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2012年9月22日土曜日

VMwareゲストのフラグメンテーション

サーバーも仮想化技術が進んだお陰で、保守や引っ越しなどが格段に楽になった今日この頃。

今週末は調子の悪くなったサーバーの引っ越し作業にすったもんだして、二晩連チャンの徹夜作業になってしまった。

木曜日の夜の作業で、サーバーを別のサーバーへそっくり引っ越す作業だったのだが、4GBのデータを移動させるのに通常であれば2〜3時間程度で終わるはずなのに朝(8時間経過)になっても半分も取り出せない。

結局、クライアントのサーバーを日中止めるわけにも行かないので、作業を中断しグダグダのサーバーのまま再度運用再開。orz

実質"300MB/時間"程度しかデータの読み出しが出来ていない状態。(T_T)
ビットレート換算だと680Kbps程度か? 10Mbps帯域保証のネットワーク回線でのコピーが680Kbpsってどういう事??

で、原因を突き詰めていってどうも怪しいのは"VMware"の仮想ボリュームという結論に。
大半のWebサーバーはParallelsの仮想化ソフトで管理しているのだが、いくつかのサーバで"VMware Server"を利用して仮想サーバーを構築している。

無償のソフトウェアを使っておいて文句言う筋合いじゃないのだろうけれど、特にSQLなどのデータベースが頻繁に読み書きするWebサイトを"VMware Server"上に構築すると、時間と共にレスポンスが段々悪くなってくるみたいだ。

どうやら細かな読み書きが多発するコンテンツは"VMware"ゲストの仮想ボリューム(.vmdkファイル)がかなり重度なフラグメンテーションを起こすらしい。

このフラグメンテーションが進んでいくと、CPUもメモリも十分余裕があっても、HDDの応答待ちだけでかなり時間がかかるようになってくる。
結局サーバーがグダグダなのは、サーバーリソースなどの問題ではなく、"WMware"の仮想環境にあったわけでした。

ただ、容量が変動する仮想ディスクでなく、固定の容量で構築していればこのような酷い状態にはならないようで、構築時にしくじっていたという事実も判明。

いずれにしても中身を抜かないと再構築も行えないので、翌日の晩にリベンジの引っ越し作業を敢行。

まずはHDDの読み出し速度を正常化させないと仕事にならないのでホストへ"ssh"でログインした後メンテナンスコマンド(-d)で仮想ディスクのデフラグを実行。
# vmware-vdiskmanager -d [ゲストOS名].vmdk
20GBほどの仮想ボリュームは15分ほどでデフラグ完了。(早!!)

早速マイグレーションでコンテンツの引っ越しも実行。
「うん、普通に転送速度が出るようになった。これなら3時間もあれば全ての作業は完了できる。後はマイグレーション完了後にDNSを書き換えて新しいIPへ振るだけ...。」
の、予定だったのだが前日の徹夜がたたって、うたた寝...。ww

気付いたときには、すでに5時近くになっている。
慌ててDNS書き換えたものの、2時間ほど経ってもレコードのキャッシュを書き換えてくれないDNSもチラホラ...。(自宅のフレッツ光-NTTPCもそうだった)

しょうが無く、古いIP側のhttpdも動かして"vhost.conf"にProxy転送設定を書き込んで強制的に新しいIPへ転送する事に。
ProxyPass / http://[新しいIP]/
ProxyPassReverse / http://[新しいIP]/
久しぶりに冷や汗ものもサーバー引っ越し作業となりました。
その後、娘の運動会会場へ出向きテントの下で爆睡してしまいました。orz

【追記:備忘録】
デフラグ前に使用する"vmware server 2.0"用コマンドライン

・ゲスト一覧取得
# vmware-vim-cmd vmsvc/getallvms

・ゲストOS起動
# vmware-vim-cmd vmsvc/power.on [VM id]

・ゲストOS停止
# vmware-vim-cmd vmsvc/power.off [VM id]

・ゲストOS再起動
# vmware-vim-cmd vmsvc/power.reboot [VM id]

・ゲストOSサスペンド
# vmware-vim-cmd vmsvc/power.suspend [VM id]

