ゴールデンウィーク最終日。
明日納品期日の仕事をなんとか午前中に片付けられたので、しばらく前からリアブレーキの引きずりに悪戦苦闘している友人のガレージに顔を出してきた。
ツーリングでの高速走行中にリアブレーキの引きずりが始まりだし、真っ赤になったローターから出火したという大ピンチから奇跡の帰還を果たした1980年前期のFLH。
マスターのリビルドからキャリパーのオーバーホールまで一通りやったらしいのだが、それからも市内から出られないほどの距離しか走れない(引きずりが始まる)らしく、再度バラバラ状態になっていた。
バラされたキャリパーを見てもあきらかにおかしい。既にピストンがかなり出っ張っている状態。
組んだ状態で既にローターを挟み込んでしまうくらい飛び出ている...。
ブレーキペダルを踏み込んで見ると傾きながらピストンが動くし、これも気持ち悪い。
前期型バナナキャリパーの複雑なピストンはなんとなくポットの中に正しいハメ合いで収まっていない感じだ。
取りあえずピストンを押し込もうと、ブリーダーボルトを緩めてシャコ万で挟んでも戻らない...。
キャリパーをブレーキラインから外して万力に挟んでも戻らない...。orz
これはね。根本的におかしいです。
3時間ほど二人で格闘したけれど、どうにも原因が特定出来ず本日はギブアップ。
ネットで調べてもバナナキャリパーの「引きずり」は持病のようだし、メンテナンスにかなりノウハウが必要そうなのでまた一からやり直すって事でお開き。
バナナキャリパーにこだわらなければ簡単なんだろうけど、まだまだトンネルは長そうです。
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