックアップデータを流し込むだけ。
データ移行のトラブルシューティングは人のiPhoneでバッチリ習得済みだし、どーんと来い。w(自分のiPhoneでは過去3台ともトラブル知らず)

P.S
ところでオーダーフォームの中には「キャッシュバックキャンペーン」の申込みなどに絡む項目がなかったけれど、ちゃんと後から案内してくれるんですよねぇ?
そこだけがちょっと心配。orz

2013年12月11日水曜日

デスクスタンドライト破損

ここ1週間ほど、作業机で利用していたライトスタンドが「ジージー」唸るようになっててうるさかったのだが、一昨日の晩突然「パン!」という破裂音とともにランプが消えてしまった。かすかな基板の焼けるような臭いとともに...。

蛍光灯の寿命にしては「いままで聞いた事のない断末魔だな」、と思いつつ翌日近くの家電量販店へ蛍光ランプを購入しに出かけたのだが、このスタンドに採用されてる蛍光管が"ツイン蛍光灯 27型"というタイプの物で1,500円ほどする。

もしかすると蛍光管の寿命じゃないかもしれないという一抹の不安もあったのだが、確認するためにはやむを得ない。
自宅へ戻って取り付けて見たが、不安は的中しランプは点灯しないまま。orz
よく見ると蛍光灯の差し込み口の樹脂が経年劣化のせいでところどころ割れているし、どうやらスタンドの回路が破損してしまった様子だ。

蛍光管は一度交換した覚えはあるが、スタンド自体は自宅へ出戻った時に購入した物なのでかれこれ20年以上は使っているものになる。この際LEDの省エネタイプの物に交換しても悪くない。
問題はついさっき買ってきた"ツイン蛍光灯"で、特殊な形状の物だし他に流用が利かない。

家電量販店へとんぼ返りし、事情を説明して「照明本体購入するから返品させて」とお願いすると快く承諾してくれた。
取りあえずその場の在庫がある物の中で決めなければならない状況になったのだが、パナソニックの"SQ-LD520-S"というiMacのカラーリングと相性の良さそうなスタンドがあったので即決しちゃいました。
スタンドタイプとクランプタイプがあるけれど、今まで同様机の上のスペースを有効利用出来るクランプタイプをチョイス。

LEDランプは蛍光ランプより白さが際立つけれど、以外とまぶしくない。4段階の明るさ調整機能(メモリ)もあって、作業によって明るさを変えられるのは便利。
あと、可動部が多いアームは思った場所にセット出来るのも良かった。

一点今までより利便性が悪かったのは明るさ調整ボタンと一緒に配置されている「オン/オフ」ボタンの位置。
スタンドタイプなら良いのだろうけど、クランプタイプで机の隅の方に固定したりしているとボタンにアクセスしにくい。

自分のデスクだと、モニターの後ろ側にセットしていたので全くボタンにアクセス出来なかった。やむを得ずデスクサイドに取付を移動させました。

明るさも十分だしスマートなデザインのデスクスタンドでおすすめ。

【追記】
廃棄ついでにばらしてみました。
案の定コンデンサーのパンクが故障原因でした。