2012年1月29日日曜日

LION環境への移行(Leopard on Lion)

年越しと同時にメイン作業環境をLionへと全面移行するはずだったのだが、これがイマイチ予定通りに進んでいない。

と、いうよりか一番仕事で多用するCADソフトのLion対応バージョンがバグバグで、まともに使えないのだ...。(ToT)

メーカーにフィードバックして対応してもらうしかないんだけど、まともなビルドになるのは何時になることやら....。

一つの対策としてはこんな事もあろうかと購入しておいた"Snow Leopard"のパッケージでiMacを再セットアップし直してしまう方法もあるんだけど、Lionのインターフェースが思いのほか楽しくて、もうダウングレードしたくない。w(iCloudに移行してしまった事もあるしね)

そこでLion上でRossetaを動かす裏技が無い物かと調べてみると、なんと"VMware Fusion4"がMac OSをサポートしている事に今頃気付く。(^_^;

これは灯台下暗し。
もともと、たま〜に必要になるWindowsでの作業をMac Book上に"VMware Fusion"で構築していたのだが、使う予定も無いのに昨年のキャンペーンで新バージョンの"VMware Fusion4"をポチってしまった事が幸いした。

しかも、クライアント版Mac OS X 10.5と10.6がゲスト構築出来る唯一のバージョン4.1.0のDiskImageも手元にある。
取りあえずこれを使ってLion上でRossettaを動かせる環境を作ってみる事に。

「新規作成」から"新規仮想マシンの作成"を実行し、そのまま"10.6 Snow Leopard"DVDを挿入するとインストールOSのバージョンを聞いてくる。ここが最新版の4.1.1では、"10.5"と"10.6"のServer版しかインストールさせてくれないのだが、4.1.0ではクライアント版も選択出来るようになっている。(ライセンスの問題でAppleから止められたんだろうなと想像する、今日現在まだ入手できるサイトも発見したんですけどね...w)

インストールを実行してそのまま放っておくと、慣れ親しんだMac OS インストール画面が現れる。初回は何故かインストール途中で急にリブートがかかって失敗したのだが、再トライで無事にセットアップ完了。そのままついでに10.5もインストール。

便利な時代だねぇ、Mac OS上の仮想環境で別バージョンのMac OSを稼働出来る様になった。 残念ながらTiger(10.4)を動かす事は出来ないようなので、Classic環境(OS9)を稼働させる事は無理のようだ。


どうしてもデータ互換の関係で、Illustrator5.5やPhotoshop6の当たりを動かしたいのであれば、Sheepshaverなどのエミュレーターを利用して構築した方が幸せになれそうだけど、まだうちにはPowerMac G4などの実機があるのでそこまで頑張ってやる必要ないよね。(遊んでみるには面白そうだけど...)

せっかくLion上で稼働出来る様になった"Leopard" と "Snow Leopard"だけど、これがまた少し問題があって、Apple純正のJISキーボードをUSキーボードとして認識してしまう事と画面描写のパフォーマンスが悪くてグラフィックソフトの描写レスポンスが悪くなってしまう事。

キーボードはどうにかなるけれど、画面描写はCADソフトなどでは致命的かも。
せめてWindowsのゲスト環境で有効になるグラフィックアクセラレーターと同等のものが機能すれば良いのだろうけれど、4.1.1でMac OS(クライアント版)をサポートしなくなった所を見ると、今後アップデートで機能強化される事は期待出来ないし...。

ちなみにゲスト環境に"VMware Tools"をインストールしないと、画面解像度が"1024×768"固定になってしまうので、さっさと組み込みましょう。
理想としてはユニティモードで動いてくれるとアプリのウィンドウだけで済むんだけどなぁ...。デスクトップいくつも要らないし..。www


まぁ本来からいえばLion版のソフトウェアがまともに使えるようになれば必要ない事なので、当面の繋ぎとしては十分使える環境だと思う。

Core i7にしておいた事で理論的には8Core分使えます。仮想環境に2Core割り当てても余裕で処理出来る。合わせてメモリも16GB乗せてあるのでよほどの事がない限りメモリ不足もなさそうだ。